
日付を入力しなければならない帳票類をExcelで管理するケースが一般的にありますね。
日常的に日付を更新し、印刷する必要があるものであれば、いちいち手入力で日付の更新を行うのは、手間がちょっぴりかかる煩わしさに加え、更新漏れのリスクもあります。
こういった場合、TODAY関数を使用すると、自動で現在の日付がワークシート上で表示されるので大変便利です。
今回は、TODAY関数で常に今日の日付をワークシート上で表示する方法について解説していきます。
TODAY関数の基本構成
TODAY()
引数がない関数です。
つまり、()[かっこ]の中に文字やセル番地を参照などがないということです。
なお、PCで設定されている日付がずれている場合、正しい日付が表示されません。
正しく表示されない場合は、自身のPCの日付の設定を確認しましょう。
使用例
上図の通り、本日の日付を表示したいセルへ「=today()」と入力するだけです。
あとは、任意でセルの表示形式を設定してあげればOKです。
詳細は下記記事をご参照ください。
Exceのセル書式設定「表示形式」のおすすめユーザー定義【日付編】 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
その他の使用例
- IF関数と組み合わせて今日の日付に強調する文字列を返す
- 条件付き書式と組み合わせて今日の日付を強調する色などの書式を設定する
TODAY関数と組み合わせる応用技で代表的なものは上記2点です。
今後、別記事にてご紹介する予定です。
※2014/2/21に更新しました。↓
IF関数とTODAY関数を組み合わせて今日の日付を強調する文字列を返す方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
※2014/2/22に更新しました。↓
条件付き書式活用テクニックその4【今日の日付に色付け】 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
Excel内の類似機能
ショートカットキー
自身の任意のタイミングでワークシート上に本日日付を入力したい場合、
[Ctrl]+;[セミコロン]
で本日日付のシリアル値がセルに入力されます。
印刷機能の「ページ設定」内の「ヘッダー/フッター」
ワークシート上でなく、印刷範囲のヘッダー/フッターに任意で本日日付を自動反映されるように設定することも可能です。
こちらも詳細は、今後別記事でご紹介する予定です。
※2014/2/24に更新しました。↓
Excelワークシートのヘッダー/フッターに日付・時刻を設定する方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
まとめ
こうしたちょっとした小ワザ的な関数の知識の積み重ねで結果としてトータルの作業量で大きな差になります。
日付関連を取り扱うケースはかなり多いので、基本的な知識としてTODAY関数も覚えておきましょう!