ワークシート上のオブジェクト(オートシェイプなど)を印刷時に非表示にする方法

ワークシート上のオブジェクト(オートシェイプなど)を印刷時に非表示にする方法

組織などの不特定多数の人が共通で使用することを前提にしたExcelワークシートは、入力時の注意事項などを図形(オートシェイプ)に書き添えて、誰が見ても混乱しないようにしておくことが求められます。

しかし、意外とそのようなフォーマットを印刷して提出する運用になっている組織もまだまだ少なくありません。

場合によっては、いちいち注意書きの記載された図形などのオブジェクトを印刷範囲からどかしたり、消したりを行っている方もいるかもしれません。

実は、このようなオブジェクトは任意で印刷するか否かを選択(設定)することが可能です。

今回は、ワークシート上のオブジェクト(オートシェイプなど)を印刷時に非表示にする方法について解説していきます。

Excelステップ講座

オブジェクトを印刷しないようにする設定

ワークシート上のオブジェクト(オートシェイプなど)を印刷時に非表示にする方法①

通常は上図のように注意書きの記載された図形などのオブジェクトもワークシート通りに印刷対象となっているのがデフォルトです。

ここで、印刷したくないオブジェクトに対して以下の手順にて印刷時に非表示にすることが可能になります。

設定手順

ワークシート上のオブジェクト(オートシェイプなど)を印刷時に非表示にする方法②

  1. 対象のオブジェクトを選択
  2. マウス右クリック
  3. 「図形の書式設定」をクリック

ワークシート上のオブジェクト(オートシェイプなど)を印刷時に非表示にする方法③

「図形の書式設定」ダイアログが表示されます。

4. 「プロパティ」をクリック
5. 「オブジェクトを印刷する」のチェックを外す
6. 「閉じる」をクリック

これで設定は完了です。

ワークシート上のオブジェクト(オートシェイプなど)を印刷時に非表示にする方法④

無事印刷時に設定したオブジェクトが非表示になりました!

まとめ

Excelのオブジェクトに対しての設定は意外と奥が深いです。

何気なく作業の上での小さなストレスになっているところは調べてみると解決策となる設定方法がある場合が多いので、書籍やネットなどで調べる習慣をつけると良いですね!