先日Excel2010で保護パスワードを設定する方法について解説しました。
Excel2010のブックの保護パスワード設定方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
Excelのブックで設定できるパスワードは2種類あって、パスワードを知っているユーザーのみがブックを開くことができる「読み取りパスワード」とパスワードを知っているユーザーのみがブックを編集することができる「書き込みパスワード」があります。
上記記事では前者を指しています。
今回は後者、Excel2010で「書き込みパスワード」を設定する方法について解説していきます。
操作手順
1. 「ファイル」タブをクリック
2. 「名前を付けて保存」をクリック
「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。
3. 任意の保存場所を選択
4. 「ツール」をクリック
5. 「全般オプション」をクリック
3.の手順の際に、ファイル名の変更が必要な場合はあわせて行なっておくと良いでしょう。
「全般オプション」ダイアログが表示されます。
6. [書き込みパスワード]へ任意のパスワードを入力
7. 「OK」をクリック
「パスワードの確認」ダイアログが表示されます。
8. 6.の入力パスワードを再入力
9. 「OK」をクリック
「名前を付けて保存」ダイアログへ戻ります。
10. 「保存」をクリック
保存先がいっしょで、かつファイル名も変更がない場合、ファイルを上書きして良いかメッセージが表示されますので、ファイルを上書きするのか、別の保存先に保存するのかを選択しましょう。
まとめ
パスワードの設定方法は「書き込みパスワード」についてもExcel2003までとは異なっておりますので、どこで設定するのかお困りの方も多かったでしょう。(私も軽く悩みました。。)
ちなみにパスワードの設定関連はMOS試験でいうとExpert(上級)レベルですが、職場で不特定多数の方が扱うファイルなどで設定が必要になるケースは多いと思います。
覚えておくと想定外の方の編集を防ぐことができるので、まだ知らなかった方は覚えておくことをおすすめします。