【Excel2010】スパークライン設定・編集テクニック⑤「グループ」(前半)

【Excel2010】スパークライン設定・編集テクニック⑤「グループ」(前半)

先日スパークラインの「スタイル」について解説しました。

【Excel2010】スパークライン設定・編集テクニック④「スタイル」 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

今回はスパークラインの「グループ」の「軸」の設定について解説していきます。

操作手順

スパークライン⑤-①

  1. スパークラインのセルを選択
  2. スパークラインツール「デザイン」タブをクリック
  3. 「軸」をクリック

この時点で表示されているメニューごとの詳細は下記に順番に記載していきます。

横軸のオプション

スパークラインの横軸についての設定部分です。

軸の種類(基本)

デフォルトはこちらになっています。

スパークラインの範囲にあわせてグラフが表示されます。

軸の種類(日付)

スパークラインの範囲の他に、通常のグラフと同じように日付の範囲を選択できます。

実際、「スパークラインの日付の範囲」ダイアログが表示されます。

スパークライン⑤-②

こちらを設定しておくと、設定した日付にあわせてスパークラインのグラフが表示されるようになります。

スパークライン⑤-③

試しに上図のように、ひとつだけ他より離れた年度を入れておくと、スパークラインのグラフが日付分離れて表示されます。

軸の表示

「0」を基準に横軸の線が表示されるようになります。

スパークライン⑤-④

正負両方の値が範囲となる場合に使うとわかりやすく表示できます。

データを右から左にプロット

スパークラインの元データの範囲の並びとスパークラインのグラフの並びが左右逆に表示されます。

スパークライン⑤-⑤

縦軸の最小値のオプション

縦軸の最小値を設定できます。

スパークラインごとに自動設定

デフォルトはこちらの設定です。

基本的にこの設定の方がデータの傾向がわかりやすいので変更しなくても問題ない場合が多いです。

すべてのスパークラインで同じ値

スパークラインのグループとなっているセルすべての縦軸の最小値を揃える設定です。

スパークライン⑤-⑥

上図のようにスパークラインの元データにばらつきがあると、逆にデータの推移がわかりにくくなりますので注意が必要です。

ユーザー設定値

スパークラインのグループとなっているセルすべての縦軸の最小値の値を任意で設定できます。

スパークライン⑤-⑦

「スパークラインの縦軸の設定」ダイアログに任意の値を入れます。
今回は「0.0」を入れました。

スパークライン⑤-⑧

上図のようにすべて「0.0」が最小値に設定されます。

縦軸の最大値のオプション

縦軸の最大値を設定できます。

スパークラインごとに自動設定

スパークラインのグループとなっているセルすべての縦軸の最大値を揃える設定です。

すべてのスパークラインで同じ値

スパークラインのグループとなっているセルすべての縦軸の最大値を揃える設定です。

スパークライン⑤-⑨

ユーザー設定値

スパークラインのグループとなっているセルすべての縦軸の最大値の値を任意で設定できます。

スパークライン⑤-⑩

「スパークラインの縦軸の設定」ダイアログに任意の値を入れます。
今回は「130,000,000」を入れました。

スパークライン⑤-⑪

上図のようにすべて「130,000,000」が最大値に設定されます。

スパークラインの元データのばらつきが小さい場合には最小値とあわせてユーザー設定しておくとわかりやすくなります。

まとめ

基本的に通常のグラフの軸の設定と似ているので覚えやすいと思います。

データの大きさやばらつきに応じていろいろ設定を試してみてくださいね。