Excelには、集計や分析、データクレンジング、別表からの転記等、さまざまな計算や処理に役立つワークシート関数が数多くあります。
ワークシート関数とは、ワークシート上で使用する関数のこと。
関数ごとの機能や構文を理解しておくと、Excel業務の際に、目的に合った関数を選びやすくなります。
本ページでは、Excelのワークシート関数をデータ活用プロセス別に分類し、関数名・読み方・利用頻度・説明・構文・対応バージョンを一覧で整理しています。
- 本ページの対象範囲
本ページでは、2026年7月時点でのMicrosoft公式サポートから全関数をリストアップしています。
なお、マクロで使用するVBA関数や、Power Queryで使用するM関数、Power Pivotなどで使用するDAX関数は対象外です。
目次[閉じる]
Excelのデータ活用プロセスの全体像と関数の対象範囲
Excel業務で関数を活用する際、単に関数を覚えるだけでなく、「どの作業で、どの関数を使うのか」を理解することが重要です。
まずは、Excelでデータ活用を行う際のプロセスの全体像を理解し、どのプロセスにどの関数が役立つかを押さえていきましょう。

データ収集・整形・集計・分析に役立つ各関数は、後述の見出しでご確認ください。
- 各プロセスの関数一覧(表)の見方
各プロセスの表の「利用頻度」列は、実務での利用頻度が高い順に「★★★」、「★★」、「★」で整理しています。
一般的なオフィスワーカーが使う場面が少ないものは「-」としています。
データ収集に役立つワークシート関数
データ収集とは、集計/分析の元データを集めるプロセスです。
データ収集の主な作業は、新規作成した表へデータを入力/蓄積する「作表」です。
作表に役立つワークシート関数は、以下の通りです。
「データの入力規則」コマンドと組み合わせる可能性があるものを抜粋。
| 関数名 | 読み方 | 利用頻度 | 説明 | 構文 | 対応バージョン |
|---|---|---|---|---|---|
| COUNTA | カウント・エー | ★★★ | 範囲内の、空白でないセルの個数を返します。 | COUNTA(値1, [値2], …) | – |
| COUNTIFS | カウント・イフス | ★★★ | 特定の条件に一致するセルの個数を返します。 | COUNTIFS(検索条件範囲1, 検索条件1, [検索条件範囲2, 検索条件2], …) | Excel2007以降 |
| COUNTIF | カウント・イフ | ★★ | 指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。 | COUNTIF(範囲, 検索条件) | – |
| INDIRECT | インダイレクト | ★★ | 指定される文字列への参照を返します。 | INDIRECT(参照文字列, [参照形式]) | – |