収入や支出など、対比するデータの傾向などをうまく表現したい場合、ひとつの手段としてグラフ化があります。
今回は縦棒グラフを応用し、対比するデータを軸を境に上下対称にグラフ化する方法について解説していきます。
事前準備
グラフ作成前に対比させたいデータを2列に分けて用意しておきます。
今回は考えやすい「収入」と「支出」の2つにしました。
その他、売上・原価、正答数・誤答数など相反するデータなら応用は可能です。
操作手順
- グラフ範囲を選択
- 「挿入」タブをクリック
- 「縦棒」をクリック
- 「集合縦棒」をクリック
ワークシート上にグラフが作成されました。
5. 系列を選択の上マウス右クリック
6. 「データ系列の書式設定」をクリック
「データ系列の書式設定」ダイアログが表示されました。
7. [系列の重なり]を「100%」に変更
8. 「閉じる」をクリック
ワークシートに戻ります。
9. 横軸を選択の上マウス右クリック
10. 「軸の書式設定」をクリック
「軸の書式設定」ダイアログが表示されました。
11. [軸ラベル]を「下端/左端」に変更
12. 「閉じる」をクリック
ここまでで最低限の要素は満たすことができました。
あとはお好みで「要素の間隔」や「凡例」の場所、軸の目盛など微調整して完成です(・∀・)
まとめ
グラフで対比するデータを表すと視覚的にわかりやすくなります。
表で詳細の内訳を明示するのと併せていっしょのワークシートに掲載しておくと、なおわかりやすくなりますね(・∀・)
よりいろいろなグラフを作成してみたい方や、詳しい方法を知りたい方は「達人が教える Excelグラフテクニック101」を読んでみてください。