私がExcel VBAを覚えるために最初に購入した書籍「Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本 ―最初からそう教えてくれればいいのに!」についてレビューしていきます。
この書籍は2013/1/16にAmazonで購入しました!
購入した理由は、Excel VBAをちゃんと覚えたいと思ったため初心者向けにやさしい内容のものが欲しかったためです。
また、Amazonや楽天でもかなりの好意的なレビューが多かったですし、AmazonのExcelのベストセラーの書籍ランキングでも5位以内にランクインしていたため信頼性が高かったことも購入を後押ししてくれました。
対応バージョンはExcel2003・2007ですが、VBAに関しては2007のものを参考にして2010もほぼ同一なので問題ないです。(2013は触ったことがないのでわかりません)
では、早速レビューしていきます!
書籍基本情報
- 著者:立山 秀利
- 文庫: 303ページ
- 出版社: 秀和システム
- 発売日:2007/10/23
- 商品パッケージの寸法: 23.4 x 18.2 x 1.8 cm
- 定価:2,200円(税抜き)
目次
第1章 マクロとVBA
第2章 VBA記述の基本
第3章 VBAのキモであるオブジェクトをマスターしよう
第4章 演算子と条件分岐
第5章 ループと変数
第6章 VBA関数―VBA専用の関数を使おう
第7章 VBAの実践アプリケーション「販売管理」の作成
参照元:Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本―最初からそう教えてくれればいいのに!Excel2007/2003対応
メリット
- 本書を通して実際に課題演習をVBAを使いながら作成する体験ができるため理解度アップ!
- 課題演習の合間にExcel VBAの初心者が覚えるべき初歩の初歩の知識を段階的に教えてくれる
- 本のサイズが大きいため画面操作の仕方がわかりやすい
- WEB上にサポートページが用意されていて課題演習用のサンプルファイルがダウンロード可能なので、途中で課題演習がうまくいかなくても完成版ファイルと見比べることで行き詰まりしにくい
デメリット
- 本のサイズが大きいため持ち運びの学習には適さない
- VBAを直接触りながら読むことが想定されているため、PCの前にいないとVBA初心者にはわかりにくい
- 修正箇所が数箇所あり、サポートページにて最初に修正箇所を確認する必要がある(軽微なものが多いですが)
持ち運びの部分はKindle版であれば解消可能です。
個人的にためになった部分
- あやふやだったマクロとVBAの相関関係がわかった
- 実際に目の前で自分が入力したコードが動くと感動
- VBAの専門用語の意味が理解できた
- それぞれのメソッドやプロパティ、ステートメントなどを実際のアプリケーションにどう組み込めばいいかが実例を通して知ることができた
など、Excel VBAの基本を知ることができました。
実際に手を動かしながら、実例を通して必要な箇所を優先的にインプットすることで初心者の私でも挫折せずに学習できました。
この本がおすすめな人
- Excel VBAに興味関心があるが触ったことがない方
- プログラミングを学びたい方
- Excel VBAを学ぼうと思い、他の書籍で挫折した方
- 自宅もしくは職場で本を見ながらPC操作をする時間を確保できる方
上記のような方にこの本はおすすめです。
管理人の評価
1~5の5段階で定量的に評価してみました!
- コンテンツ量:4 ※少<多
- 価格:4 ※高<低
- わかりやすさ:5 ※難<易
- 対象範囲:3 ※狭<広
- プラスアルファ:5 ※無<有
- 総合評価:4.0 ※5項目の平均
▼評価レーダーチャート
あくまでも管理人の独断と偏見による個人的評価です。
最後に一言
本書はExcel VBA初心者に一番最初に手をとっていただきたい本ですね。
実際にコードを入力し、その動作を目で見ることで、文字で説明する以上の理解度になります。
流れとして、本書である程度VBAでできることや全体像をつかんだ上で、あとは他の書籍やWEBの演習を数をこなしたり、リファレンス用の分厚い参考書的な書籍を補足的に使うといった方法で経験値を積んでいけばVBAを使えるようになります。
ぜひ、興味のある方は手にとってみてください。
ちなみにKindle版の方が若干安いですし、スペースもとらず持ち運びする際も軽くなるためため、電子書籍ユーザーはこちらの方がおすすめです。
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