シート見出しの表示/非表示を設定する方法

先日職場の上司から「開いたエクセルファイルのシート見出しの部分消えてるんだけど、どうしたら出てくる?」と質問を受けて即答できず、いろいろ調べたら意外な場所で設定できることがわかりました。

自分の備忘録代わりにシート見出しの表示/非表示を設定する方法についてシェアしていきます(*^^*)

Excelステップ講座

事象

シート見出し①

上図のように普段は絶対にあるはずのシート見出し(”Sheet1″など)がありません。

[Alt]+[PageUp](or[PageDown])などのショートカットキーでシートの切り替えはできますが、マウスでの切り替えができないので、かなり不便です。

解決策としては以下の通りです。

解決策(操作手順)

シート見出し②

1. 「ホーム」タブをクリック


シート見出し③

「ホーム」タブのメニューが表示されます。

2. 「オプション」をクリック


シート見出し④

「Excelのオプション」ダイアログが表示されます。

3. 「詳細設定」をクリック
4. 「シート見出しを表示する」にチェック
5. 「OK」をクリック

4.はデフォルトではチェックが入っています。(つまりはシート見出しは表示状態が普通)

4.のメニューは「詳細設定」のメニューの真ん中くらいの「次のブックで作業するときの表示設定」グループの中にあります。


シート見出し⑤

無事シート見出しが表示されました!

まとめ

私はかなりExcelに詳しい方ですが、まだまだ知らない機能があるのだと再認識しました(^^;)

やっぱり、実際にこーいう質問されたり、自分が困ったりするとExcelの知識が格段に増えていきますね。
記憶にも定着しやすいですし。

ちなみに、このシート見出しを非表示にするメリットとしては、ワークシートをディスプレイに表示する範囲を少しでも広げたい場合に有効ですね。

たとえばワークシートをプロジェクターに投影したり、タブレットで見たりなどの際に、リボンといっしょにシート見出しも非表示にするとワークシートの内容を表示できる範囲が広がり、読み手が見やすくなります。

ご参考になれば幸いです(*^^*)