フローチャートなどの図形(オートシェイプ)を多用しているワークシートの場合、印刷サイズなどの関係で行・列の幅を調整することがありますね。
そんなとき、せっかくバッチリそろえていた図形が行・列の幅に合わせて勝手にサイズ変更されてしまい、不格好になってしまった経験はないですか?
私はよくあります(笑)
そこで、今回はそんな不測の事態に備える方法として、セルや行・列の調整に合わせてオートシェイプのサイズ変更をしないように設定する方法について解説していきます。
図形(オートシェイプ)の幅を自動調整しないようにする方法
自動調整される場合の例
上図のように図形が置いてあるC~F列の幅を広げるとします。(35ピクセル⇒95ピクセル)
すると、列幅を広げたことで図形の幅も自動で広がり、サイズ変更されてしまいました。
意図して変更を許容しているなら良いですが、変更したくない場合は以下の手順で自動でサイズ変更とならないように設定することが可能になります。
設定手順
- 対象の図形を選択
- マウス右クリック
- 「図形の書式設定」をクリック
「図形の書式設定」ダイアログが表示されます。
4. 「プロパティ」をクリック
5. [オブジェクトの位置関係]の中段もしくは下段をお好みで選択
6. 「閉じる」をクリック
5.の手順において、セルに合わせて図形を移動させたい場合は中段、させたくない場合は下段を選択しましょう。
これで行・列の幅を調整しても図形の幅が自動でサイズ変更がされないようになりました!
まとめ
今回ご紹介した設定方法は、デフォルトで設定されているセル幅に合わせた図形の自動サイズ変更機能が余計だと感じる方向けです。
場合によっては、このデフォルト設定の方が良いこともありますので、ご自身のワークシート上での図形に果たしてもらいたい役割などに応じて使い分けができるようになることが理想ですね。
細かい技ですが、ご参考になれば幸いですm(_ _)m