
先日スパークラインの「表示」について解説しました。
【Excel2010】スパークライン設定・編集テクニック③「表示」 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
今回はスパークラインの「スタイル」について解説していきます。
操作手順
- スパークラインのセルを選択
- スパークラインツール「デザイン」タブをクリック
- 任意のスタイルを選択
スタイルの解説
スパークライングループの視覚的なスタイル
最初は6種類しか表示がありませんが、下図の通り「▼」の部分をクリックすると基本的なスタイルとして36種類の色を選択することが可能です。
いちいち色の設定をせずにワンタッチでイメージに合う色を選択できるのでほぼこちらの機能で事足りることの方が多いと思います。
なお、折れ線・縦棒・勝敗のそれぞれ36種類用意されています。
折れ線 |
縦棒 |
勝敗 |
スパークラインの色
スパークラインの線の色や太さを変更したい場合、下図の通り「スパークラインの色」の「▼」をクリックします。
セルの文字や塗りつぶしの色を変更する際と要領はいっしょです。
太さはオートシェイプやグラフの線の太さを変更する際と要領はいっしょです。
スパークラインの太さを変更できるのは「折れ線」の場合のみです。
マーカーの色
スパークラインのマーカーの色を変更したい場合、下図の通り「マーカーの色」の「▼」をクリックします。
頂点や始点などの細かく設定が可能なため、マーカーすべてだけでなく、強調したいところで色を変えることができます。
こちらもセルの文字や塗りつぶしの色を変更する際と要領はいっしょです。
マーカーの色を設定できるのは「折れ線」の場合のみです。
色の設定をした部分にスパークラインツール「デザイン」タブ中の「表示」の該当部分に自動でチェックが入ります。
まとめ
今回解説したスタイル部分はスパークラインの見た目を整える機能ですので、表のイメージと合わせたり、より強調できるような色合いにするなどの工夫が可能になります。
意外と思った以上にパッと見の印象で伝わりやすさ・わかりやすさは変わりますので、時間をかけすぎない範囲で相手により伝わりやすい設定を工夫してみましょう。
次回以降はスパークラインの軸などの設定に関して解説していく予定です。