Excel関数一覧(読み方・語源含む)

エクセル関数の全481種類の一覧です。(2016/10/10時点)

関数の名称はMicrosoft公式サイトから引用しているので正確ですが、読み方や語源はMicrosoftからの公式に発表されたものではありません。それらは他のサイトを参考にしたり、関数の機能、英訳などから推測したものが含まれますので、その点を踏まえた上でご参照ください。

今後、順次各関数のコンテンツのリンクを張っていく予定です。優先的に更新してほしい関数があればコンタクトフォームからご連絡をお願いします(*^-^*)

Excelステップ講座

機能別カテゴリ

Microsoft公式サイトの機能別に分けられた14のカテゴリをそのまま踏襲しています。
全481種類のそれぞれのカテゴリ別の内訳は以下の通りです。

%e9%96%a2%e6%95%b0%e4%b8%80%e8%a6%a7%e6%a7%8b%e6%88%90%e6%af%94

%e9%96%a2%e6%95%b0%e4%b8%80%e8%a6%a7%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95

互換性関数

互換性関数は41種類あります。(全体の8.5%)
場所:リボン「数式」タブ→「その他の関数」→「互換性」

ちなみに互換性関数とは、Excel2010以降に名前が変更になった関数の一覧です。詳細説明はMicrosoft公式サイトより引用します。

Excel 2010 以降では、これらの関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい関数に置き換えられます。 これらの関数はまだ Excel の以前のバージョンと互換性を持っていますが、下位互換性が必要でない場合、代わりに新しい関数を使う必要があります。 新しい関数の詳細については、「統計関数 (参照)」および「数学/三角関数 (参照)」を参照してください。
Excel 2007 を使用している場合、[数式] タブの [統計] または [数学/三角] カテゴリでこれらの関数が見つかります。

関数名 読み方 語源 説明 備考
BETADIST 関数 ベータ・ディストリビューション BETA DISTribution β分布の累積分布関数の値を返します。
BETAINV 関数 ベータ・インバース BETA INVerse 指定されたβ分布の累積分布関数の逆関数値を返します。
BINOMDIST 関数 バイノミナル・ディストリビューション BINOMial DISTribution 二項分布の確率関数の値を返します。
CHIDIST 関数 カイ・スクエアド・ディストリビューション CHI squared DISTribution カイ 2 乗分布の片側確率の値を返します。
CHIINV 関数 カイ・スクエアド・インバース CHI squared INVerse カイ 2 乗分布の片側確率の逆関数の値を返します。
CHITEST 関数 カイ・スクエアド・テスト CHI squared TEST カイ 2 乗 (χ2) 検定を行います。
CONCATENATE 関数 コンキャティネイト CONCATENATE 2 つ以上のテキスト文字列を 1 つの文字列に結合する
CONFIDENCE 関数 コンフィデンス CONFIDENCE interval 母集団に対する信頼区間を返します。
COVAR 関数 コバリアンス COVARiance 共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。
CRITBINOM 関数 クライテリア・オブ・バイノミナル CRITeria of BINOMial 累積二項分布の値が基準値以上になるような最小の値を返します。

EXPONDIST 関数 エクスポネンシャル・ディストリビューション EXPONential DISTribution 指数分布関数を返します。
FDIST 関数 エフ・ディストリビューション F probability DISTribution F 分布の確率関数の値を返します。
FINV 関数 エフ・インバース F INVerse F 分布の確率関数の逆関数値を返します。
FLOOR 関数 フロア FLOOR 数値を指定された桁数で切り捨てます。
FORECAST 関数 フォーキャスト FORECAST 既存の値を使用して、将来の値を計算または予測します。
FTEST 関数 エフ・テスト F TEST F 検定の結果を返します。
GAMMADIST 関数 ガンマ・ディストリビューション GAMMA DISTribution ガンマ分布関数の値を返します。
GAMMAINV 関数 ガンマ・インバース GAMMA INVerse ガンマ分布の累積分布関数の逆関数値を返します。
HYPGEOMDIST 関数 ハイパー・ジオミトリック・ディストリビューション HYPer GEOMetical DISTribution 超幾何分布関数の値を返します。
LOGINV 関数 ログ・インバース LOG INVerse 対数正規型の累積分布関数の逆関数の値を返します。
LOGNORMDIST 関数 ログ・ノーマル・ディストリビューション LOGNORMal DISTribution 対数正規分布の累積分布関数の値を返します。
MODE 関数 モード MODE 最も頻繁に出現する値 (最頻値) を返します。
NEGBINOMDIST 関数 ネガティブ・バイノミナル・ディストリビューション NEGative BINOMial DISTribution 負の二項分布の確率関数値を返します。
NORMDIST 関数 ノーマル・ディストリビューション NORMal DISTribution 正規分布の累積分布関数の値を返します。
NORMINV 関数 ノーマル・インバース NORMal INVerse 正規分布の累積分布関数の逆関数値を返します。
NORMSDIST 関数 ノーマル・スタンダード・ディービエーション Standard NORMal DISTribution 標準正規分布の累積分布関数の値を返します。
NORMSINV 関数 ノーマル・スタンダード・インバース Standard NORMal INVerse 標準正規分布の累積分布関数の逆関数値を返します。
PERCENTILE 関数 パーセンタイル PERCENTILE 特定の範囲に含まれるデータの第 k 百分位数に当たる値を返します。

PERCENTRANK 関数 パーセント・ランク PERCENTage RANK 配列内での値の順位を百分率で表した値を返します。
POISSON 関数 ポアソン POISSON distribution ポアソン確率の値を返します。
QUARTILE 関数 クォータイル QUARTILE 配列に含まれるデータから四分位数を抽出します。
RANK 関数 ランク RANK 数値のリストの中で、指定した数値の序列を返します。
STDEV 関数 スタンダード・ディビエーション STandard DEViation 引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返します。
STDEVP 関数 スタンダード・ディビエーション・ピー STandard DEViation Population 引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を返します。
TDIST 関数 ティー・ディストリビューション T DISTribution スチューデントの t 分布の値を返します。
TINV 関数 ティー・インバース T INVerse スチューデントの t 分布の逆関数値を返します。
TTEST 関数 ティー・テスト T TEST スチューデントの t 分布に従う確率を返します。
VAR 関数 バリアンス VARiance 引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を返します。
VARP 関数 バリアンス・ピー VARiance, Population 引数を母集団全体と見なし、母集団の分散 (標本分散) を返します。

WEIBULL 関数 ワイブル WEIBULL distribution ワイブル分布の値を返します。
ZTEST 関数 ズィー・テスト Z TEST z 検定の片側 P 値を返します。

キューブ関数

キューブ関数は7種類です。(全体の1.5%)
場所:リボン「数式」タブ→「その他の関数」→「キューブ」

関数名 読み方 語源 説明 備考
CUBEKPIMEMBER 関数 キューブ・ケーピーアイ・メンバー CUBE KPI(Key Performance Indicator) MEMBER 主要業績評価指標 (KPI) のプロパティを返し、KPI 名をセルに表示します。 KPI は、月間粗利益や四半期従業員退職率など、定量化が可能な測定値であり、組織の業績をモニタリングするために使用されます。 Excel 2007以降
CUBEMEMBER 関数 キューブ・メンバー CUBE MEMBER キューブのメンバーまたは組を返します。 キューブ内にメンバーまたは組が存在することを確認するために使用します。 Excel 2007以降
CUBEMEMBERPROPERTY 関数 キューブ・メンバー・プロパティ CUBE MEMBER PROPERTY キューブ内のメンバー プロパティの値を返します。 メンバー名がキューブ内に存在することを確認し、このメンバーの特定のプロパティを取得するために使用します。 Excel 2007以降
CUBERANKEDMEMBER 関数 キューブ・ランクド・メンバー CUBE RANKED MEMBER セット内の n 番目の (ランクされている) メンバーを返します。 売り上げトップの販売員、成績上位 10 位までの生徒など、セット内の 1 つ以上の要素を取得するために使用します。 Excel 2007以降
CUBESET 関数 キューブ・セット CUBE SET セット式をサーバー上のキューブに送信して、計算されたメンバーまたは組のセットを定義します。サーバー上のキューブによってセットが作成され、Microsoft Office Excel に返されます。 Excel 2007以降
CUBESETCOUNT 関数 キューブ・セット・カウント CUBE SET COUNT セット内のアイテムの数を返します。 Excel 2007以降
CUBEVALUE 関数 キューブ・バリュー CUBE VALUE キューブの集計値を返します。 Excel 2007以降

