Excelガントチャートつくり方

プロジェクトマネジメントで進捗管理を行う上でよく使われるガントチャート。

こちらもエクセルのグラフ機能を用いて作成することが可能です。

ガントチャートがあると、文字や数字だけよりも視覚的に計画や進捗がわかりやすくなります。

今回はそんなガントチャートをエクセルで作成する方法についてまとめてみました。

ガントチャートとは?

1910年代に、アメリカ人の機械工学者であり経営コンサルタントでもあったヘンリー・ガントによって考案された。
プロジェクトを管理するために、プロジェクトの各段階を細かく作業単位まで展開し(Work Breakdown Structureを参照)Tree構造で階層表示、全体の作業の流れおよび進捗状況を表したものである。縦軸でWork Breakdown Structureを表し作業内容・担当・開始日・終了日・作業間の関連等を置き、横軸に日時(時間)をとって、横棒で行う期間及び進捗状況等を視覚的に示した図である。各作業の開始・終了時期、作業の流れ、進捗状況などが把握しやすくプロジェクト管理者やメンバーにとって非常に有効な管理手段である。

参照元:ガントチャート – Wikipediaはてなブックマーク _%%TITLE

ガントチャート作成方法37ステップ

エクセルで作成するために37ステップになります。

前提

最初に予めガントチャートのもととなる表を用意しておきましょう。

最低限必要な要素は下記の通りです。

  • タスク名
  • 開始日
  • 日数(工数)

これはあくまでもガントチャートのグラフ作成の上での最低限必要な要素です。
実際のプロジェクトマネジメント上は、終了日や必要工数(時間見積もり)、担当者などの要素も一般的には必要になります。

ガントチャート作成方法①

ちなみに、上図のサンプルではD~F列は予め書式設定でセルの表示形式を変更しております。
実際にセルに入力されているのは“数値”です。

文字列はグラフのデータ系列に正しく反映されません。

サンプルのタスク一覧は私がブログ記事をアップするまでのタスクを分解したものです(^_^;)

ガントチャート作成方法②

D・F列は上図の通りの形式(”yyyy/mm/dd(aaa)”)、E列は”0日”で設定しています。

ガントチャート(グラフ)作成手順

それでは順番に解説していきます。

ガントチャート作成方法③

1.「挿入」タブをクリック
2.リボンの[グラフ]→「積み上げ横棒」クリック
3.挿入されたグラフエリアを任意の大きさに調整
 (四隅にマウスのカーソルを合わせてドラッグ)
4.グラフエリア内でマウス右クリック

ガントチャート作成方法④

グラフエリアの編集メニューが表示されます。

5.「データの選択」クリック

ガントチャート作成方法⑤

[データソースの編集]ウィンドウが表示されます。

6.[凡例項目(系列)]の「追加」をクリック

ガントチャート作成方法⑥

[系列の編集]ウィンドウが表示されます。
ここでは表の「開始日」のデータを選択します。

7.[系列名]はD1の見出しを選択
8.[系列値]はD2:D8の範囲を選択

ガントチャート作成方法⑦

6~8の工程と同様に表の「日数」のデータを選択します。

9.[系列名]はE1の見出しを選択
10.[系列値]はE2:E8の範囲を選択

ガントチャート作成方法⑧

[データソースの編集]ウィンドウに戻ります。

11.[横軸(項目)ラベル]の「編集」をクリック

ガントチャート作成方法⑨

[軸ラベル]ウィンドウが表示されます。
ここではタスク名を選択します。

12.C2:C8の範囲を選択

ガントチャート作成方法⑩

ワークシートに戻ります。
続いて横軸が日付で見にくくなっているので調整です。

13.グラフの横軸の上でマウス右クリック
14.「軸の書式設定」をクリック

ガントチャート作成方法⑪

[軸の書式設定]ウィンドウが表示されます。
横軸の数値を設定します。

15.「最小値」~「補助目盛間隔」を任意の数値に変更

  • 最小値:開始日の一番最初の日付
  • 最大値:終了日の一番最後の日付
  • 目盛間隔:グラフに表示したい日付単位(サンプルでは2日単位です)

ガントチャート作成方法⑫

16.「表示形式」をクリック
17.任意の表示形式を選択or入力
18.「追加」クリック→「閉じる」クリック

ガントチャート作成方法⑬

ワークシートに戻ります。
今度は、縦軸が表とグラフでは表示が上下逆になっているので調整します。

19.グラフの縦軸の上でマウス右クリック
20.「軸の書式設定」をクリック

ガントチャート作成方法⑭

[軸の書式設定]ウィンドウが表示されます。

21.「軸を反転する」にチェック
22.「横軸との交点」の「最大項目」を選択→「閉じる」クリック

ガントチャート作成方法⑮

ワークシートに戻ります。
「開始日」のデータ系列の塗りつぶしをなくします。

23.「開始日」のデータ系列の上でマウス右クリック
24.「データ系列の書式設定」をクリック

ガントチャート作成方法⑯

[データ系列の書式設定]ウィンドウが表示されます。

25.「塗りつぶし」をクリック
26.「塗りつぶしなし」を選択→「閉じる」クリック

ガントチャート作成方法⑰

ワークシートに戻ります。
続いて「凡例」を削除します。

27.「凡例」の上でマウス右クリック
28.「削除」をクリック

ここまででだいぶガントチャートになってきたので、後は好きな設定に変更するのみです(・∀・)
参考までにここからはサンプルで設定した内容の解説です。

ガントチャート作成方法⑱

29.「日数」のデータ系列の上でマウス右クリック
30.「データ系列の書式設定」をクリック

ガントチャート作成方法⑲

[データ系列の書式設定]ウィンドウが表示されます。

31.「要素の間隔」を任意の値へ変更
  (初期値150%からサンプルでは75%へ変更)

ガントチャート作成方法⑳

32.「塗りつぶし」→任意の塗りつぶしへ選択
 (サンプルでは「塗りつぶし(グラデーション)」へ変更)

ガントチャート作成方法㉑

33.「影」→任意の影を選択
 (サンプルでは「影外側」下へ変更)

その他、好きな設定へ変更した上で「閉じる」クリックでウィンドウを閉じます。

ガントチャート作成方法㉒

もし、担当者やタスクなどで特定のデータを強調したい場合は、以下の工程で調整します。

34.任意の系列データを2回クリック
35.34のデータの上でマウス右クリック
36.「データ要素の書式設定」をクリック
37.31~33を参考にして任意の設定へ変更

ガントチャート作成方法㉓

こちらが上記工程で完成したガントチャートです。

まとめ

ガントチャートは意外とエクセルで表現しようとすると、細かな設定をいくつもするので大変ですね。

しかし、一旦設定できてしまえば慣れ親しんだエクセルでいかようにでも変更・修正が可能なのがプロジェクトマネジメントの専用ソフトに負けないところです。

また、金銭的・規模的に専用ソフトを導入するのが難しい個人の方や中小企業の方にもエクセルならば導入のハードルがかなり低いです。

ご参考になれば幸いです(・∀・)

サンプルファイル

【サンプル】ガントチャート

上記工程で作成したサンプルファイルです。
ダウンロードして設定されたところを確認してみてください(・∀・)

参考書籍

上記の書籍を参考に今回のサンプルおよび記事を作成しました。
ガントチャート以外にもさまざまなグラフ作成方法が紹介されているのでおすすめです(・∀・)

ちなみに最新版はExcel2010にも対応してかつテクニックも101から140に増えています・・・。
私も買いなおそうか検討します(^_^;)

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