iPhoneアプリやウェブサービスなどで記録した内容を一定期間でcsvファイル形式で出力される方は多いと思います。
私も定期的に出力する機会がありますが、たまにcsvファイルをExcelで開くと文字化けしてデータ加工ができずに困っていました。
最近だと、iPhoneアプリでリリースされた「たすくま」。
アプリで入力した内容のレポートをPC上で確認したいのに文字化けしていたので対策を調べたところ解決できました。
今回はExcelでcsvファイルを開くと文字化けしていた場合の対処法をシェアしたいと思います。
そもそも「csv」とは?
comma-separated values(略称:CSV)は、いくつかのフィールド(項目)をカンマ「,」で区切ったテキストデータおよびテキストファイル。拡張子は .csv、MIMEタイプは text/csv。
「comma-separated variables」とも言う。広く普及した訳語はないが、「カンマ区切り」などとも呼ばれる。Microsoft Excelでは「CSV (カンマ区切り)」としている。
データ交換用のデファクトスタンダードとして、古くから多くの表計算ソフトやデータベースソフトで使われているが、細部の実装はソフトによって異なる。それらを追認する形で、2005年10月、RFC 4180 で Informational(IESGの外部で決定された有用な情報の提供)として仕様が成文化された。
類似したフォーマットとして、タブ区切りされた tab-separated values (TSV)や、半角スペース区切りされた space-separated values (SSV) などがあり、これらをまとめて character-separated values (CSV)、delimiter-separated values とも呼ばれることも多い。
参照元:Comma-Separated Values – Wikipedia
文字化けの原因
csvファイルの文字コードがShift_JIS以外だとExcelでは表現しきれずに文字化けとなるようです。
勉強になります。
Excelは、CSVファイルをShift_JISで開こうとします。このため、Shift_JIS以外(たとえば、UTF-8)のエンコーディングで保存されたCSVファイルを開こうとすると、文字化けします。
▼参照元
ExcelでUTF-8エンコーディングされたCSVファイルを開く方法 – 大人になったら肺呼吸
文字化けサンプル
csvファイルを開きます。例は「たすくま」のデイリーレポートのファイルです。
文字化けされた内容で埋め尽くされています(-_-;)
対処法
Excelでは文字化けしますが、テキストファイル形式であれば問題ないため、ファイル形式を変えた上で開きます。
以下手順です。
1. ファイル名を編集し拡張子を「.txt」へ変更
2. (注意文が表示された場合)「はい」をクリック
3. txtファイルを開く
この時点で文字化けされていない状態で確認できます。
4. txtファイル内で全選択([Ctrl]+A)の上コピー([Ctrl]+C)
5. Excelワークシート内の任意のセルへペースト([Ctrl]+V)
5.のExcelは任意のファイルを別途開いてあることを前提としています。
テキストファイルウィザードを使用してテキストファイルのデータを取り込む方法もありますが、その場合文字化けしてしまう場合もあるため、今回は初歩的ですがコピペの方法で解説しています。
まとめ
せっかく蓄積したデータが文字化けしているとかなりがっくりくるので、今回の対処法を知ることができて私個人は安心できました。
とくに「たすくま」は3,000円もするアプリなので、ガシガシ使って元を取りたいところなので(^O^)
同じくお困りであった方々の参考になれば幸いです。
ちなみに余談ですが、「たすくま」は次回アップデートで文字コードの選択ができるようになるとのこと。
余計なひと手間が減ることは喜ばしいことなので素直にうれしいです(・∀・)
▼参照元
次のたすくまアップデートでかゆいところに手が届きそう | ライフハック心理学