皆さんは0から始まる数字を入力したのに0が省かれてイラっとしたことはありませんか?
私はよくありました(^_^;)
これらはそもそもExcelが入力補助として標準で設定された親切設計なんですが、時としてユーザーの思いとは逆に働くことがあります。
冒頭の場面の解決策はいろいろあります。
- 表示形式を「文字列」にする
- Excelオプションの詳細設定を変更する
しかし、対象のデータが大量にあるならいいんですが、対象データの数が少ないとわざわざ細かい設定変更をするのは面倒です。
一番手軽な方法としては、「入力データの頭に'[アポストロフィ]を付ける」という方法がありますので、今回はこちらを解説していきます。
【ケース1】0から始まる数字
セルにたとえば「0123456」と入力して、そのまま表示したいとします。
[Enter]で確定すると、「0」のところだけが省かれ「123456」になってしまいます。
頭に'[アポストロフィ]をつけ、「’0123456」と入力すると「0123456」と表示されるようになります。
【ケース2】○-○で日付扱いになるデータ
セルにたとえば「1-1」と入力して、そのまま表示したいとします。
[Enter]で確定すると、「1月1日」と日付扱いされてしまいます。
頭に'[アポストロフィ]をつけ、「’1-1」と入力すると「1-1」と表示されるようになります。
まとめ
頭に'[アポストロフィ]をつけると、文字列扱いとなります。
その証拠に対象のセルの左上隅に緑の三角が表示されます。
これはエラーインジゲータといいます。
詳細は下記記事をご参照ください。
セルの左上隅の緑の三角(エラーインジケータ)を消す方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
以上、お手軽なTIPSでした!