「リンク貼り付け」でコピー元のセルの値を簡単に参照する方法

皆さんExcelのワークシートで同じレイアウトの表を使いまわすことは多くないですか?

その際、日付や部署や人の名前も複数の表で同じ内容にしたい場合、大元の部分を更新すれば他の表も同じ内容に自動で切り替えた方が効率的です。

しかし、わざわざ参照したいセルの番地を見つけ、それを関連付けたいセルに数式を打ち込み、それをオートフィルなどで他のセルへコピーしていくのも数によっては面倒です。

そんな場合に有効なのが「リンク貼り付け」です。

今回は「リンク貼り付け」でコピー元のセルの値を簡単に参照する方法について解説していきます。

サンプル

たとえば、今回は4月~3月という「月」が必要な表を2つつくりたいとします。

その際、1つ目の表の「月」を参照元として、2つ目の表に関連付け(リンク)を貼りたいとします。

これで1つ目の表の「月」の部分の値を変更したとしても2つ目の表も同じ列の見出しとなります。

操作方法

リンク貼り付け①

1. 参照したい範囲をコピー


リンク貼り付け②

2. 貼り付け先のセルを選択
3. 「ホーム」タブをクリック
4. 「貼り付け」をクリック
5. 「リンク貼り付け」をクリック

2.の手順では開始位置のセルのみを選択でもOKです。


リンク貼り付け③

貼り付け先のセルの数式を見るとコピー元のセルと=[イコール]でリンクされていることがわかりますね。

これで複数の表の見出しなどを常に同一な内容にしたい場合には更新する範囲を最小限にすることができます。

まとめ

今回のテクニックは簡単にコピー元と貼り付け先の値をリンクさせることができます。

私もこの「リンク貼り付け」の機能を知るまではちまちま手で上記のような数式を入力してましたが、リンクを張るという行為自体が効率化できました。

ご参考になれば幸いです(*^^*)