データベース関数

データベース関数は12種類あります。(全体の2.5%)
場所:リボン「数式」タブ→「関数の挿入」→関数の分類「データベース」

関数名 読み方 語源 説明 備考
DAVERAGE 関数 ディー・アベレッジ Database AVERAGE リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの平均値を返します。
DCOUNT 関数 ディー・カウント Database COUNT リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中で数値が入力されているセルの個数を返します。
DCOUNTA 関数 ディー・カウント・エー Database COUNT A リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中の空白でないセルの個数を返します。
DGET 関数 ディー・ゲット Database GET リストまたはデータベースの列から、指定された条件を満たす 1 つの値を抽出します。
DMAX 関数 ディー・マックス Database MAXimum リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの最大値を返します。
DMIN 関数 ディー・ミニマム Database MINimum リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの最小値を返します。
DPRODUCT 関数 ディー・プロダクト Database PRODUCT リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの特定のフィールド値の積を返します。
DSTDEV 関数 ディー・スタンダード・ディビエーション Database Standard DEViation リストまたはデータベースの列を検索し、指定された条件を満たすレコードを母集団の標本と見なして、母集団に対する標準偏差を返します。
DSTDEVP 関数 ディー・スタンダード・ディビエーション・ピー Database Standard DEViation Population リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の標準偏差を返します。
DSUM 関数 ディー・サム Database SUM リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの合計を返します。
DVAR 関数 ディー・バリアンス Database VARiance リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団の標本と見なして、母集団に対する分散を返します。
DVARP 関数 ディー・バリアンス・ピー Database VARiance, Population リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の分散を返します。

日付と時刻の関数

日付と時刻の関数は25種類あります。(全体の5.2%)
場所:リボン「数式」タブ→「日付/時刻」

関数名 読み方 語源 説明 備考
DATE 関数 デート DATE 指定された日付に対応するシリアル値を返します。
DATEDIF 関数 デートディフ DATE DIFference 2 つの日付間の日数、月数、年数を計算します。この関数は、年齢を計算する数式に使うと便利です。
DATEVALUE 関数 デート・バリュー DATE VALUE 日付を表す文字列をシリアル値に変換します。
DAY 関数 デイ DAY シリアル値を日付に変換します。
DAYS 関数 デイズ Days 2 つの日付間の日数を返します。 Excel 2013以降
DAYS360 関数 デイズ・スリー・シックスティ DAYS based on a 360 day year 1 年を 360 日 (30 日 x 12) として、支払いの計算などに使用される 2 つの日付の間の日数を返します。
EDATE 関数 エクスピレイション・デイト Expiration DATE 開始日から起算して、指定した月数だけ前または後の日付に対応するシリアル値を返します。
EOMONTH 関数 エンド・オブ・マンス End Of MONTH 開始日から起算して、指定した月数だけ前または後の月の最終日に対応するシリアル値を返します。
HOUR 関数 アワー HOUR シリアル値を時刻に変換します。
ISOWEEKNUM 関数 アイエスオー・ウィーク・ナンバー ISO(International Organization for Standardization) WEEK NUMber 指定された日付のその年における ISO 週番号を返します。 Excel 2013以降
MINUTE 関数 ミニット MINUTE シリアル値を時刻の分に変換します。
MONTH 関数 マンス MONTH シリアル値を月に変換します。
NETWORKDAYS 関数 ネットワークデイズ NET WORKDAYS 開始日と終了日を指定して、その期間内の稼動日の日数を返します。
NETWORKDAYS.INTL 関数 ネットワークデイズ・インターナショナル NET WORKDAYS INTernationaL 週末がどの曜日で何日間あるかを示すパラメーターを使用して、開始日と終了日の間にある稼働日の日数を返します。 Excel 2010以降
NOW 関数 ナウ NOW 現在の日付と時刻に対応するシリアル値を返します。
SECOND 関数 セカンド SECOND シリアル値を時刻の秒に変換します。
TIME 関数 タイム TIME 指定した時刻に対応するシリアル値を返します。
TIMEVALUE 関数 タイムバリュー TIME VALUE 時刻を表す文字列をシリアル値に変換します。
TODAY 関数 トゥデイ TODAY 現在の日付に対応するシリアル値を返します。
WEEKDAY 関数 ウィークデイ WEEKDAY シリアル値を曜日に変換します。
WEEKNUM 関数 ウィーク・ナンバー WEEK NUMber シリアル値をその年の何週目に当たるかを示す値に変換します。
WORKDAY 関数 ワークデイ WORKDAY 開始日から起算して、指定した稼動日数だけ前または後の日付に対応するシリアル値を返します。
WORKDAY.INTL 関数 ワークデイ・インターナショナル WORKDAY INTernationaL 週末がどの曜日で何日間あるかを示すパラメーターを使用して、開始日から起算して指定した稼働日数だけ前または後の日付に対応するシリアル値を返します。 Excel 2010以降
YEAR 関数 イヤー YEAR シリアル値を年に変換します。
YEARFRAC 関数 イヤー・フラクション YEAR FRACtion 開始日と終了日を指定して、その間の期間が 1 年間に対して占める割合を返します。

