メールのテンプレートなど、Excelワークシート上で文字列をすべて関数で制御している方もいるかと思います。
一文の中に特定の文字を繰り返したい場合があった際、ExcelにはREPT関数という文字列操作の関数が用意されています。
今回はREPT関数で特定の文字列を指定した回数分繰り返し表示する方法について解説していきます。
REPT関数の基本構成
REPT(文字列,繰り返し回数)
文字列
繰り返したい文字列を指定します。
数字はそのまま、文字列の場合は””[ダブルクォーテーション]で囲ってあげる必要があります。
繰り返し回数
繰り返す回数を整数(0~32,767)で指定します。
0を指定すると、REPT関数の返り値(結果)はブランク(””)になります。
整数以外の値を入れると小数点以下が切り捨てられます。
整数の上限は32,767です。これを超えると#VALUE!のエラーとなります。
使用例
今回は整数「1」を4回繰り返すとし、E2セルに「1111」という文字列を作成したいとします。
この場合、REPT関数の[文字列]は「1」を代入します。
そして、,[カンマ]で区切った後、[繰り返し回数]に「4」を代入して完了です。
E2セルには「1111」という文字列が返ります。
まとめ
REPT関数も使いどころが難しい関数です。
次回以降REPT関数の[繰り返し回数]のところをCOUNTIF関数で可変にし、ワークシート上に簡易グラフ的なものを作成する方法について解説していきます(・∀・)