先日TODAY関数で常に今日の日付をワークシート上で表示する方法について解説しました。
TODAY関数で常に今日の日付をワークシート上で表示する方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
Excelにはワークシート内だけでなく、ヘッダーとフッターにも現在の日付や時刻を自動表示させることができます。
印刷を定期的に行なうにはこちらの機能を活用することが一般的です。
今回は、Excelワークシートのフッダー/ヘッターに日付・時刻を設定する方法について解説していきます。
Excelワークシートのフッダー/ヘッターに日付・時刻を設定する2つの方法
フッダー/ヘッターへの設定方法は、大別すると2つの方法があります。
- 「ページ設定」ダイアログ経由で設定する方法
- 「ページレイアウト」ビューから直接入力する方法
では、順番に解説していきます。
「ページの設定」ダイアログ経由で設定する方法
こちらが一般的な設定方法になります。
- 「ページレイアウト」タブをクリック
- “ページ設定”関連機能の右隅をクリック
「ページ設定」ダイアログが表示されます。
3. 「ヘッダー/フッター」タブをクリック
4. 「ヘッダーの編集」or「フッターの編集」の任意の方をクリック
4.の手順で選択した結果に応じて「ヘッダー」あるいは「フッター」ダイアログが表示されます。
5. [左側][中央部][右側]の任意の場所をクリック
6. 「日付の挿入」をクリック
7. 「時刻の挿入」をクリック
8. 「OK」をクリック
「ページ設定」ダイアログに戻ると設定した通りに日付・時刻が表示されています!
上図のサンプルではヘッダー右側に表示しています。
「ページレイアウト」ビューから直接入力する方法
慣れてしまうとこちらの方が手順が短くて手早い処理が可能になります。
1. ワークシート右下の「ページレイアウト」をクリック
2. ヘッダー/フッターの任意の場所をクリック
3. ”&[日付]””&[時刻]” を直接入力
4. ワークシート内の任意のセルを選択
ここまでで設定した通りにヘッダー/フッター部分に日付・時刻が表示されます!
上図のサンプルではヘッダー右側に表示しています。
共通の処理結果の確認
プリントプレビュー画面を表示します。([Ctrl]+P)
間違いなく設定した通りに日付・時刻が表示されていますね!
まとめ
ヘッダー/フッターの部分は印刷を行なう上で今回のような日付・時刻以外にもファイル情報やページ番号を表示したりなど多機能です。
設定のボタンが何を意味するか理解すればさまざまな印刷設定が可能になるので、ぜひいろいろと触ってみて覚えてみましょう!