エンジニアリング関数

エンジニアリング関数は54種類あります。(全体の11.2%)
場所:リボン「数式」タブ→「その他の関数」→「エンジニアリング」

関数名 読み方 語源 説明 備考
BESSELI 関数 ベッセル・アイ modified BESSEL function In(x) 修正ベッセル関数 In(x) を返します。
BESSELJ 関数 ベッセル・ジェイ BESSEL function Jn(x) ベッセル関数 Jn(x) を返します。
BESSELK 関数 ベッセル・ケイ modified BESSEL function Kn(x) 修正ベッセル関数 Kn(x) を返します。
BESSELY 関数 ベッセル・ワイ BESSEL function Yn(x) ベッセル関数 Yn(x) を返します。
BIN2DEC 関数 バイナリ・トゥ・デシマル BINary number to DECimal 2 進数を 10 進数に変換します。
BIN2HEX 関数 バイナリ・トゥ・ヘクサデシマル BINary number to HEXadecimal 2 進数を 16 進数に変換します。
BIN2OCT 関数 バイナリ・トゥ・オクタル Binary number to OCTal 2 進数を 8 進数に変換します。
BITAND 関数 ビット・アンド BIT AND 2 つの数値の ‘ビット単位の And’ を返します。 Excel 2013以降
BITLSHIFT 関数 ビット・レフト・シフト BIT Left SHIFT shift_amount ビットだけ左へシフトした数値を返します。 Excel 2013以降
BITOR 関数 ビット・オア BIT OR 2 つの数値のビット単位の OR を返します。 Excel 2013以降
BITRSHIFT 関数 ビット・ライト・シフト BIT Right SHIFT shift_amount ビットだけ右へシフトした数値を返します。 Excel 2013以降
BITXOR 関数 ビット・エックスオア BIT eXclusive OR 2 つの数値のビット単位の ‘Exclusive Or’ を返します。 Excel 2013以降
COMPLEX 関数 コンプレックス COMPLEX number 実数係数および虚数係数を “x+yi” または “x+yj” の形式の複素数に変換します。
CONVERT 関数 コンバート CONVERT 数値の単位を変換します。
DEC2BIN 関数 デシマル・トゥ・バイナリ DECimal number to BINary 10 進数を 2 進数に変換します。
DEC2HEX 関数 デシマル・トゥ・ヘクサデシマル DECimal number to HEXadecimal 10 進数を 16 進数に変換します。
DEC2OCT 関数 デシマル・トゥ・オクラル DECimal number to OCTal 10 進数を 8 進数に変換します。
DELTA 関数 デルタ DELTA 2 つの値が等しいかどうかを調べます。
ERF 関数 エラー・ファンクション ERror Function 誤差関数の積分値を返します。
ERF.PRECISE 関数 エラー・ファンクション・プリサイス ERror Function PRECISE 誤差関数の積分値を返します。 Excel 2010以降
ERFC 関数 コンプリメンタリー・エラー・ファンクション Complimentary ERror Function 相補誤差関数の積分値を返します。
ERFC.PRECISE 関数 コンプリメンタリー・エラー・ファンクション・プリサイス Complimentary ERror Function PRECISE x ~無限大の範囲で、相補誤差関数の積分値を返します。
GESTEP 関数 グレイター・ザン・オア・イーコール・トゥ・ステップ Greater than or Equal to STEP 数値がしきい値以上であるかどうかを調べます。
HEX2BIN 関数 ヘクサデシマル・トゥ・バイナリ HEXadecimal number to BINary 16 進数を 2 進数に変換します。
HEX2DEC 関数 ヘクサデシマル・トゥ・デシマル HEXadecimal number to DECimal 16 進数を 10 進数に変換します。
HEX2OCT 関数 ヘクサデシマル・トゥ・オクタル HEXadecimal number to OCTal 16 進数を 8 進数に変換します。
IMABS 関数 イマジナリー・アブソルート IMaginary ABSolute 指定した複素数の絶対値を返します。
IMAGINARY 関数 イマジナリー IMAGINARY coefficeint 指定した複素数の虚数係数を返します。
IMARGUMENT 関数 イマジナリー・アーギュメント IMaginary ARGUMENT 引数シータ (ラジアンで表した角度) を返します。
IMCONJUGATE 関数 イマジナリー・コンジュゲイト IMaginary CONJUGATE 複素数の複素共役を返します。
IMCOS 関数 イマジナリー・コサイン IMaginary COSine 複素数のコサインを返します。
IMCOSH 関数 ハイパーボリック・イマジナリー・コサイン IMaginary COSine ,Hyperbolic 複素数の双曲線余弦を返します。 Excel 2013以降
IMCOT 関数 イマジナリー・コタンジェント IMaginary COTangent 複素数の余接を返します。 Excel 2013以降
IMCSC 関数 イマジナリー・コセカント IMaginary CoSeCant 複素数の余割を返します。 Excel 2013以降
IMCSCH 関数 ハイパーボリック・イマジナリー・コセカント IMaginary CoSeCant, Hyperbolic 複素数の双曲線余割を返します。 Excel 2013以降
IMDIV 関数 イマジナリー・ディバイデッド・クオウシェント IMaginary DIVided quotient 2 つの複素数の商を返します。
IMEXP 関数 イマジナリー・エクスポネンシャル IMaginary EXPonential 複素数のべき乗を返します。
IMLN 関数 イマジナリー・ログ・ナチュラル IMaginary Logarithm Natural 複素数の自然対数を返します。
IMLOG10 関数 イマジナリー・ベース・テン・ログ IMaginary base-10 LOGarithm 複素数の 10 を底とする対数を返します。
IMLOG2 関数 イマジナリー・ベース・トゥ・ログ IMaginary base-2 LOGarithm 複素数の 2 を底とする対数を返します。
IMPOWER 関数 イマジナリー・パワー IMaginary POWER 複素数の整数乗を返します。
IMPRODUCT 関数 イマジナリー・プロダクト IMaginary PRODUCT 2 ~ 255 個の複素数の積を返します。
IMREAL 関数 イマジナリー・リアル IMaginary REAL coefficient 複素数の実数係数を返します。
IMSEC 関数 イマジナリー・セカント IMaginary SECant 複素数の正割を返します。 Excel 2013以降
IMSECH 関数 ハイパーボリック・イマジナリー・セカント IMaginary SECant, Hyperbolic 複素数の双曲線正割を返します。 Excel 2013以降
IMSIN 関数 イマジナリー・サイン IMaginary SINe 複素数のサインを返します。
IMSINH 関数 ハイパーボリック・イマジナリー・サイン IMaginary SINe, Hyperbolic 複素数の双曲線正弦を返します。 Excel 2013以降
IMSQRT 関数 イマジナリー・スクエア・ルート IMaginary Square RooT 複素数の平方根を返します。
IMSUB 関数 イマジナリー・サブトラクト IMaginary SUBtract 2 つの複素数の差を返します。
IMSUM 関数 イマジナリー・サム IMaginary SUM 複素数の和を返します。
IMTAN 関数 イマジナリー・タンジェント IMaginary TANgent 複素数の正接を返します。 Excel 2013以降
OCT2BIN 関数 オクタル・トゥ・バイナリ OCTal number to BINary 8 進数を 2 進数に変換します。
OCT2DEC 関数 オクタル・トゥ・デシマル OCTal number to DECimal 8 進数を 10 進数に変換します。
OCT2HEX 関数 オクタル・トゥ・ヘクサデシマル OCTal number to HEXadecimal 8 進数を 16 進数に変換します。

財務関数

財務関数は55種類あります。(全体の11.4%)
場所:リボン「数式」タブ→「財務」

関数名 読み方 語源 説明 備考
ACCRINT 関数 アクルード・インタレスト ACCRued INTerest 定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を返します。
ACCRINTM 関数 アクルード・インタレスト・アット・マテュリティ ACCRued INTerest (at Maturity) 満期日に利息が支払われる証券の未収利息額を返します。
AMORDEGRC 関数 アモルティスモン・デグレシフ・コンタビリテ AMORtissement DEGRessif Comptabilite 減価償却係数を使用して、各会計期における減価償却費を返します。

AMORLINC 関数 アモルティスモン・リネール・コンタビリテ AMORtissement LINeaire Comptabilite 各会計期における減価償却費を返します。
COUPDAYBS 関数 クーポンデイズ・ビギニング・トゥ・セトルメント COUPon DAYs Biginning to Settlement 利払期間の第 1 日目から受渡日までの日数を返します。
COUPDAYS 関数 クーポンデイズ・コンテイニング・セトルメント COUPon DAYs containing Settlement 受渡日を含む利払期間内の日数を返します。
COUPDAYSNC 関数 クーポンデイズ・セトルメント・トゥ・ネクスト・クーポン COUPon DAYs Settlement to Next Coupon 受渡日から次の利払日までの日数を返します。
COUPNCD 関数 クーポンデイズ・トゥ・ネクスト・クーポン・デート COUPon, Next Coupon Date 受領日後の次の利息支払日を返します。
COUPNUM 関数 ナンバー・オブ・クーポン NUMber of COUPons 受領日と満期日の間に利息が支払われる回数を返します。
COUPPCD 関数 プリービアス・クーポン・デート COUPon, Previous Coupon Date 受領日の直前の利息支払日を返します。
CUMIPMT 関数 キュミュラティブ・イントレスト・ペイメント CUMulative Interest Payment 指定した期間に、貸付金に対して支払われる利息の累計を返します。

CUMPRINC 関数 キュミュラティブ・プリンシプル CUMulative PRINCipal 指定した期間に、貸付金に対して支払われる元金の累計を返します。

DB 関数 ディプリーシエイション・フィックスト・ディクライニング・バランス・メソッド depreciation, fixed-Declining Balance method 定率法 (Fixed-declining Balance Method) を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返します。
DDB 関数 ディプリーシエイション・ダブル・ディクライニング・バランス・メッソッド depreciation, Double-Declining Balance method 倍額定率法 (Double-declining Balance Method) を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返します。
DISC 関数 ディスカウント DISCount rate 証券に対する割引率を返します。
DOLLARDE 関数 ダラー・デシマル DOLLAR DEcimal 分数で表されたドル単位の価格を、小数表示に変換します。
DOLLARFR 関数 ダラー・フラクション DOLLAR FRaction 小数で表されたドル単位の価格を、分数表示に変換します。
DURATION 関数 デュレーション DURATION 定期的に利子が支払われる証券の年間のマコーレー デュレーションを返します。
EFFECT 関数 イフェクティブ・アニュアル・イールド EFFECTive annual yield 実効年利率を返します。
FV 関数 フューチャー・バリュー Future Value 投資の将来価値を返します。
FVSCHEDULE 関数 フューチャー・バリュー・スケジュール Future Value SCHEDULE 投資期間内の一連の金利を複利計算することにより、初期投資の元金の将来価値を返します。
INTRATE 関数 インタレスト・レート INterest RATE 全額投資された証券の利率を返します。
IPMT 関数 インタレスト・ペイメント Interest PayMenT 投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。
IRR 関数 アイ・アール・アール Internal Rate of Return 一連の定期的なキャッシュ フローに対する内部利益率を返します。
ISPMT 関数 イズ・ペイメント IS PayMenT 投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。
MDURATION 関数 モディファイド・デュレーション Modified DURATION 額面価格を $100 と仮定して、証券に対する修正マコーレー デュレーションを返します。
MIRR 関数 モディファイド・アイ・アール・アール Modified Internal Rate of Return 定期的に発生する一連の支払い (負の値) と収益 (正の値) に基づいて、修正内部利益率を返します。
NOMINAL 関数 ノミナル・イールド NOMINAL yield 名目年利率を返します。
NPER 関数 ナンバー・オブ・ピリオド Number of PERiods 投資に必要な期間を返します。
NPV 関数 ネット・プレズント・バリュー Net Present Value 定期的に発生する一連の支払い (負の値) と収益 (正の値)、および割引率を指定して、投資の正味現在価値を算出します。
ODDFPRICE 関数 オッド・ファースト・プライス ODD First PRICE 1 期目の日数が半端な証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。
ODDFYIELD 関数 オッド・ファースト・イールド ODD First YIELD 1 期目の日数が半端な証券の利回りを返します。
ODDLPRICE 関数 オッド・ラスト・プライス ODD Last PRICE 最終期の日数が半端な証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。
ODDLYIELD 関数 オッド・ラスト・イールド ODD Last YIELD 最終期の日数が半端な証券の利回りを返します。
PDURATION 関数 ピリオド・デュレーション Period DURATION 投資が指定した価値に達するまでの投資に必要な期間を返します。 Excel 2013以降
PMT 関数 ペイメント PayMenT 定期支払額を算出します。
PPMT 関数 プリンシプル・ペイメント Pincipal PayMenT 指定した期に支払われる元金を返します。
PRICE 関数 プライス PRICE 定期的に利息が支払われる証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。
PRICEDISC 関数 プライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ PRICE of DISCounted security 割引証券の額面 $100 あたりの価格を返します。
PRICEMAT 関数 プライス・アット・マチュリティ PRICE at MATurity 満期日に利息が支払われる証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。
PV 関数 プレズント・バリュー Present Value 投資の現在価値を返します。
RATE 関数 レート RATE 投資の利率を返します。
RECEIVED 関数 リシーブド RECEIVED 全額投資された証券に対して、満期日に支払われる金額を返します。
RRI 関数 レリバント・レート・オブ・インタレスト Relevant Rate of Interest 投資の成長に対する等価利率を返します。 Excel 2013以降
SLN 関数 ストレート・ライン・ディプリーシエイション Straight LiNe depreciation 定額法 (Straight-line Method) を使用して、資産の 1 期あたりの減価償却費を返します。
SYD 関数 サム・オブ・イヤーズ・ディジット・ディプリーシエイション Sum of Year’s Digit depreciation 級数法 (Sum-of-Year’s Digits Method) を使用して、特定の期における減価償却費を返します。
TBILLEQ 関数 ティー・ビル・ボンド・エクイバレント・イールド Treasury BILL’s bond EQuvalent yield 米国財務省短期証券 (TB) の債券換算利回りを返します。
TBILLPRICE 関数 ティー・ビル・プライス Treasury BILL’s PRICE 米国財務省短期証券 (TB) の額面 $100 あたりの価格を返します。

