ROUNDDOWN関数で小数点以下を切り捨てる方法

前回は、ROUNDUP関数で小数点以下を切り上げる方法について解説しました。

ROUNDUP関数で小数点以下を切り上げる方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

ROUND系の関数では、他に「切り捨て」を行なうためのROUNDDOWN関数もあります。

たとえば、消費税額を計算する場合など、基本的に小数点以下の端数は切り捨てと定められているのが一般的のため、請求書や見積書などで大活躍する関数の代表といえます。

特に2014年4月から消費税率が5%から8%に上がったために今一度Excelで金額計算をしていた方々は触れたこともある方も多いと思います。

ということで、今回はROUNDDOWN関数で小数点以下を切り捨てる方法について解説していきます。

ROUNDDOWN関数の基本構成

ROUNDDOWN(数値,桁数)

数値

切り捨てを行なう対象の数値を指定します。

この部分は直接数値を入力してもセル参照(単独セルのみ)でも良いです。

数値として返れば、四則演算やその他関数でも指定可能です。

桁数

切り捨てを行なう位置を数値で指定します。

この部分は直接数値を入力してもセル参照(単独セルのみ)でも良いです。

ちなみに”0″にすると小数第一位が切り上げの対象となります。(ROUNDDOWN関数の返り値が整数となる)

“0″以外の数値については、桁数が正の値の場合は小数点以下の方向に、負の値の場合は整数部分の方向に向かってそれぞれ数値の数だけ切り捨てする桁が動くことになります。

【例1】桁数が2の場合:切り上げの対象は少数第三位(ROUNDDOWN関数の返り値は少数第二位まで表示)

【例2】桁数が-3の場合:切り上げの対象は百の位(ROUNDDOWN関数の返り値は百の位以下は0になる)

使用例

ROUNDDOWN関数①

使用方法はまったくROUND関数といっしょです。

今回は3種類の商品の小計(税抜き価格)の10,190円に税率8%の場合の消費税額を試算したいとします。

その場合、ROUNDDOWN関数の[数値]は”G38/F39″という乗算の式を指定します。

そして[桁数]は今回は整数で表示したいので、”0″という数値を指定します。

すると、ROUNDDOWN関数を入力したG39セルには”815″という数値が返りました。

純粋に計算すると「10,190×8%=815.2」でしたが、少数第一位の”2″が切り捨てとなり、”815″になっていますね(・∀・)

ちなみに今回のサンプルのように消費税率を指定するセルを用意していると、今後10%などに税率が変動した場合も対応しやすいワークシートになります。

その他の使用例

詳細は、今後別記事でご紹介する予定です。

まとめ

金額を扱う書類はExcelの真骨頂を発揮するにはうってつけです。

そういった書類を扱いたい人にとって、ROUNDDOWN関数はマスターしておくべき必須の関数のひとつです。

他のROUND関数やROUNDUP関数との違いも踏まえていっしょに覚えておくと数字を扱う機会が多い人にとっては特に役立つ場面が多いので、ぜひ習得しましょう(・∀・)

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