私がExcelのグラフを勉強し直したいと思い購入した書籍「達人が教える Excelグラフテクニック101」についてレビューしていきたいと思います(・∀・)
この書籍は2013/5/10にAmazonで購入しました!
私はそもそもExcelのグラフは今までネットなどで断片的に独学していたために作れるグラフが特定分野に偏っていた部分を学び直したいと思っていました。
また、たまたま購入時期のちょっと前に、本業の方でクライアント向けの報告書にどのようなグラフがあればデータをわかりやすく伝えられるか参考にできるものを探していました。
本書を購入するに至った理由として、何よりグラフにまつわるテクニックが101もあるというボリューム感があること、そして画面イメージも豊富に使われているような印象を受けたからからです。
また、Amazonで少数ですが全員が評価5と大絶賛のレビューばかりですし、「プレゼン資料にご苦労されている方には購入をお勧め」など、まさに当時の私にうってつけでした(・∀・)
対応バージョンはExcel2002~2007ですが、2010でも問題ないですね。(2013は触ったことがないのでわかりませんが、本書の最新版では2013までカバーされています)
では、早速レビューしていきます(・∀・)
書籍基本情報
- 著者:早坂 清志
- 単行本(ソフトカバー): 256ページ
- 出版社: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日:2009/7/14
- 商品パッケージの寸法: 23.4 x 18.4 x 2 cm
- 定価:2,200円(税抜き)
目次
第1部/基本的なグラフの編集方法
01 グラフの作成
02 グラフ装飾の基本
03 グラフタイトルの追加
04 グラフデータ範囲の変更
05 非表示データのグラフ描画第2部/種類別グラフテクニック
第1章:折れ線グラフ
001 折れ線グラフ
002 日付軸チャート
003 時間軸チャート
004 積み上げ面グラフ
005 100% 積み上げ面グラフ
006 3D 折れ線グラフ
007 3D 面グラフ
008 2Y 軸折れ線グラフ
009 二次関数グラフ
010 サイン関数グラフ ほか第2章:棒グラフ
021 縦棒グラフ
022 集合縦棒グラフ
023 重ね合わせ棒グラフ
024 横棒グラフ
025 3D 縦棒グラフ(1)
026 3D 縦棒グラフ(2)
027 円柱グラフ
028 円錐グラフ
029 四角錐グラフ
030 積み上げ縦棒グラフ ほか第3章:円グラフ
051 円グラフ
052 切り離し円グラフ
053 3D 円グラフ
054 ドーナツグラフ
055 多重円グラフ(1)
056 多重円グラフ(2)
057 補助縦棒付き円グラフ
058 補助円付き円グラフ
059 半円グラフ
060 半ドーナツグラフ(1)
061 半ドーナツグラフ(2)
062 半ドーナツグラフ(3)
063 24 時間円グラフ(1)
064 24 時間円グラフ(2)
065 複数円グラフ
066 スピードメーターグラフ
067 円絵グラフ第4章:その他グラフ
068 レーダーチャート
069 塗りつぶしレーダーチャート
070 散布図
071 バブルチャート
072 等高線グラフ
073 3 次元プロット図
074 株価チャート
075 株価+出来高チャート
076 株価+移動平均チャート
077 縦棒+折れ線グラフ
078 積み上げ縦棒+折れ線グラフ
079 横棒+縦折れ線グラフ
080 横棒+円グラフ
081 縦棒→折れ線グラフ
082 濃淡グラフ
083 面積グラフ
084 ベン図第5章:分析グラフ
085 移動平均グラフ
086 Z チャート
087 時系列レーダーチャート
088 三角グラフ
089 損益分岐点グラフ
090 PPM グラフ
091 パレート図
092 貸借対照表グラフ
093 ファンチャート
094 SD チャート
095 近似曲線グラフ
096 ドットチャート
097 箱ひげ図
098 エラーバー付き折れ線グラフ
099 ガントチャート
100 ヒストグラム(1)
101 ヒストグラム(2)
参照元:達人が教える Excelグラフテクニック101 Excel 2007/2003/2002対応
メリット
- グラフの作成方法がキャプチャをふんだんに使って細かく解説されているので初心者でもわかりやすい!
- グラフのテクニックが101もあるので、Excelのグラフ機能でどのような表現が可能かわかる
- データをどのように表現するとわかりやすいのか、実例をもとに理解できる
- 本のサイズが大きいため画面操作の仕方がわかりやすい
- サンプルファイルをダウンロードできるので実際のデータからどのように設定されているか確認できる
デメリット
- 本のサイズが大きいため持ち運びの学習には適さない
- Kindle版も個人的には出て欲しい。(特に最新版)
個人的にためになった部分
- 活用できるグラフの幅ができた!
- それぞれのグラフをどのようなときに使うと効果的か理解できた
- 報告書やプレゼン資料の表現をどうするか悩むことが格段に減った
- 実際にガンチャートやランキングチャートなども簡単に綺麗に作れるようになった
など、グラフの基本を知ることができました。
実際に本書は手元においておくとかなり参考書的にも役立ちます(・∀・)
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この書籍に関連する当サイトの記事のURLを今後も追加していく予定です(・∀・)
この本がおすすめな人
- グラフ作成をきちんと体系的に覚えたい方
- つくりたいグラフがあるが操作方法で悩んでいる方
- Excelのグラフで何をどこまでできるか学びたい方
- プレゼン資料・報告書等で苦労している方
- データの傾向や特徴を分析したい方
- 自宅もしくは職場で本を見ながらPC操作をする時間を確保できる方
上記のような方にこの本はおすすめです♪
管理人の評価
1~5の5段階で定量的に評価してみました!
- コンテンツ量:5 ※少<多
- 価格:3 ※高<低
- わかりやすさ:5 ※難<易
- 対象範囲:5 ※狭<広
- プラスアルファ:5 ※無<有
- 総合評価:4.6 ※5項目の平均
▼評価レーダーチャート
あくまでも管理人の独断と偏見による個人的評価です。
最後に一言
私も当サイトを運営している以上、Excel関係の書籍はけっこう購入していますが、手持ちの書籍の中でも利用頻度は本書がトップクラスです。
グラフの奥深さを知ることができると、自分の表現の幅が増えるので視覚的にデータの持つ意味を伝えやすくなるのは、ビジネスマンにとっての武器になります。
ぜひ、グラフに自信の無い方、資料作成に苦労されている方は本書を手にとってみてはいかがでしょうか?