IF関数との組み合わせで関数エラーを非表示にするISNA関数・ISERR関数

前々回はIF関数とISERROR関数の合せ技、前回はIFERROR関数と、関数エラーを非表示にするテクニックをご紹介してきました。

IF関数とISERROR関数を組み合わせてワークシートの関数エラーを表示させない方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

関数エラーを非表示にしたいExcel2010ユーザーはIF関数とISERROR関数の合せ技よりもIFERROR関数を活用しよう! | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

今回は、少々マニアックですが上記以外にも関数エラーを非表示にできる関数がExcelにはあります。

基本的にはIF関数とISERROR関数とほぼいっしょですが、順番に解説していきたいと思います(・∀・)

ISNA関数でエラーを表示させないように設定する方法

ISNA関数

ISNA関数はセルの内容がエラー値 #N/Aの場合にTRUEを返す関数です。
【関数の構成】ISNA(テストの対象)

サンプル前提条件

IF関数とISERROR関数を組み合わせてワークシートの関数エラーを表示させない方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

上記記事とまったく同じ例題です。

使用例

ISNA・ISERR関数①

IF関数の[論理式]として、「ISNA(VLOOKUP関数)」を設定し、[真の場合]は””[ブランク]に、[偽の場合]はVLOOKUP関数にします。

そうすると、B列はブランクになります。

ISNA・ISERR関数②

続いてE列ですが、IF関数の[論理式]として、「ISNA(C列×D列)」を設定し、[真の場合]は””[ブランク]に、[偽の場合]はC列×D列にします。

こちらは、B列がブランクになった影響で「#VALUE!」のエラー値になっているため、ISNA関数では[真の場合]とはみなされず、「#VALUE!」のエラー値のままとなっています。

ISNA・ISERR関数③

[Ctrl]+[Shift]+@でセル内の数式を表示すると上図の通りになります。

Excelで数式をワークシートに表示するショートカットキー( [Ctrl]+[Shift]+@) | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

ISERR関数でエラーを表示させないように設定する方法

ISERR関数

ISERR関数は#N/A以外のエラー値(#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、または#NULL!)の場合にTRUEを返す関数です。
【関数の構成】ISERR(テストの対象)

サンプル前提条件

IF関数とISERROR関数を組み合わせてワークシートの関数エラーを表示させない方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

上記記事とまったく同じ例題です。

ISNA・ISERR関数④

IF関数の[論理式]として、「ISERR(VLOOKUP関数)」を設定し、[真の場合]は””[ブランク]に、[偽の場合]はVLOOKUP関数にします。

B列は「#N/A」のエラー値のため、ISERR関数では[真の場合]とはみなされず、「#N/A」のエラー値のままになっています。

ISNA・ISERR関数⑤

続いてE列ですが、IF関数の[論理式]として、「ISERR(C列×D列)」を設定し、[真の場合]は””[ブランク]に、[偽の場合]はC列×D列にします。

E列もB列同様に「#N/A」のエラー値のため、ISERR関数では[真の場合]とはみなされず、「#N/A」のエラー値のままになっています。

ISNA・ISERR関数⑥

[Ctrl]+[Shift]+@でセル内の数式を表示すると上図の通りになります。

Excelで数式をワークシートに表示するショートカットキー( [Ctrl]+[Shift]+@) | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

まとめ

今回のように単純に「関数エラーを非表示にしたい」という場合は、ISNA関数・ISERR関数ともに場合によって関数エラーのままになってしまうため、無難にIF関数+ISERROR関数かIFERROR関数を使用した方が良いです。

逆に、なんらかのエラー値はそのままにしておきたい場合(たとえば、「#N/A」のエラー値の場合にエラーメッセージを表示させるなど)は、あえてISNA関数やISERR関数を場合におうじて使い分けるといった方が良いです。

工夫すると、面白い使い方もありそうですね(・∀・)

次回は久しぶりに関数以外のことにも触れていきたいと思います♪

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