TBILLYIELD 関数 ティー・ビル・イールド Treasury BILL’s YIELD 米国財務省短期証券 (TB) の利回りを返します。
VDB 関数 バリアブル・デクライニング・バランス Variable Declining Balance 倍額定率法または指定した方法を使用して、指定した期間における資産の減価償却費を返します。
XIRR 関数 エクストラ・アイ・アール・アール Xtra Internal Rate of Rreturn 定期的でないキャッシュ フローに対する内部利益率を返します。
XNPV 関数 エクストラ・ネット・プレズント・バリュー Xtra Net Present Value 定期的でないキャッシュ フローに対する正味現在価値を返します。

YIELD 関数 イールド YIELD 利息が定期的に支払われる証券の利回りを返します。
YIELDDISC 関数 ディスカウント・イールド DIScount YIELD 米国財務省短期証券 (TB) などの割引債の年利回りを返します。
YIELDMAT 関数 イールド・アット・マチュリティ YIELD at MATurity 満期日に利息が支払われる証券の利回りを返します。

情報関数

情報関数は20種類あります。(全体の4.2%)
場所:リボン「数式」タブ→「その他の関数」→「情報」

関数名 読み方 語源 説明 備考
CELL 関数 セル CELL セルの書式、位置、内容についての情報を返します。
ERROR.TYPE 関数 エラー・タイプ ERROR TYPE エラーの種類に対応する数値を返します。
INFO 関数 インフォ INFOrmation 現在の操作環境についての情報を返します。 注: この関数は Excel Online では使用できません。
ISBLANK 関数 イズ・ブランク IS BLANK 対象が空白セルを参照するときに TRUE を返します。
ISERR 関数 イズ・エラー IS ERRor except #n/a 対象が #N/A 以外のエラー値のときに TRUE を返します。
ISERROR 関数 イズ・エラー IS ERROR 対象が任意のエラー値のときに TRUE を返します。
ISEVEN 関数 イズ・イーブン IS EVEN 数値が偶数のときに TRUE を返します。
ISFORMULA 関数 イズ・フォーミュラ IS FORMULA 数式が含まれるセルへの参照がある場合に TRUE を返します。 Excel 2013以降
ISLOGICAL 関数 イズ・ロジカル IS LOGICAL 対象が論理値のときに TRUE を返します。
ISNA 関数 イズ・エヌ・エー IS Not Available 対象がエラー値 #N/A のときに TRUE を返します。
ISNONTEXT 関数 イズ・ノンテキスト IS NONTEXT 対象が文字列以外のときに TRUE を返します。
ISNUMBER 関数 イズ・ナンバー IS NUMBER 対象が数値のときに TRUE を返します。
ISODD 関数 イズ・オッド IS ODD 数値が奇数のときに TRUE を返します。
ISREF 関数 イズ・リファレンス IS REFerence 対象がセル参照のときに TRUE を返します。
ISTEXT 関数 イズ・テキスト IS TEXT 対象が文字列のときに TRUE を返します。
N 関数 ナンバー Number 値を数値に変換します。
NA 関数 エヌ・エー Not Available エラー値 #N/A を返します。
SHEET 関数 シート SHEET 参照されるシートのシート番号を返します。 Excel 2013以降
SHEETS 関数 シーツ SHEETS 参照内のシート数を返します。 Excel 2013以降
TYPE 関数 タイプ TYPE データ型を表す数値を返します。

論理関数

論理関数は11種類あります。(全体の2.3%)
場所:リボン「数式」タブ→「論理」

関数名 読み方 語源 説明 備考
AND 関数 アンド AND すべての引数が TRUE のときに TRUE を返します。
FALSE 関数 フォルス FALSE 論理値 FALSE を返します。
IF 関数 イフ IF 値または数式が条件を満たしているかどうかを判定します。
IFERROR 関数 イフ・エラー IF ERROR 数式の結果がエラーの場合は指定した値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返します。 Excel 2007以降
IFNA 関数 イフ・エヌ・エー IF Not Available 式が #N/A に解決される場合は、指定した値を返します。それ以外の場合は、式の結果を返します。 Excel 2013以降
IFS 関数 イフズ IFS 1 つまたは複数の条件が満たされるかどうかをチェックして、最初の TRUE 条件に対応する値を返します。 Excel 2016以降
NOT 関数 ノット NOT 引数の論理値 (TRUE または FALSE) を逆にして返します。
OR 関数 オア OR いずれかの引数が TRUE のときに TRUE を返します。
SWITCH 関数 スウィッチ SWITCH 値の一覧に対して式を評価し、最初に一致する値に対応する結果を返します。いずれにも一致しない場合は、任意指定の既定値が返されます。 Excel 2016以降
TRUE 関数 トゥルー TRUE 論理値 TRUE を返します。
XOR 関数 エックス・オア eXclusive OR すべての引数の排他的論理和を返します。 Excel 2013以降

検索/行列関数

検索/行列関数は19種類あります。(全体の4.0%)
場所:リボン「数式」タブ→「検索/行列」

関数名 読み方 語源 説明 備考
ADDRESS 関数 アドレス ADDRESS ワークシート上のセル参照を文字列として返します。
AREAS 関数 エリアズ AREAS 指定された範囲に含まれる領域の個数を返します。
CHOOSE 関数 チューズ CHOOSE 引数リストの値の中から特定の値を 1 つ選択します。
COLUMN 関数 コラム COLUMN セル参照の列番号を返します。
COLUMNS 関数 コラムズ COLUMNS セル参照の列数を返します。
FORMULATEXT 関数 フォーミュラ・テキスト FORMULA TEXT 指定された参照の位置にある数式をテキストとして返します。 Excel 2013以降
GETPIVOTDATA 関数 ゲット・ピボット・テーブル GET PIVOT DATA ピボットテーブル レポートに格納されているデータを返します。
HLOOKUP 関数 エイチ・ルックアップ Horizontal LOOKUP 配列の上端行で特定の値を検索し、対応するセルの値を返します。

HYPERLINK 関数 ハイパーリンク HYPERLINK ネットワーク サーバー、イントラネット、またはインターネット上に格納されているドキュメントを開くために、ショートカットまたはジャンプを作成します。

