【Excel2016】ラベル付き散布図の作り方

Excel2013以降は簡単に散布図にラベルをつけることができます。

散布図の各データにラベルを一括で設定

Excel2010までは、散布図の各データにラベルを一括で設定できるのは、系列名・X値・Y値くらいでした。

なので、各データに任意の名称を紐づけするには、ひとつひとつのラベルに手作業で名前を入力するか、セル参照の設定をするか、かなり手間がかかるものでした。

Excel上級者であれば、マクロをつくって一括で設定させることもできるでしょうが、なかなかそれもできる人は限られますね(^^;)

それが、Excel2013から任意のセルの情報もラベルに一括設定が可能になりました。

意外とニーズはあるのにな~と思っていたので実装されたことは本当に喜ばしきことです(*^^*)

今回のサンプル

X値が身長、Y値が体重の個人別の散布図をつくります。

データラベルには個人名を表示したいとします。

設定手順

ラベル付き散布図①

  1. 対象データを選択
  2. 「挿入」タブをクリック
  3. 「散布図」をクリック

1.のデータはX値とY値のみを選択しましょう。


ラベル付き散布図②

4. 「散布図」をクリック

「散布図」の種類は任意のものを選択しましょう。


ラベル付き散布図③

5. グラフの右横にある「+」をクリック
6. データラベルの右横の「▶」をクリック
7. 「その他のオプション」をクリック


ラベル付き散布図④

「データラベルの書式設定」のメニューが表示されます。

8. 「セルの値」にチェック

「セルの値」以外をラベルに表示したい場合は、その他の項目にチェックを入れましょう。

「データラベル範囲」ダイアログが表示されます。

9. 入力ボックスの右横のボタンをクリック


ラベル付き散布図⑤

ワークシート上に戻ります。

10. 参照範囲を選択
11. 入力ボックスの右横のボタンをクリック

11.の際に10.で選択したセル範囲の番地が入力されているか、必ず確認しましょう。


ラベル付き散布図⑥

12. 「OK」をクリック


ラベル付き散布図⑦

13. その他の任意のラベルを選択(表示・非表示)
14. 「データラベルの書式設定」メニューの「×」をクリック


ラベル付き散布図⑧

15. その他の任意の書式設定

15.はグラフのスタイルや色、グラフタイトルや目盛などの非表示などお好みでどうぞ。

まとめ

散布図は2種類のデータの相関関係を視覚的にわかりやすくしてくれます。

そこにデータラベルで各データに名前をつけることができると、よりわかりやすさが増しますのでおすすめです(*^^*)

Excel2013までを持っていない方は最新版のExcel2016の購入も検討してみてはどうでしょうか?

大幅な変更点はありませんが、今回の散布図のラベル設定が簡単になっていたりと、より痒い所に手が届く仕様になっていて便利ですよ。


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