私がExcel VBAを勉強したいと思い購入した「基本からわかるExcel VBA 実用Q&A 150[Kindle版]」についてレビューしていきたいと思います(・∀・)
この書籍は2014/4/28にAmazonで購入しました!
AmazonのKindleでExcel VBAに関しての書籍を物色していたらワンコイン以下の超格安!!
しかも、VBAで困ったときにお世話になっているサイト「Office TANAKA」の主宰であり、Excel VBAのVBAエキスパート公式テキスト(Basic・Standardの両方)の著者でもある田中 亨さんなんで、もう信頼性がその時点で抜群。
その瞬間即ポチしたことは言うまでもありません(・∀・)
では、早速レビューしていきます(・∀・)
書籍基本情報
- 著者:田中 亨
- kindle版: 330ページ
- 出版社: 日経BP社
- 発売日:2014/4/18
- ファイルサイズ: 25378 KB
- 購入時価格:400円(税込)※2014/4/28時点
目次
入門編 マクロの基本
Part1 セルの操作
Part2 計算・データ処理
Part3 ブックとシートの操作
Part4 ファイルの操作
Part5 図形の操作
Part6 グラフの操作
Part7 ユーザーフォームの操作
Part8 その他のテクニック
参照元:基本からわかるExcel VBA 実用Q&A 150(日経BP Next ICT選書)
メリット
- 章ごとの頻出の問題が知れてVBAの学習の優先順位をつけることができる!
- 各ページにサンプルコードがついているため合計150以上のコードをお手本にできる!
- Qに対するAが端的な一問一答だけでなく、プラスアルファの知識も何気なく平易な文章で補足されているので周辺知識もアップできる!
- Kindle版は持ち運びも容易でハイライトも対応していて振返りも楽チン♪
デメリット
- Excel VBAの基礎部分の説明は簡略的なためまったくの初学者には厳しい
- ニッチな範囲まではカバーされていないため、本書だけではリファレンスできない場合がある
- サンプルファイルなどの追加コンテンツはなし
ただし、いずれも「Office TANAKA」内で検索すれば大概の問題は解決できるはずです。
個人的にためになった部分
- Q&A形式でVBAの頻出なコードが勉強できた
- 各ページの補足説明が勉強になった
- 自分のブログでVBAの記事を書く際に参考になった(・∀・)
Kindle版は自分でハイライトをした箇所をマイノートであとで閲覧できるので、自分的にひっかかった箇所をあとで振り返るのも勉強になりますね。
参考までに数点さらします。
- Valueプロパティは、セルに入っている“〝値そのもの”〟なので、表示形式は無視されます。表示形式も反映された、セルに“〝表示されている文字列”〟を取得するには、Textプロパティを使います
- ツールバーにある「セルを結合して中央揃え」ボタンと違って、Mergeメソッドは結合するだけなので、文字列の中央揃えは行いません
- セルを選択状態にしようとして「Sheets(“Sheet2”).Range(“B3”).Select」のように記述するとエラーになります
- StrConv関数は文字列を1つずつしか指定できません。セル範囲に対してまとめて処理したい場合は、For文などを使って処理を繰り返します
- フィルターで絞り込んだ結果が何件あるかを返すプロパティは、VBAにありません
当サイト関連記事
マクロ・Vba | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~
この書籍に関連する当サイトの記事が多いのでカテゴリ群のリンクにしています。
この本がおすすめな人
- Excel VBAで何から学べばいいか知りたい方
- 多くのサンプルコードを確認したい方
- Excel VBAの基礎学習をするための書籍を持っている、あるいはスクール等で基礎を学んでいる方
- 自宅もしくは職場で本を見ながらPC操作をする時間を確保できる方
上記のような方にこの本はおすすめです♪
管理人の評価
1~5の5段階で定量的に評価してみました!
- コンテンツ量:4 ※少<多
- 価格:5 ※高<低
- わかりやすさ:5 ※難<易
- 対象範囲:4 ※狭<広
- プラスアルファ:1 ※無<有
- 総合評価:3.8 ※5項目の平均
▼評価レーダーチャート
あくまでも管理人の独断と偏見による個人的評価です。
最後に一言
本書はわかりやすいですが、まったくのExcel VBAの初心者の1冊目におすすめできるかというと、そうではありません。
ある程度、オブジェクトやプロパティ、メソッド、変数の基礎知識を他の書籍等で充分に手を動かして学んであとの2冊目以降におすすめしたい一冊だといえます。