私も取得したMOSの主催である株式会社オデッセイ コミュニケーションズから新しい資格試験として「ビジネス統計検定」が2015年より開始となるようです。
2015年開始 ビジネス統計検定 | ニュース一覧 | Odyssey CBT | オデッセイ コミュニケーションズ
累計受験者数340万を超えるマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)を実施・運営する株式会社オデッセイ コミュニケーションズ(本社 東京、社長 出張勝也)は、2015年よりビジネス分野の新しい資格試験「ビジネス統計検定」を開始します。ビジネスにおけるデータの活用がますます重要になるなかで、一般のビジネスパーソンにも統計の知識や分析スキルが求められるようになっています。また、多くの方が利用しているエクセルは、かなり高度なデータ分析にも活用できる強力なツールです。
このような状況を背景に、ビジネス現場においてデータ分析に必要な統計知識とエクセルによる分析技能を評価する試験「エクセル分析スペシャリスト」を「ビジネス統計検定」の科目として2015年より開始します。
エクセル操作も行なう必要があるため、統計学の知識だけでは受からない実践的な検定になりそうですね。
気になる試験の概要についても公開されている範囲で気になる部分に絞ってご紹介していきます。
試験概要
気になるポイントだけ抜粋しておりますので、詳細を確認したい方は以下ページをご参照ください。
Odyssey CBT | オデッセイ コミュニケーションズ
試験時間
60分(試験時間は変わる可能性があります)
試験形式
試験会場のコンピューターを使用して実施します。統計知識を問う知識問題とエクセルの実技操作を伴う操作問題を解答します。知識問題は、択一問題を解答します。操作問題は、問題で指示した内容をエクセルで操作し、操作結果の情報をもとに択一問題もしくは数字や文字を入力する穴埋め問題を解答します。
受験料
正規価格10,584円(9,800円+消費税8%)
割引価格8,640円(8,000円+消費税8%)
※割引価格はMOS、IC3、VBAエキスパート、コンタクトセンター検定試験の資格を1つでも取得している方に適用。出題範囲
知識編
- サンプリングとデータのまとめ方
- 確率分布と標本分布
- 仮説検定
- 推定
- 相関分析と回帰分析
操作編
- 基本統計量
- 一元配置分散分析
- 平均値の差の検定(t検定)
- 相関分析
- 回帰分析
学習教材
弊社発行の学習書籍を販売予定です。
著者:後藤 正幸(早稲田大学)、辻本 将晴(東京工業大学)、玄場 公規(立命館大学)
この本番の試験に先駆けてベータ版の試験は2014年中に開催されるとのことです。
ベータ試験をご受験いただきたい方のイメージ
データ分析業務を担当されている方、Excelの分析ツールを使ったことのある方やこれから習得を考えられている方、統計解析の基礎知識がある方
ベータ試験 試験時間
120分(試験時間は変わる可能性があります)
※ベータ試験では正式な試験に出題される2倍の問題数を2倍の時間で解答していただきます。ベータ試験 学習教材
ベータ試験用の学習教材はご用意しておりません。出題範囲を参考にして一般的な統計の学習書籍やExcelの操作解説書などで学習してください。出題範囲に比較的対応している参考書籍をご紹介します。
※参考書籍による合格を保証するものではありません。参考書籍
「ビジネスで本当に使える超 統計学」 出版社:秀和システム | 価格:2,376円(2,200円+消費税8%)ベータ試験 受験料
無料
まとめ
統計学は近年急激に関心度が高まって、BIツールも隆盛してきているので、資格検定を開始されるには良いタイミングだったんではないかと個人的には思っております。
実際、この資格試験はちょっととっておこうかと思っちゃいましたし(・∀・)
あと、ベータ試験は本番の試験問題や難易度設定のためのサンプリングのためか受験料「無料」というのは興味深いですねー。
ちょっと受けてみようか検討してみます。
ちなみに参考書籍の「ビジネスで本当に使える超 統計学」は下記の通りです。
この書籍は持っていないので購入しないとですね。