複数のIF関数の返り値を組み合わせてパターン集計やコード作成に役立てる方法

直近でIF関数に関して複数を記事にまとめてきました。

IF関数 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

フローチャートで理解するIF関数の条件分岐 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

今回は、少々マニアックですが、複数のIF関数の返り値を組み合わせる方法について解説していきたいと思います(・∀・)

複数のIF関数の返り値を組み合わせる方法

今回ご紹介する内容は、前回までご紹介したような入れ子(ネスト)して条件分岐が複数あるケースや、AND関数やOR関数と組み合わせてひとつの条件を複数にするケースと異なります。

ひとつの数式の中で2つ以上のIF関数を”&”[アンパサンド]でつなげると、セルとしての返り値がそれぞれのIF関数の結果を組み合わせたものになります。

よって、つなげるIF関数の数と、それぞれのIF関数の内容によって、通常のIF関数よりも複数パターンの返り値を設定することが可能になります。

サンプル前提条件

  • C列の学科、D列の実技の両方が80点以上で合格
  • 学科・実技それぞれ別のIF関数にし、”&”[アンパサンド]でつなげる
  • それぞれ[論理式]はH4セルを条件とする
  • それぞれ[真の場合]は”○”を数式内に直接入力
  • それぞれ[偽の場合]は”×”を数式内に直接入力

簡単なイメージとして、“学科の○×を判断するIF関数”&”実技の○×を判断するIF関数”を数式にするという感じです。

複数のIF関数の返り値を組み合わせる方法①

上図の赤の部分が学科を判断するIF関数、オレンジの部分が実技を判断するIF関数となります。

結果、E列は”○○”、”○×”、”×○”、”××”の4種類の値が返ります。

今回の例では、”○○”のみが合格ということになります。

活用例

上記のように結果パターンを分けると、それぞれの結果を集計するのがかなり楽になります。

たとえば、不合格のパターンを分析する際、結果の内容が一列にまとまっているため、”○×”、”×○”、”××”がそれぞれ何人、何割の構成比なのかなど、それぞれの値をキーにオートフィルタで絞り込んだり、COUNTIF関数などで集計がシンプルにできます。

これが、それぞれの列の数分を集計・分析する場合はかなり面倒です。

その他、各種条件に応じてそれぞれIF関数を設定し、規則性を持たせたコードを作成するといったことも可能になります。

これまた、その後に集計・分析が一列分の処理で済むため、管理・加工が簡単になるのでおすすめです。

まとめ

このIF関数の扱い方を知っている方はかなり使いこなせている方だと思います。

使える局面は局所的ですが、集計・分析・管理を行なう方には、意外と重宝するテクニックであり、知ってしまえば応用の幅はだいぶ広がるもののため、知らなかった方は覚えてみてはいかがでしょうか?

IF関数は奥が深いので、今後も他のテクニックも引き続きご紹介していきたいと思います。

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