スパークラインを設定した後に、別の種類のスパークラインに変えたくなりました。
この場合、一旦クリアしてから再度スパークラインを設定するしかないですかね?
そんな場合、リボン「スパークライン」タブにある「種類」グループの各コマンドを使うと良いですよ!
では、詳細を解説していきますね。
はじめに
この記事はスパークラインの概要を把握していることが前提です。
スパークラインの概要については、以下の記事をご参照ください。
集計表内で1行の数値データの推移を可視化したい場合は「スパークライン」が有効 実務では、クロス集計表等で年や月等の期間別の集計を行っている場合、1行単位(横方向)のデータ推移をビジュアル的に分かりやすく可視化することで、 …
後からスパークラインの種類を変更したい場合は「種類」グループが有効
スパークラインは次の3種類が用意されています。
- 折れ線
- 縦棒
- 勝敗
スパークラインの設定時、いずれかの種類を選択しますが、後から別の種類へ変更したい場合も起こり得ます。
この場合、リボン「スパークライン」タブの「種類」グループにある次のコマンドから、任意の種類のコマンドを使いましょう。
- 折れ線スパークラインに変換
- 縦棒スパークラインに変換
- 勝敗スパークラインに変換
これらのコマンドを使うことで、後からスパークラインを任意の種類へ変更することが可能です。
スパークラインの種類の変更イメージ
折れ線スパークラインを縦棒スパークラインへ変更したイメージが以下です。
スパークラインの種類の変更手順
スパークラインの種類を変更したい場合は、以下の手順となります。
- 編集したいスパークラインが設定されたセル範囲のいずれかのセルを選択
※今回はE5セル - リボン「スパークライン」タブをクリック
- 任意のスパークラインの種類を選択
※今回は「縦棒スパークラインに変換」
サンプルファイルで練習しよう!
可能であれば、以下のサンプルファイルをダウンロードして、実際に操作練習をしてみてください。
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ブックを開いたら、次の手順を実施してください(今までの解説のまとめです)。
- 編集したいスパークラインが設定されたセル範囲のいずれかのセルを選択
※今回はE5セル - リボン「スパークライン」タブをクリック
- 任意のスパークラインの種類を選択
※今回は「縦棒スパークラインに変換」
本記事の解説と同じ結果になればOKです!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
「種類」グループの各コマンドは、スパークラインの種類を後から変更できる機能です。
設定後にスパークラインを別の種類へ変更したい場合に活用しましょう。
なお、スパークライン以外にもExcelでのデータ分析の各種テクニックを拙著で解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
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ご参考になれば幸いですm(_ _)m
今回の「種類」グループ以外にも、後からスパークラインを編集できる内容は複数用意されています。
データの編集や強調表示の設定、スタイルの変更、縦軸の設定、グループ化/グループ解除です。
他に行いたい編集があれば、上記のリンクから該当記事で詳細を学んで実務へ活用してください!
“【スパークライン】後からスパークラインの種類を変更できる「種類」グループの使い方” への4件のフィードバック