INDEX 関数 インデックス INDEX セル参照または配列から、指定された位置の値を返します。
INDIRECT 関数 インダイレクト INDIRECT 参照文字列によって指定されるセルに入力されている文字列を介して、間接的にセルを指定します。
LOOKUP 関数 ルックアップ LOOK UP ベクトル (1 行または 1 列で構成されるセル範囲) または配列を検索し、対応する値を返します。
MATCH 関数 マッチ MATCH 照合の型に従って参照または配列に含まれる値を検索し、検査値と一致する要素の相対的な位置を数値で返します。
OFFSET 関数 オフセット OFFSET 指定された行数と列数だけシフトした位置にあるセルまたはセル範囲への参照 (オフセット参照) を返します。
ROW 関数 ロウ ROW セル参照の行番号を返します。
ROWS 関数 ロウズ ROWS セル参照の行数を返します。
RTD 関数 アール・ティー・ディー Real Time Data server COM オートメーションに対応するプログラムからリアルタイムのデータを取得します。
TRANSPOSE 関数 トランスポーズ TRANSPOSE 配列で指定された範囲のデータの行列変換を行います。
VLOOKUP 関数 ブイ・ルックアップ Vertical LOOK UP 配列の左端列で特定の値を検索し、対応するセルの値を返します。

数学/三角関数

数学/三角関数は79種類あります。(全体の16.4%)
場所:リボン「数式」タブ→「数学/三角」

関数名 読み方 語源 説明 備考
ABS 関数 アブソルート ABSolute 数値の絶対値を返します。
ACOS 関数 アーク・コサイン Arc COSine 数値のアークコサインを返します。
ACOSH 関数 ハイパーボリック・アーク・コサイン Arc COSine, Hyperbolic 数値の双曲線逆余弦 (ハイパーボリック コサインの逆関数) を返します。
ACOT 関数 アーク・コタンジェント Arc COTangent 数値の逆余接を返します。 Excel 2013以降
ACOTH 関数 ハイパーボリック・アーク・コタンジェント Arc COTangent, Hyperbolic 数値の双曲線逆余接を返します。 Excel 2013以降
AGGREGATE 関数 アグリゲート AGGREGATE リストまたはデータベースの集計値を返します。
ARABIC 関数 アラビック ARABIC ローマ数字をアラビア数字に変換します。
ASIN 関数 アーク・サイン ArcSINe 数値のアークサインを返します。
ASINH 関数 ハイパーボリック・アーク・サイン ArcSINe, Hyperbolic 数値の双曲線逆正弦 (ハイパーボリック サインの逆関数) を返します。
ATAN 関数 アーク・タンジェント ArcTANgent 数値のアークタンジェントを返します。
ATAN2 関数 アーク・タンジェント・トゥ ArcTangent from x- and y- coordinates 指定された x-y 座標のアークタンジェントを返します。
ATANH 関数 ハイパーボリック・アーク・タンジェント ArcTANgent, Hyperbolic 数値の双曲線逆正接 (ハイパーボリック タンジェントの逆関数) を返します。
BASE 関数 ベース BASE 指定された基数 (底) のテキスト表現に、数値を変換します。 Excel 2013以降
CEILING 関数 シーリング CEILING 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り上げます。
CEILING.MATH 関数 シーリング・マス CEILING MATH 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り上げます。 Excel 2013以降
CEILING.PRECISE 関数 シーリング・プリサイス CEILING PRECISE 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り上げます。数値は正負に関係なく切り上げられます。
COMBIN 関数 コンビネーション COMBINation 指定された個数を選択するときの組み合わせの数を返します。
COMBINA 関数 コンビネーション・エー COMBINation A 指定された個数を選択するときの組み合わせ (反復あり) の数を返します Excel 2013以降
COS 関数 コサイン COSine 指定された角度のコサインを返します。
COSH 関数 ハイパーボリック・コサイン COSine, Hyperbolic 数値の双曲線余弦 (ハイパーボリック コサイン) を返します。
COT 関数 コタンジェント COTangent 角度の双曲線余接を返します。 Excel 2013以降
COTH 関数 ハイパーボリック・コタンジェント COTangent, Hyperbolic 数値の双曲線余接を返します。 Excel 2013以降
CSC 関数 コセカント CoSeCant 角度の余割を返します。 Excel 2013以降
CSCH 関数 ハイパーボリック・コセカント CoSeCant, Hyperbolic 角度の双曲線余割を返します。 Excel 2013以降
DECIMAL 関数 デシマル DECIMAL 指定された底の数値のテキスト表現を 10 進数に変換します。 Excel 2013以降
DEGREES 関数 ディグリーズ DEGREES ラジアンを度に変換します。
EVEN 関数 イーブン EVEN 指定された数値を最も近い偶数に切り上げた値を返します。
EXP 関数 イクスポネンシャル EXPonential e を底とする数値のべき乗を返します。
FACT 関数 ファクトリアル FACTorial 数値の階乗を返します。
FACTDOUBLE 関数 ファクトリアル・ダブル FACTorial, DOUBLE 数値の二重階乗を返します。
FLOOR 関数 フロア FLOOR 数値を指定された桁数で切り捨てます。
FLOOR.MATH 関数 フロア・マス FLOOR MATH 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。 Excel 2013以降
FLOOR.PRECISE 関数 フロア・プリサイス FLOOR PRECISE 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。数値は正負に関係なく切り捨てられます。
GCD 関数 ジー・シー・ディー Greatest Common Divisor 最大公約数を返します。
INT 関数 インティジャー INTeger 指定された数値を最も近い整数に切り捨てます。
ISO.CEILING 関数 アイエスオー・シーリング ISO(International Organization for Standardization) WEEK NUMber 最も近い整数に切り上げた値、または、指定された基準値の倍数のうち最も近い値を返します。 Excel 2013以降
LCM 関数 エル・シー・エム Lowest Common Multiple 最小公倍数を返します。
LN 関数 ログ・ナチュラル Logarithm, Natural 数値の自然対数を返します。
LOG 関数 ログ LOGarithm 指定された数を底とする数値の対数を返します。
LOG10 関数 ベース・テン・ログ base-10 Logarithm 10 を底とする数値の対数 (常用対数) を返します。
MDETERM 関数 マトリックス・ディターミナント Matrix DETERMinant 配列の行列式を返します。
MINVERSE 関数 マトリックス・インバース Matrix INVERSE 行列の逆行列を返します。
MMULT 関数 マトリックス・マルチプリケーション Matrix MULTiplication 2 つの配列の行列積を返します。
MOD 関数 モデュラス MODulus 数値を除算したときの剰余を返します。
MROUND 関数 ラウンド・トゥ・マルチプル ROUNDed to the desired Multiple 指定された値の倍数になるように、数値を切り上げまたは切り捨てます。
MULTINOMIAL 関数 マルチノミナル MULTI NOMIAL 指定された複数の数値の多項係数を返します。
MUNIT 関数 マトリックス・ユニット Matrix UNIT 指定された次元の単位行列を返します。 Excel 2013以降
ODD 関数 オッド ODD 指定された数値を最も近い奇数に切り上げた値を返します。

PI 関数 パイ PI(π) 円周率πを返します。
POWER 関数 パワー POWER 数値のべき乗を返します。
PRODUCT 関数 プロダクト PRODUCT 引数リストの積を返します。
QUOTIENT 関数 クオウシェント QUOTIENT 除算の商の整数部を返します。
RADIANS 関数 ラジアン RADIANS 度をラジアンに変換します。
RAND 関数 ランダム RANDom number 0 以上 1 未満の乱数を返します。
RANDBETWEEN 関数 ランダム・ビトウィーン RANDom BETWEEN 指定された範囲内の整数の乱数を返します。
ROMAN 関数 ローマン ROMAN numerals アラビア数字を、ローマ数字を表す文字列に変換します。

ROUND 関数 ラウンド ROUND 数値を四捨五入して指定された桁数にします。
ROUNDDOWN 関数 ラウンドダウン ROUND DOWN 数値を指定された桁数で切り捨てます。
ROUNDUP 関数 ラウンドアップ ROUND UP 数値を指定された桁数に切り上げます。
SEC 関数 セカント SECant 角度の正割を返します。 Excel 2013以降
SECH 関数 ハイパーボリック・セカント SECant, Hyperbolic 角度の双曲線正割を返します。 Excel 2013以降
SERIESSUM 関数 シリーズ・サム SERIES SUM 数式で定義されるべき級数を返します。
SIGN 関数 サイン SIGN of a number 数値の正負を調べます。
SIN 関数 サイン SINe 指定された角度のサインを返します。
SINH 関数 ハイパーボリック・サイン SINe, Hyperbolic 数値の双曲線正弦 (ハイパーボリック サイン) を返します。
SQRT 関数 スクエア・ルート SQuare RooT 正の平方根を返します。
SQRTPI 関数 スクエア・ルート・パイ SQuare RooT PI (数値 * π) の平方根を返します。
SUBTOTAL 関数 サブトータル SUBTOTAL リストまたはデータベースの集計値を返します。
SUM 関数 サム SUM 引数を合計します。
SUMIF 関数 サム・イフ SUM IF 指定された検索条件に一致するセルの値を合計します。

