ワークシートにURLやメールアドレスを貼りつけた際にハイパーリンク化しないようにする方法

Officeアプリケーションのユーザー補助の機能のひとつとしてオートコレクト機能があります。

この機能はアルファベットの1文字目を大文字にしてくれたり、URLやメールアドレスをハイパーリンク化してくれたりがデフォルト設定となっています。

ただ、時と場合によってはこの便利機能が逆におせっかいで手間になるケースもあります。

Excelももちろんこの機能は標準装備なので、状況によってはオートコレクトの一部機能をOFFにした方が良いです。

今回はワークシートにURLやメールアドレスを貼りつけた際にハイパーリンク化しないようにする方法について解説していきます。

Excelステップ講座

事象

ハイパーリンク化OFF①

たとえば、当サイトのURLをセルへ貼り付けすると上図のようにハイパーリンク化されます。

URLやメールアドレスをセルに貼り付けすることがわかっていて、かつハイパーリンク化したくない場合は以下の操作を行いましょう。

操作手順

ハイパーリンク化OFF②

1. 「ファイル」タブをクリック


ハイパーリンク化OFF③

「ファイル」タブのメニューが表示されます。

2. 「オプション」をクリック


ハイパーリンク化OFF④

「Excelのオプション」ダイアログが表示されます。

3. 「文章校正」をクリック
4. 「オートコレクトのオプション」をクリック


ハイパーリンク化OFF⑤

「オートコレクト」ダイアログが表示されます。

5. 「入力フォーマット」タブをクリック
6. 「インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する」のチェックを外す
7. 「OK」をクリック


ハイパーリンク化OFF⑥

「Excelのオプション」ダイアログに戻ります。

8. 「OK」をクリック

【参考】すでにハイパーリンク化されているURLやメールアドレスをテキストに戻る方法

ハイパーリンク化OFF⑦

上記の設定を行っても、すでにワークシートにハイパーリンク化されているURLやメールアドレスはそのままです。

このハイパーリンクを解除したい場合、以下の操作を行います。

  1. ハイパーリンクの左端にマウスのカーソルを合わせる
  2. 「オートコレクトのオプション」ボタンのプルダウンをクリック
  3. 「元に戻す」をクリック

1.のときに左端にいったあと、下の方へ移動するとにょきっとオートコレクトのボタンが現れます。

3.のメニューのすぐ下にある「ハイパーリンクを自動的に作成しない」をクリックでもテキスト化することが可能です。
さらにこのメニューだと、上記操作手順の6.のチェックを外した状態にすることができます。

3.のメニューの一番下にある「オートコレクトオプションの設定」をクリックすると、「オートコレクト」ダイアログの「入力フォーマット」タブを呼び出すことができます。
ここで上記設定を行うことも可能です。


ハイパーリンク化OFF⑧

無事ハイパーリンクを解除し、テキストに戻すことができました!

まとめ

オートコレクトはお邪魔機能と呼ばれることもありますが、ユーザーが自分の思い通りになるように設定してあげれば、便利であることは間違いありません。

自分がよく使う方に設定を合わせるようにして効率を上げたり、ストレスにならないようにすることをおすすめします。

ご参考になれば幸いです(*^^*)