私がExcelで統計分析をしたいと思い購入した書籍「Excel ビジネス統計分析 ビジテク」についてレビューしていきます。
上記リンクは本書の最新版(2013まで対応)です。
この書籍は2013/4/7にAmazonで購入しました!
購入した理由は、Excelで統計分析をちゃんと覚えたいと思ったため、Excel上の操作方法はもちろん、統計分析の簡単な概要も触れてそうな内容だったからです。
また、Amazonで少数ですが高評価のレビューが多かったですし、何よりも「実践的!」というコメントが多いのが印象的でした。
対応バージョンはExcel2003・2007ですが、2010でも問題ないですね。(2013は触ったことがないのでわかりませんが、本書の最新版では2013までカバーされています)
では、早速レビューしていきます。
書籍基本情報
- 著者:末吉 正成、末吉 美喜
- 大型本: 240ページ
- 出版社: 翔泳社
- 発売日:2009/11/17
- 商品パッケージの寸法: 25.8 x 18.2 x 2.2 cm
- 定価:2,380円(税抜き)
目次
1章 データ解析の極意―4つのS
2章 1変数:データの構造を探る―統計の基礎
3章 2変数:データの関連性を探る―相関と単回帰分析
4章 3変数以上:データの関連性を探る―多変量解析
5章 差に意味があるのかを探る―統計的仮説検定
付録1 仕事によく効く!分析ツール
付録2 参考書籍と用語解説
参照元:Excel ビジネス統計分析 ビジテク 2007/2003対応
メリット
- 本書を通して実際にビジネスで生かせそうな例題を通して学べる!
- ビジネスで使う範囲で統計分析の基礎の「き」まで解説してくれている
- 本のサイズが大きいため画面操作の仕方がわかりやすい
- 多変量解析プログラムをダウンロードできてお得!
- 本格的に統計学を学びたい方向けにおすすめ参考書籍の紹介がある!
デメリット
- 本のサイズが大きいため持ち運びの学習には適さない
- Excelと統計分析の両方に慣れていないわかりにくいかも
持ち運びの部分はKindle版であれば解消可能です。
個人的にためになった部分
- 段階的に統計分析手法を学べた!
- 分析ツールで出力された数字の羅列からポイントとなる部分がわかった
- 統計分析を行なう上で必要な条件がわかった
- 散布図やヒストグラムを実際につくれるようになった!
など、統計分析の基本を知ることができました。
実際にビジネスで使うシーンを思い浮かべながら学ぶと、「あ、この手法使えるかも!」と興奮しますよ。
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この書籍に関連する当サイトの記事のURLを今後も追加していく予定です。
この本がおすすめな人
- 統計分析したいけど高価な専用ソフトを買うかどうか悩んでいる方
- 統計分析を学びたい方
- 仕事でマーケティングや業務改善を行なう機会がある方
- 自宅もしくは職場で本を見ながらPC操作をする時間を確保できる方
上記のような方にこの本はおすすめです。
管理人の評価
1~5の5段階で定量的に評価してみました!
- コンテンツ量:4 ※少<多
- 価格:3 ※高<低
- わかりやすさ:4 ※難<易
- 対象範囲:4 ※狭<広
- プラスアルファ:5 ※無<有
- 総合評価:4.0 ※5項目の平均
▼評価レーダーチャート
あくまでも管理人の独断と偏見による個人的評価です。
最後に一言
本書は分析する要素(変数)が少ないものから段階的に教えてくれるので、統計分析に慣れていない方でもわかりやすくておすすめです。
ぜひ、興味のある方は手にとってみてください。
ちなみにKindle版の方が若干安いですし、スペースもとらず持ち運びする際も軽くなるためため、電子書籍ユーザーはこちらの方がおすすめです。
リンクは本書の最新版(2013まで対応)です。