SUMIFS 関数 サム・イフズ SUM IFS セル範囲内で、複数の検索条件を満たすセルの値を合計します。 Excel 2007以降
SUMPRODUCT 関数 サム・プロダクト SUM PRODUCT 指定された配列で対応する要素の積を合計します。
SUMSQ 関数 サム・スクエア SUM SQuare 引数の 2 乗の和 (平方和) を返します。
SUMX2MY2 関数 サム・オブ・エックス・スクエアエド・マイナス・ワイ・スクエアド SUM X2 Minus Y2 2 つの配列で対応する配列要素の平方差を合計します。

SUMX2PY2 関数 サム・オブ・エックス・スクエアエド・プラス・ワイ・スクエアド SUM X2 Plus Y2 2 つの配列で対応する配列要素の平方和を合計します。
SUMXMY2 関数 サム・オブ・エックス・マイナス・ワイ・スクエアド SUM (X Minus Y)2 2 つの配列で対応する配列要素の差を 2 乗して合計します。
TAN 関数 タンジェント TANgent 指定された角度のタンジェントを返します。
TANH 関数 ハイパーボリック・タンジェント TANgent, Hyperbolic 数値の双曲線正接 (ハイパーボリック タンジェント) を返します。
TRUNC 関数 トランケイト TRUNCate 数値の小数部を切り捨てて、整数または指定された桁数にします。

統計関数

統計関数は111種類あります。(全体の23.1%)
場所:リボン「数式」タブ→「その他の関数」→「統計」

関数名 読み方 語源 説明 備考
AVEDEV 関数 アベレージ・ディービエイション AVErage DEViation データ全体の平均値に対するそれぞれのデータの絶対偏差の平均を返します。
AVERAGE 関数 アベレージ AVERAGE 引数の平均値を返します。
AVERAGEA 関数 アベレージ・エー AVERAGE A 数値、文字列、および論理値を含む引数の平均値を返します。
AVERAGEIF 関数 アベレージ・イフ AVERAGE IF 範囲内の検索条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を返します。 Excel 2007以降
AVERAGEIFS 関数 アベレージ・イフズ AVERAGE IFS 複数の検索条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を返します。 Excel 2007以降
BETA.DIST 関数 ベータ・ディストリビューション BETA DISTribution β分布の累積分布関数の値を返します。 Excel 2010以降
BETA.INV 関数 ベータ・インバース BETA INVerse 指定されたβ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 Excel 2010以降
BINOM.DIST 関数 バイノミアル・ディストリビューション BINOMial DISTribution 二項分布の確率関数の値を返します。 Excel 2010以降
BINOM.DIST.RANGE 関数 バイノミアル・ディストリビューション・レンジ BINOMial DISTribution RANGE 二項分布を使用した試行結果の確率を返します。 Excel 2013以降
BINOM.INV 関数 バイノミアル・インバース BINOMial INVerse 累積二項分布の値が基準値以上になるような最小の値を返します。 Excel 2010以降
CHISQ.DIST 関数 カイ・スクエアド・ディストリビューション CHI SQuared DISTribution 累積β確率密度関数の値を返します。 Excel 2010以降
CHISQ.DIST.RT 関数 カイ・スクエアド・ディストリビューション・ライトテイルド CHI SQuared DISTribution Right Tailed カイ 2 乗分布の片側確率の値を返します。 Excel 2010以降
CHISQ.INV 関数 カイ・スクエアド・インバース CHI SQuared INVerse 累積β確率密度関数の値を返します。 Excel 2010以降
CHISQ.INV.RT 関数 カイ・スクエアド・インバース・ライトテイルド CHI SQuared INVerse Right Tailed カイ 2 乗分布の片側確率の逆関数の値を返します。 Excel 2010以降
CHISQ.TEST 関数 カイ・スクエアド・テスト CHI SQuared TEST カイ 2 乗 (χ2) 検定を行います。 Excel 2010以降
CONFIDENCE.NORM 関数 コンフィデンス・ノーマル CONFIDENCE NORMal 母集団に対する信頼区間を返します。 Excel 2010以降
CONFIDENCE.T 関数 コンフィデンス・ティー CONFIDENCE T スチューデントの t 分布を使用して、母集団に対する信頼区間を返します。 Excel 2010以降
CORREL 関数 コリレーション・コエフィシェント CORRELation coefficient 2 つの配列データの相関係数を返します。
COUNT 関数 カウント COUNT 引数リストの各項目に含まれる数値の個数を返します。
COUNTA 関数 カウント・エー COUNT A 引数リストの各項目に含まれるデータの個数を返します。

