プリントアウトとする場合があるファイルは印刷範囲をきちんと設定しておく必要があります。
前回は印刷範囲を設定し「次のページ数に合わせて印刷」を行う方法について解説しました。
印刷する際に複数ページから1ページにおさめる方法①【印刷範囲設定→次のページ数に合わせて印刷】 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
今回は印刷する際に複数ページから1ページにおさめる方法としての「改ページプレビュー」について解説していきます。
事象
1ページでプリントアウトしたいのに、上図のように複数ページになってしまうことはありませんか?
こんな場合は以下の方法で印刷設定を行う必要があります。
解決方法
- 印刷したい範囲を選択
- 「表示」タブをクリック
- 「改ページプレビュー」をクリック
2.3の手順はステータスバー右下のボタンをクリックでもOKです。(下図・下記記事参照)
ステータスバーの「表示選択ショートカット」活用のすすめ | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
改ページプレビュー状態になりました。
1.で設定した印刷範囲が問題ないか確認しましょう。
ちなみに青い実線が印刷範囲の境界線で、ドラッグで範囲を変更できます。
(複数ページに印刷範囲がまたがる場合は、ページの境目は青い点線になります。)
ページの真ん中には印刷範囲が何ページ目か薄いグレーで表示されます。
先に改ページプレビュー状態にしてから印刷範囲を設定しても問題ないです。
印刷プレビュー画面で確認を行うと、無事印刷される範囲が1ページにおさまりました!
まとめ
改ページプレビューは操作方法も簡単ですし、何より印刷範囲が可視化されるので基本的にはこちらの方がおすすめです。
ただ、注意点としては、改ページプレビュー状態のままだとファイルの動作が重くなるケースがあるため、印刷しない際は標準ビューに戻すなどのビュー設定の切り替えはしておいた方がいいですね。
ご参考になれば幸いです(*^^*)