COUNT関数の使い方のアイキャッチ画像
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表の数値のセルのみ個数をカウントしたいのですが、いちいち範囲選択してステータスバーで確認するのは面倒です・・・。
自動で集計する方法はありますか?

森田森田

その場合は、関数の「COUNT」を活用すると良いですよ!
では、COUNTの使い方について解説していきますね。

はじめに

この記事は関数の概要を把握していることが前提です。

参考記事

関数の概要は以下の記事をご参照ください。

COUNT関数とは、複数セルの数値の個数を集計する数式

Excelで数値のセルの個数を最も手軽に集計する方法は、ステータスバー(オートカルク)です。
オートカルクのデフォルトの設定は数値の個数がOFFのため、ONにする必要あり。

該当のセル範囲を選択するだけで集計結果をステータスバーに表示できます。

ただし、いちいち手動でセル範囲を選択する必要がありますし、その集計結果をセル上に残すためには、わざわざ転記しないといけません。

COUNT関数の使いどころ

上記ケースでは、関数の「COUNT」を使いましょう。
COUNTは「カウント」と読む。

COUNTを使うことで、複数セルの数値の個数を自動で集計することが可能となります。

もちろん、COUNTの数式をセットしたセル(数式セル)に数値の個数の集計結果が残ります。

一例として、ステータスバーと同じセル範囲(「金額」列)をCOUNTで集計したものが以下です。

COUNT関数の使用イメージ

この通り、数式セル(G12セル)へ指定範囲の数値の個数を集計できました。

なお、COUNTの引数は「G2:G11」と表示されていますが、これは「G2セルからG11セルまでの範囲」という意味です。
コロン(:)がある場合、連続するセル範囲(起点のセルから終点のセルまで)を示す。

COUNT関数の構文と引数の基本知識

COUNTの構文は以下の通りです。

COUNT関数の「関数の引数」ダイアログ

=COUNT(値1,[値2],…)
範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します。

引数名必須データ型説明
値1数値集計対象の値や単一セル、セル範囲を指定します。
値2
※値3以降も同様
数値集計対象の値や単一セル、セル範囲を指定します。

引数「値n」は数値だけをカウント対象とし、空白セル、論理値(TRUE・FALSE)、文字列、エラー値はすべて無視される(すべて数値以外の場合、COUNTの戻り値は「0」になる)。

必要に応じ、MicrosoftサポートのCOUNT関数の記事もご参照ください。
COUNT関数 – Microsoftサポート

【参考】COUNT関数は「統計関数」

あくまで参考情報となりますが、COUNTはリボン「数式」タブの関数ライブラリの「統計」に分類されています。

リボン「数式」タブの関数ライブラリの「統計」

COUNT関数の数式の挿入手順

COUNTの数式は、以下の手順で挿入します。

COUNT関数の数式の挿入手順

  1. 数式を挿入するセルを選択
    ※今回はG12セル
  2. 「=cou」等を入力
  3. サジェストから「COUNT」を選択し、「Tab」キーで確定
  4. 集計したいセル範囲を選択
    ※今回はG2~G11セル
  5. 「Enter」キーで確定

手順②の際にIMEを半角英数モードにすること。
手順④は矢印キーでもマウスでもOK。

手順④の矢印キーに役立つショートカットキーの詳細を知りたい方は、以下の記事の6・7をご参照ください。
Excel(エクセル)のデータ入力に役立つショートカットキー31選

【参考】テーブルを参照した場合のCOUNT関数の数式

手順④でテーブルの範囲を参照した場合、数式の表記が「構造化参照」に変わります。

構造化参照のCOUNT関数の数式例

上記のCOUNTの数式で参照したセル範囲は「[金額]」となっており、テーブルの「金額」列のすべてのセル(見出し除く)を参照している意味となります。
角カッコ([])の中がテーブルの列名。

テーブルの構造化参照の詳細を知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
【Excel基本】数式の参照セルを分かりやすくできる「名前」と「構造化参照」とは

