前回はExcelでヒストグラムを作成する前の準備事項10点についてシェアしました。
Excelでヒストグラムを作成する前の準備事項10点 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
この準備事項を生かしてヒストグラムを実際に作成に移っていきます。
引き続き自分自身の備忘録としてExcel2010の「分析ツール」アドインでヒストグラムを作成する方法をまとめましたのでシェアしていきます。
Excel2010の「分析ツール」アドインでヒストグラムの作成手順
- 「データ」タブをクリック
- 「データ分析」をクリック
ここまでで「データ分析」ダイアログが表示されます。
3. 「ヒストグラム」を選択
4. 「OK」をクリック
「ヒストグラム」ダイアログが表示されます。
5. [入力範囲]はヒストグラムにしたい対象データを選択(今回は体重)
6. [データ区間]はヒストグラムのデータ区間を選択
7. [出力オプション]で任意の出力先を選択(今回は「新規ワークシート」を選択)
8. 「グラフ作成」にチェックを入れる
9. 「OK」をクリック
なお、6.のデータ区間の用意の仕方は前回記事をご参照ください。
Excelでヒストグラムを作成する前の準備事項10点 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
無事新規ワークシートにヒストグラムが出力されました!
ただし、このままだと見栄えがよろしくないのでお好みで整えていきましょう。
【参考】出力されたヒストグラムのグラフを整える方法
1. グラフを好きなサイズへ調整
次に、グラフのデータ系列の中に「次の値」も入っているためデータ範囲から外します。
2. データ系列のいずれかを選択
3. 「データ区間」「頻度」それぞれの囲み線をドラッグし「次の値」を外す
続いて、ヒストグラムは縦棒が隣接しているのが一般的なために調整します。
4. (データ系列が選択されたまま)マウス右クリック
5. 「データ系列の書式設定」をクリック
「データ系列の書式設定」ダイアログが表示されます。
6. [要素の間隔]を0%にする
7. 「閉じる」をクリック
グラフのレイアウトもお好みで変更しましょう。
8. グラフツール「デザイン」タブをクリック
9. 任意のスタイルを選択(今回は「スタイル18」を選択)
最後に「凡例」が不要なために非表示にします。
10. 「凡例」をクリック
11. 「Delete」キー
体裁の整ったヒストグラムが完成しました!
まとめ
慣れないうちは手順が多いために作成に若干時間がかかりますが、ヒストグラムは視覚的に数値のばらつきを把握できるので応用範囲はとてつもなく広いです。
まだまだ統計分析の初歩ですが、実際に自分の手を動かしながら分析できると仕事のでもどんどんと応用できそうでワクワクしますね!
今後は、相関や散布図、回帰分析なども自分の気になる分野をサンプルに練習していき今回同様備忘録代わりに記事に起こしていく予定です。
ご参考になれば幸いですm(_ _)m