「形式を選択して貼り付け」をキーボードのみで操作する3つの方法

「形式を選択して貼り付け」をキーボードのみで操作する3つの方法

エクセルを操作する際、さまざまな表へ入力・更新する際によく使う「形式を選択して貼り付け」は特にチームで仕事する場合は使いこなせるのが必須です。

普通の「貼り付け」だと、罫線や書式などを意図せず変えてしまうこともあるため、手直しが発生するケースがあるためです。

そんな「形式を選択して貼り付け」は何気にけっこうな使用頻度のはず。

しかし、私の職場でも「形式を選択して貼り付け」を毎回マウスを使って選択している人が大多数です。

ショートカットキー操作を覚えてキーボードのみで操作した方が作業効率は高まりますので、今回は「形式を選択して貼り付け」の3パターンのショートカットキー操作をご紹介していきます。

Excelステップ講座

前提

ショートカットキーをご紹介する前に今回のサンプルの前提条件です。

  • 任意のセルをコピー済み
  • 貼り付けをしたいセルを選択
  • 「形式を選択して貼り付け」の中でもよく使う「値」で操作

「値」以外で操作したい場合は該当の項目に置き換えてください。

【方法1】アプリケーションキー⇒[S]⇒[V]⇒[Enter]

形式を選択して貼り付けショートカットキー操作①

形式を選択して貼り付けショートカットキー操作②

操作方法

上図の通り、次の順番で該当のキーを押せばOKです。

  1. アプリケーションキー
  2. [S]
  3. [V]
  4. [Enter]

ちなみにアプリケーションキーとはこちらです↓

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参照元:アプリケーションキー – Wikipediaはてなブックマーク _%%TITLE

アプリケーションキーはマウスの右クリックと同一機能です。

【方法2】[Alt]⇒[H]⇒[V]⇒[V]

形式を選択して貼り付けショートカットキー操作③

形式を選択して貼り付けショートカットキー操作④

形式を選択して貼り付けショートカットキー操作⑤

操作方法

上図の通り、次の順番で該当のキーを押せばOKです。

  1. [Alt]
  2. [H]
  3. [V]
  4. [V]

【方法3】[Alt]⇒[E]⇒[S]⇒[V]⇒[Enter]

形式を選択して貼り付けショートカットキー操作⑥

形式を選択して貼り付けショートカットキー操作⑦

操作方法

上図の通り、次の順番で該当のキーを押せばOKです。

  1. [Alt]
  2. [E]
  3. [S]
  4. [V]
  5. [Enter]

2の操作まで行うと、Excel2003以前のショートカットキーとなるため、「続けて以前のバージョンのOfficeのメニューキーシーケンスを入力します。取り消す場合はEscキーを押してください。」とメッセージが出ますが気にせず3以降の操作をしてください。

まとめ

私は2003から慣れ親しんだ【方法3】をよく使います。
しかし、新たに覚える方は【方法3】だけ5工程ありますので、なるべくそれ以外の2パターンで覚えた方が良いと思います。

あと、考慮すべきは左手・右手の何の指で何のキーを押した方が効率的か(あるいはストレスがかからないか)を考えながら行うことです。

参考までに私の場合、【方法3】をこんな感じで操作してます。(あくまでも私がやりやすい方法なので一般的ではありません)

  1. [Alt]⇒左手(親指)
  2. [E]⇒左手(中指)
  3. [S]⇒左手(薬指)
  4. [V]⇒左手(人差し指)
  5. [Enter]⇒右手

4と5はほぼ同時に打鍵している感じですね。

ぜひ自分自身の操作しやすい方法もセットで工夫してみてください。

なお、今回の説明で気づいた方もいるかもしれませんが、メニュー中の()や□の中に表示された英数字はそれぞれ該当のキーを押すことでそのメニューへ遷移できます。

「形式を選択して貼り付け」以外の機能でよく使うもののショートカットキーも今回の応用で見つけ、日々の操作に生かすことで作業効率が高まりますよ!

ご参考になれば幸いですm(_ _)m