【注意】「オートSUM」コマンドは使わないことがおすすめ

関数の数式に不慣れなうちは、リボン「数式」タブにある「オートSUM」コマンド(オートサム)でCOUNTをセットしている方もいます。

「オートSUM」コマンド(オートサム)の配置場所

しかし、「オートSUM」コマンドは5種類の関数(SUMAVERAGE、COUNT、MAXMIN)に限定した補助機能です。

この機能に頼ると、自身で数式の記述や修正を行う経験値を積めず、他の関数への応用が利かなくなる恐れがあります。

よって、前述の解説の通り、数式を直接入力する方法にチャレンジすることをおすすめします。

直接入力の方が、キーボード中心で操作できるため、数式セットのスピードが上がり、他の関数にも応用が利きやすくなります。

関数の挿入方法別のメリット・デメリットの詳細を知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
【Excel基本】最もスピーディーに関数の数式を挿入する方法とは

【応用】COUNT関数は離れたセルも個数の集計が可能

COUNTは連続するセル範囲を対象に個数を集計することが実務上多いですが、離れているセルも集計できます。

たとえば、商品名が「バナナ」のみ個数を集計するとした場合は次のように指定します。

離れたセルを対象にしたCOUNT関数の数式例

この場合、数式上は「G2,G11」と表示されます。

ざっくり言えば「G2セルとG11セル」という意味です。

なお、コンマ(,)を都度入力しても良いですが、「Ctrl」キーを押しながらマウスで計算対象のセルをクリックするだけで自動的にコンマ(,)も入力されるので、こちらの方法をおすすめします。
コンマ(,)の場合は引数を「値1」、「値2」…と増やす意味となる(複数の連続するセル範囲を指定することも可能)。

【補足】COUNT関数とCOUNTA関数のカウント対象の違い

COUNTと類似の関数にCOUNTAがあります。

この2つの関数の違いは、カウント対象となるデータの種類です。

  • COUNT:数値のみ
  • COUNTA:空白セル以外のデータすべて(数値の他、文字列・論理値・エラー値)

COUNT関数とCOUNTA関数のカウント対象の違い

実務では、文字列のみ、あるいは数値や文字列等が混在したデータの個数をカウントするケースが多いため、COUNTAを優先的に使うと良いです。

一方、数値と文字列等が混在するセル範囲から、数値セルの個数のみカウントしたい場合にCOUNTを使いましょう。

サンプルファイルで練習しよう!

可能であれば、以下のサンプルファイルをダウンロードして、実際に操作練習をしてみてください。

サンプルファイル_ワークシート関数_COUNT.xlsx

※サンプルファイルのダウンロードには無料メルマガに登録いただく必要があります。
(上記リンクから登録フォームへ遷移します)

ブックを開いたら、次の手順を実施してください。(今までの解説のまとめです)

  1. 数式を挿入するセルを選択
    ※今回はG12セル
  2. 「=cou」等を入力
  3. サジェストから「COUNT」を選択し、「Tab」キーで確定
  4. 集計したいセル範囲を選択
    ※今回はG2~G11セル
  5. 「Enter」キーで確定

本記事の解説と同じ結果になればOKです!

さいごに

いかがでしたでしょうか?

COUNTは複数の数値セルの個数を自動で集計できます。

数値と文字列が混在したセル範囲から、数値の個数のみを集計したい場合に使うと効果的ですね。

なお、COUNT以外にもExcelでのデータ集計の各種テクニックについて、拙著でも解説していますので、こちらも参考にしてみてください。


ご参考になれば幸いですm(_ _)m

森田森田

COUNTとセットで覚えておいた方が良いか関数は、データの個数をカウントできる「COUNTA」です。
その他、オートSUMでセットになっている4種類の関数を覚えておくと良いですね。
具体的には、合計値の「SUM」、平均値の「AVERAGE」、最大値の「MAX」、最小値の「MIN」です。