【Excel2010】スパークライン設定・編集テクニック⑥「グループ」(後半)

【Excel2010】スパークライン設定・編集テクニック⑥「グループ」(後半)

先日スパークラインの「グループ」の「軸」の設定について解説しました。

【Excel2010】スパークライン設定・編集テクニック⑤「グループ」(前半) | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

今回はスパークラインの「グループ」の「グループ化」「グループ解除」「クリア」について解説していきます。

グループ化

スパークラインのグループが複数あり、それをいっしょにしたい場合に使うメニューです。

スパークライン⑥-①

  1. スパークラインのセルを選択
  2. スパークラインツール「デザイン」タブをクリック
  3. 「グループ化」をクリック

3.の「グループ化」は1.の選択範囲で複数のグループになっていない場合は非活性です。


上記処理後にスパークライングループのセル範囲を確認します。

確認手順:スパークラインツール「デザイン」タブ⇒「データの編集」⇒「グループの位置とデータの編集」

詳細は下記記事をご参照ください。

【Excel2010】スパークライン設定・編集テクニック①「データの編集」 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

スパークライン⑥-②

上図の通り、無事1.の手順にて指定したセルであるM4:M12の範囲でグループ化されました。

グループ解除

スパークラインのグループを分割したい場合に使うメニューです。

スパークライン⑥-③

  1. スパークラインのセルを選択
  2. スパークラインツール「デザイン」タブをクリック
  3. 「グループ解除」をクリック

1.の手順で指定したセル範囲がもともとのグループから外れます。


上記処理後にスパークライングループのセル範囲を確認します。

確認手順:スパークラインツール「デザイン」タブ⇒「データの編集」⇒「グループの位置とデータの編集」

詳細は下記記事をご参照ください。

スパークライン⑥-④

まずは1.の手順にて指定したセルのみ確認すると、上図の通りM4セル単独のスパークライングループになっています。

スパークライン⑥-⑤

その他のスパークラインのセル範囲を確認すると、M4を除くM5:M12の範囲でグループとなっていることが確認できます。

クリア

スパークラインをあるセルのみ、あるいはグループすべてをクリアする場合に使用するメニューです。

スパークライン⑥-⑥

  1. スパークラインのセルを選択
  2. スパークラインツール「デザイン」タブをクリック
  3. 「クリア」の右の「▼」をクリック

3.の手順以下で2パターンに分岐しますので詳細は下記の通りです。

3.の手順で「クリア」をクリックすると、1.の手順で選択した範囲のみスパークラインをクリアします。

選択したスパークラインのクリア

スパークライン⑥-⑦

こちらは1.の手順で選択した範囲のみ、スパークラインがクリアされます。

選択したスパークライングループのクリア

スパークライン⑥-⑧

こちらは1.の手順で選択した範囲を含むスパークライングループのすべてのスパークラインがクリアされます。

目的に合わせて上記のメニューを使い分けましょう(・∀・)

まとめ

スパークラインは設定すると、指定範囲によっては隣あったセルは自動的にグループ化されてしまう親切設計(?)なので上記のメニューを活用する場面がちょっとしたところで出てくるかもですね。

これで基本的なスパークラインの設定・編集テクニックは以上となります。

今後、今までご紹介したことのまとめ記事を作成していきたいと思います(・∀・)