先日iOSアプリ「Microsoft Excel」のフィルターを設定する方法について解説しました。
【iPhone/iPadアプリ】「Microsoft Excel」フィルターを設定する方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
今回はフィルターを使用する方法について解説していきます。
操作手順
共通
絞り込みを行いたい見出しのプルダウンをタップします。
「並べ替えとフィルター」のメニューが表示されます。
「昇順」「降順」は並べ替えを行う場合の機能、「アイテムのフィルター」「フィルターの削除」は絞り込みを行う場合の機能になります。
それぞれのメニューをタップした場合は下記の通りです。
昇順
昇順(小さい順)に並べ替えが行われました。
プルダウンの中が「↑」になります。
降順
降順(大きい順)に並べ替えが行われました。
プルダウンの中が「↓」になります。
アイテムのフィルター
「フィルター」のメニューが表示されます。
選択した列内のデータ(アイテム)の一覧が表示されます。
デフォルトはすべて表示された状態のため、全アイテムの右側にチェックマークがあります。
タップするとチェックが外れますので、表示したいもののみにチェックマークが残るようにした上で「完了」をタップします。
ちなみに表示される情報は大別して以下の3種類です。
- (すべて選択)
- 個別データ(アイテム)
- (空白セル)
(すべて選択)はチェックマークを外すとすべてのチェックマークを外すことが可能です。
個別データ(アイテム)は重複しないデータのすべてが一覧で出ます。
(空白セル)はその名の通りブランクのセルのことです。列の中になければ表示されません。
一番効率的なのは、最初にこのチェックマークを外してから、任意のアイテムをタップしてチェックマークを入れることです。
(空白セル)のイメージは下図を参照してください。
サンプルとして「500.00」のみチェックマークを残して完了します。
「500.00」のみに絞り込みを行うことができました。
フィルターの削除
絞り込みが行われた見出しのプルダウンをタップし、「フィルターの削除」をタップします。
絞り込みが解除され、全表示されました。
まとめ
フィルターで何ができるかを理解していると、並べ替えや絞り込みを行うにも便利になります。
扱うデータ量が多ければ多いほど、有効な機能なので本アプリの操作方法もぜひとも覚えておきましょう。
次回はテーブルの設定方法について解説する予定です。