COUNTBLANK 関数 カウントブランク COUNT BLANK cells 指定された範囲に含まれる空白セルの個数を返します。

COUNTIF 関数 カウント・イフ COUNT IF 指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。
COUNTIFS 関数 カウント・イフズ COUNT IFS 指定された範囲に含まれるセルのうち、複数の検索条件に一致するセルの個数を返します。 Excel 2007以降
COVARIANCE.P 関数 コバリアンス・ピー COVARIANCE Population 共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。 Excel 2010以降
COVARIANCE.S 関数 コバリアンス・エス COVARIANCE Sample 標本の共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。 Excel 2010以降
DEVSQ 関数 ディービエーション・スクエア SQuare sum of DEViations 標本の平均値に対する各データの偏差の平方和を返します。
EXPON.DIST 関数 エクスポーネンシャル・ディストリビューション EXPONential DISTribution 指数分布関数を返します。 Excel 2010以降
F.DIST 関数 エフ・ディストリビューション F DISTribution F 分布の確率関数の値を返します。 Excel 2010以降
F.DIST.RT 関数 エフ・ディストリビューション・ライトテイルド F DISTribution Right Tailed F 分布の確率関数の値を返します。 Excel 2010以降
F.INV 関数 エフ・インバース F INVerse F 分布の確率関数の逆関数値を返します。 Excel 2010以降
F.INV.RT 関数 エフ・インバース・ライトテイルド F INVerse Right Tailed F 分布の確率関数の逆関数値を返します。 Excel 2010以降
F.TEST 関数 エフ・テスト F TEST F 検定の結果を返します。 Excel 2010以降
FISHER 関数 フィッシャー FISHER transformation フィッシャー変換の値を返します。
FISHERINV 関数 フィッシャー・インバース FISHER INVerse フィッシャー変換の逆関数値を返します。
FORECAST 関数 フォーキャスト FORECAST 既知の値を使用し、将来の値を予測します。 注: Excel 2016 では、この関数は新しい Forecasting 関数の一部として、FORECAST.LINEAR に置き換わっていますが、以前のバージョンとの互換性を保つために、引き続き利用できます。
FORECAST.ETS 関数 フォーキャスト・イーティーエス FORECAST Exponential Smoothing ,Triple 指数平滑化 (ETS) アルゴリズムの AAA バージョンを使って、既存の (履歴) 値に基づき将来価値を返します。 Excel 2016以降、注: この関数は Excel 2016 for Mac では使用できません。
FORECAST.ETS.CONFINT 関数 フォーキャスト・イーティーエス・コンフィデンス・インターバル FORECAST Exponential Smoothing ,Triple CONfidence INTerval 特定の目標日の予測値について信頼区間を返します。 Excel 2016以降、注: この関数は Excel 2016 for Mac では使用できません。
FORECAST.ETS.SEASONALITY 関数 フォーキャスト・イーティーエス・シーズナリティ FORECAST Exponential Smoothing ,Triple SEASONALITY 指定された時系列に見られる反復パターンの長さを返します。 Excel 2016以降、注: この関数は Excel 2016 for Mac では使用できません。
FORECAST.ETS.STAT 関数 フォーキャスト・イーティーエス・スタティスティックス FORECAST Exponential Smoothing ,Triple STATistic 時系列予測の結果として統計値を返します。 Excel 2016以降、注: この関数は Excel 2016 for Mac では使用できません。
FORECAST.LINEAR 関数 フォーキャスト・リニア FORECAST LINEAR 既存の値に基づいて、将来価値を返します。 Excel 2016以降、注: この関数は Excel 2016 for Mac では使用できません。
FREQUENCY 関数 フリークエンシー FREQUENCY 頻度分布を縦方向の数値の配列として返します。
GAMMA 関数 ガンマ GAMMA ガンマ関数値を返します。 Excel 2013以降
GAMMA.DIST 関数 ガンマ・ディストリビューション GAMMA DISTribution ガンマ分布関数の値を返します。 Excel 2010以降
GAMMA.INV 関数 ガンマ・インバース GAMMA INVerse ガンマ分布の累積分布関数の逆関数値を返します。 Excel 2010以降
GAMMALN 関数 ガンマ・ログ・ナチュラル GAMMA Natural Logarism ガンマ関数Γ(x) の値の自然対数を返します。
GAMMALN.PRECISE 関数 ガンマ・ログ・ナチュラル・プリサイス GAMMA Natural Logarism PRECISE ガンマ関数Γ(x) の値の自然対数を返します。 Excel 2010以降
GAUSS 関数 ガウス GAUSSian 標準正規分布の累積分布関数より 0.5 小さい値を返します。 Excel 2013以降
GEOMEAN 関数 ジオメトリック・ミーン GEOmetrical MEAN 相乗平均を返します。
GROWTH 関数 グロース GROWTH 指数曲線から予測される値を返します。
HARMEAN 関数 ハーモニック・ミーン HARmonic MEAN 調和平均を返します。
HYPGEOM.DIST 関数 ハイパー・ジオメトリック・ディストリビューション HYPer GEOMetric DISTribution 超幾何分布関数の値を返します。
INTERCEPT 関数 インターセプト INTERCEPT 回帰直線の切片を返します。
KURT 関数 カートゥシス KURTosis 指定されたデータの尖度を返します。
LARGE 関数 ラージ LARGE 指定されたデータの中で k 番目に大きなデータを返します。
LINEST 関数 ライン・エスティメーション LINe ESTimation 回帰直線の係数の値を配列で返します。
LOGEST 関数 ログ・エスティメーション LOGarithm ESTimation 回帰指数曲線の係数の値を配列で返します。
LOGNORM.DIST 関数 ログ・ノーマル・ディストリビューション LOG NORMal DISTribution 対数正規分布の累積分布関数の値を返します。 Excel 2010以降
LOGNORM.INV 関数 ログ・ノーマル・インバース LOG NORMal INVerse 対数正規型の累積分布関数の逆関数値を返します。 Excel 2010以降
MAX 関数 マックス MAXimum 引数リストに含まれる最大の数値を返します。
MAXA 関数 マックス・エー MAXimum A 数値、文字列、および論理値を含む引数リストから最大の数値を返します。
MAXIFS 関数 マックス・イフズ MAXimum IFS 条件セットで指定されたセルの中の最大値を返します。 Excel 2016以降
MEDIAN 関数 メディアン MEDIAN 引数リストに含まれる数値のメジアン (中央値) を返します。
MIN 関数 ミニマム MINimum 引数リストに含まれる最小の数値を返します。
MINA 関数 ミニマム・エー MINimum A 数値、文字列、および論理値を含む引数リストから最小の数値を返します。
MINIFS 関数 ミニマム・イフズ MINimum IFS 条件セットで指定されたセルの中の最小値を返します。 Excel 2016以降
MODE.MULT 関数 モード・マルチ MODE MULTi 配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する値 (最頻値) を縦方向の配列として返します。 Excel 2010以降
MODE.SNGL 関数 モード・シングル MODE SiNGLe 最も頻繁に出現する値 (最頻値) を返します。 Excel 2010以降
NEGBINOM.DIST 関数 ネガティブ・バイノミアル・ディストリビューション NEGative BINOMial DISTribution 負の二項分布の確率関数値を返します。 Excel 2010以降
NORM.DIST 関数 ノーマル・ディストリビューション NORMal DISTribution 正規分布の累積分布関数の値を返します。 Excel 2010以降
NORM.INV 関数 ノーマル・インバース NORMal INVerse 正規分布の累積分布関数の逆関数値を返します。 Excel 2010以降
NORM.S.DIST 関数 ノーマル・スタンダード・ディストリビューション Standard NORMal DISTribution 標準正規分布の累積分布関数の値を返します。 Excel 2010以降
NORM.S.INV 関数 ノーマル・スタンダード・インバース Standard NORMal INVerse 標準正規分布の累積分布関数の逆関数値を返します。 Excel 2010以降
PEARSON 関数 ピアソン PEARSON ピアソンの積率相関係数 r の値を返します。
PERCENTILE.EXC 関数 パーセンタイル・エクスクルーシブ PERCENTILE EXClusive 特定の範囲に含まれるデータの第 k 百分位数に当たる値を返します (k は 0 より大きく 1 より小さい値)。 Excel 2010以降
PERCENTILE.INC 関数 パーセンタイル・インクルーシブ PERCENTILE INClusive 特定の範囲に含まれるデータの第 k 百分位数に当たる値を返します。 Excel 2010以降
PERCENTRANK.EXC 関数 パーセントランク・エクスクルーシブ PERCENT RANK EXClusive 配列内での値の順位を百分率 (0 より大きく 1 より小さい) で表した値を返します。 Excel 2010以降
PERCENTRANK.INC 関数 パーセントランク・インクルーシブ PERCENT RANK INClusive 配列内での値の順位を百分率で表した値を返します。 Excel 2010以降
PERMUT 関数 パーミュテーション PERMUTation 与えられた標本数から指定した個数を選択する場合の順列を返します。
PERMUTATIONA 関数 パーミュテーション・エー PERMUTATION A 指定した数の対象から、指定された数だけ (重複あり) 抜き取る場合の順列の数を返します。 Excel 2013以降
PHI 関数 ファイ PHI 標準正規分布の密度関数の値を返します。 Excel 2013以降
POISSON.DIST 関数 ポアソン・ディストリビューション POISSON DISTribution ポアソン確率の値を返します。 Excel 2010以降
PROB 関数 プロバビリティ PROBability 指定した範囲に含まれる値が上限と下限との間に収まる確率を返します。
QUARTILE.EXC 関数 クアタイル・エクスクルーシブ QUARTILE EXClusive 0 より大きく 1 より小さい百分位値に基づいて、配列に含まれるデータから四分位数を返します。 Excel 2010以降
QUARTILE.INC 関数 クアタイル・インクルーシブ QUARTILE INClusive 配列に含まれるデータから四分位数を抽出します。 Excel 2010以降
RANK.AVG 関数 ランク・アベレージ RANK AVeraGe 数値のリストの中で、指定した数値の序列を返します。 Excel 2010以降
RANK.EQ 関数 ランク・イコール RANK EQual 数値のリストの中で、指定した数値の序列を返します。 Excel 2010以降
RSQ 関数 スクエア・オブ・コリレーション SQuare of coRrelation coefficient ピアソンの積率相関係数の 2 乗値を返します。
SKEW 関数 スキュー SKEWness 分布の歪度を返します。
SKEW.P 関数 スキュー・ピー SKEWness Population 人口に基づく分布の歪度を返します。歪度とは、分布の平均値周辺での両側の非対称度を表す値です。 Excel 2013以降
SLOPE 関数 スロープ SLOPE 回帰直線の傾きを返します。
SMALL 関数 スモール SMALL 指定されたデータの中で、k 番目に小さなデータを返します。
STANDARDIZE 関数 スタンダダイズ STANDARDIZE 正規化された値を返します。
STDEV.P 関数 スタンダード・ディビエーション・ピー STandard DEViation Population 引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を返します。 Excel 2010以降
STDEV.S 関数 スタンダード・ディビエーション・エス STandard DEViation Sample 引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返します。 Excel 2010以降
STDEVA 関数 スタンダード・ディビエーション・エー STandard DEViation A 数値、文字列、および論理値を含む引数を正規母集団の標本と見なし、母集団の標準偏差の推定値を返します。
STDEVPA 関数 スタンダード・ディビエーション・ピー・エー STandard DEViation Population A 数値、文字列、および論理値を含む引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を返します。
STEYX 関数 スタンダード・エラー・ワイ・フォア・エックス STandard Error of the predicted Y-value for each X in the regression 回帰直線上の予測値の標準誤差を返します。
T.DIST 関数 ティー・ディストリビューション T DISTribution スチューデントの t 分布のパーセンテージ (確率) を返します。 Excel 2010以降
T.DIST.2T 関数 ティー・ディストリビューション・ツー・テイルド T DISTribution 2(two) Tailed スチューデントの t 分布のパーセンテージ (確率) を返します。 Excel 2010以降
T.DIST.RT 関数 ティー・ディストリビューション・ライト・テイルド T DISTribution Right Tailed スチューデントの t 分布の値を返します。 Excel 2010以降
T.INV 関数 ティー・インバース T INVerse スチューデントの t 分布の t 値を、確率と自由度の関数として返します。 Excel 2010以降
T.INV.2T 関数 ティー・インバース・ツー・テイルド T INVerse 2(two) Tailed スチューデントの t 分布の逆関数値を返します。 Excel 2010以降
T.TEST 関数 ティー・テスト T TEST スチューデントの t 分布に従う確率を返します。 Excel 2010以降
TREND 関数 トレンド TREND 回帰直線による予測値を配列で返します。
TRIMMEAN 関数 トリム・ミーン TRIM MEAN データの中間項の平均を返します。
VAR.P 関数 バリアンス・ピー VARiance Population 引数を母集団全体と見なし、母集団の分散 (標本分散) を返します。 Excel 2010以降
VAR.S 関数 バリアンス・エス VARiance Sample 標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を返します。 Excel 2010以降
VARA 関数 バリアンス・エー VARiance A 数値、文字列、および論理値を含む引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を返します。
VARPA 関数 バリアンス・ピー・エー VARiance Population A 数値、文字列、および論理値を含む引数を母集団全体と見なし、母集団の分散 (標本分散) を返します。
WEIBULL.DIST 関数 ワイブル・ディストリビューション WEIBULL DISTribution ワイブル分布の値を返します。 Excel 2010以降
Z.TEST 関数 ズィー・テスト Z TEST z 検定の片側 P 値を返します。 Excel 2010以降

