氏名や住所などを表で扱う際、ふりがなを別の列に書き出すことが必要な場合があります。
そんな時に効果的なものとしてPHONETIC関数があります。
この関数は対象セルを指定すると、そのセルのふりがな情報を返してくれます。
今回はPHONETIC関数で対象のふりがな情報を表示する方法について解説していきます。
PHONETIC関数の基本構成
PHONETIC(参照)
参照
ふりがなを表示したい元のデータとなるセルを指定します。
使用例
使用方法はいたってシンプルです。
該当の対象セルのセル番地をPHONETIC関数内で指定してあげるだけです。
今回の例ではB3セルの「東京都」のふりがなを求めるため、PHOENTIC関数内で指定するセルは「B3」となります。
結果、PHOENTIC関数を入力したC3セルへ「トウキョウト」というフリガナが無事表示されました。
もともとふりがな情報が登録されていない場合、対象セルのふりがな情報を登録してあげなければなりませんのでご注意ください。(ふりがな情報の登録方法は下記記事参照)
意外とわかりにくい「ふりがな」の場所と設定方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
まとめ
仕事の上でふりがなが必要な場合が意外とありますが、冷静に考えると日本だけの文化ですよね。
しかし、実際に読み方がわからない漢字の組み合わせが多いのもまた事実。
読み手にいかに伝えやすくするか、という観点では必要な場合が多いのもしかたないので、なるべくふりがな情報を楽に取り出せるようにしておきましょう(・∀・)