文字列関数

文字列関数は40種類あります。(全体の8.3%)
場所:リボン「数式」タブ→「文字列操作」

ちなみに、公式サイト上は1行にまとめられている関数(たとえば、FIND 関数、FINDB 関数など)は分けて、別個に記載しています。

関数名 読み方 語源 説明 備考
ASC 関数 アスキー ASCii 全角 (2 バイト) の英数カナ文字を半角 (1 バイト) の文字に変換します。
BAHTTEXT 関数 バーツ・テキスト BAHT TEXT 数値を四捨五入し、バーツ通貨書式を設定した文字列に変換します。
CHAR 関数 キャラクター CHARacter 数値で指定された文字を返します。
CLEAN 関数 クリーン CLEAN 文字列から印刷できない文字を削除します。
CODE 関数 コード CODE テキスト文字列内の先頭文字の数値コードを返します。
CONCAT 関数 コンカット CONCATenate 複数の範囲や文字列からのテキストを結合しますが、区切り記号または IgnoreEmpty 引数は提供しません。 Excel 2016以降
CONCATENATE 関数 コンキャティネイト CONCATENATE 複数の文字列を結合して 1 つの文字列にまとめます。
DBCS 関数 ディー・ビー・シー・エス Double Byte Character Set 文字列内の半角 (1 バイト) の英数カナ文字を全角 (2 バイト) の文字に変換します。 Excel 2013以降
DOLLAR 関数 ダラー DOLLAR 数値を四捨五入し、通貨書式を設定した文字列に変換します。DOLLAR 関数では、ドル ($) 通貨書式が設定されます。
YEN 関数 エン YEN 数値を四捨五入し、通貨書式を設定した文字列に変換します。YEN 関数では、円 (\) 通貨書式が設定されます。
EXACT 関数 イグザクト EXACT 2 つの文字列が等しいかどうかを判定します。
FIND 関数 ファインド FIND 指定された文字列を他の文字列の中で検索します。大文字と小文字は区別されます。
FINDB 関数 ファインド・ビー FIND Byte 指定された文字列を他の文字列の中で検索します。大文字と小文字は区別されます。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。
FIXED 関数 フィックスト FIXED 数値を四捨五入し、書式設定した文字列に変換します。
LEFT 関数 レフト LEFT 文字列の先頭 (左端) から指定された文字数の文字を返します。
LEFTB 関数 レフト・ビー LEFT Byte 文字列の先頭 (左端) から指定された文字数の文字を返します。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。
LENB 関数 レン・ビー LENgth Byte 文字列に含まれる文字数を返します。
LENB 関数 レン・ビー LENgth Byte 文字列に含まれる文字数を返します。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。
LOWER 関数 ロウワー LOWER 文字列に含まれる英字をすべて小文字に変換します。
MID 関数 ミッド MIDdle 文字列の任意の位置から指定された文字数の文字を返します。
MIDB 関数 ミッド・ビー MIDdle Byte 文字列の任意の位置から指定された文字数の文字を返します。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。
NUMBERVALUE 関数 ナンバー・バリュー NUMBER VALUE 文字列をロケールに依存しない方法で数値に変換します。 Excel 2013以降
PHONETIC 関数 フォネティック PHONETIC 文字列からふりがなを抽出します。
PROPER 関数 プロパー PROPER 文字列に含まれる英単語の先頭文字だけを大文字に変換します。
REPLACE 関数 リプレイス REPLACE 文字列中の指定された数の文字を他の文字に置き換えます。
REPLACEB 関数 リプレイス・ビー REPLACE Byte 文字列中の指定された数の文字を他の文字に置き換えます。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。
REPT 関数 リピート REPeaT 文字列を指定された回数だけ繰り返して表示します。
RIGHT 関数 ライト RIGHT 文字列の末尾 (右端) から指定された文字数の文字を返します。
RIGHTB 関数 ライト・ビー RIGHT Byte 文字列の末尾 (右端) から指定された文字数の文字を返します。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。
SEARCH 関数 サーチ SEARCH 指定された文字列を他の文字列の中で検索します。大文字と小文字は区別されません。
SEARCHB 関数 サーチ・ビー SEARCH Byte 指定された文字列を他の文字列の中で検索します。大文字と小文字は区別されません。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります。
SUBSTITUTE 関数 サブスティテュート SUBSTITUTE 文字列中の指定された文字を他の文字に置き換えます。
T 関数 ティー Text 引数を文字列に変換します。
TEXT 関数 テキスト TEXT 数値を書式設定した文字列に変換します。
TEXTJOIN 関数 テキスト・ジョイン TEXT JOIN 複数の範囲や文字列からのテキストを結合し、結合する各テキスト値の間に、指定した区切り記号を挿入します。区切り記号が空の文字列の場合は、範囲が連結されます。 Excel 2016以降
TRIM 関数 トリム TRIM 文字列から余分なスペースを削除します。
UNICHAR 関数 ユニコード・キャラクター UNIcode CHARacter 指定された数値により参照される Unicode 文字を返します。 Excel 2013以降
UNICODE 関数 ユニコード UNICODE 文字列の最初の文字に対応する番号 (コード ポイント) を返します。 Excel 2013以降
UPPER 関数 アッパー UPPER 文字列に含まれる英字をすべて大文字に変換します。
VALUE 関数 バリュー VALUE 文字列を数値に変換します。

アドインと一緒にインストールされるユーザー定義関数

アドインと一緒にインストールされるユーザー定義関数は4種類あります。(全体の0.8%)
アドインと一緒にインストールされるユーザー定義関数についての詳細説明は、Microsoft公式サイトより引用します。

インストールしたアドインに関数が含まれている場合、これらのアドイン/オートメーション関数は、[関数の挿入] ダイアログ ボックスの [ユーザー定義] カテゴリに表示されます。
ユーザー定義関数 (UDF) は Excel Online では利用できません。

関数名 読み方 語源 説明 備考
CALL 関数 コール CALL ダイナミック リンク ライブラリまたはコード リソースで、プロシージャを呼び出します。 Excel 2007以降
EUROCONVERT 関数 ユーロ・コンバート EURO CONVERT 数値からユーロ通貨への換算、ユーロ通貨からユーロ通貨使用国の現地通貨への換算、またはユーロ通貨を基にしてユーロ通貨を使用する参加国間の通貨の換算を行います。
REGISTER.ID 関数 レジスタ・アイ・ディー REGISTER ID あらかじめ登録されている、指定のダイナミック リンク ライブラリ (DLL) またはコード リソースのレジスタ ID を返します。 Excel 2007以降
SQL.REQUEST 関数 エス・キュー・エル・リクエスト SQL REQUEST 外部のデータ ソースと接続し、ワークシートからクエリを実行します。計算結果は配列として返されるため、マクロ プログラミングの必要はありません。

Web関数

Web関数は3種類あります。(全体の0.6%)
場所:リボン「数式」タブ→「その他の関数」→「Web」

Web関数の注意事項については、Microsoft公式サイトより引用します。

Web 関数は Excel Online では利用できません。

関数名 読み方 語源 説明 備考
ENCODEURL 関数 エンコード・ユーアールエル ENCODE URL URL 形式でエンコードされた文字列を返します。 Excel 2013以降
FILTERXML 関数 フィルター・エックスエムエル FILTER XML 指定された XPath に基づいて XML コンテンツの特定のデータを返します。 Excel 2013以降
WEBSERVICE 関数 ウェブ・サービス WEB SERVICE Web サービスからのデータを返します。 Excel 2013以降

参考ソース

本記事をまとめるにあたって主に参照したソースは以下の内容です。