私がデータ分析を勉強したいと思い購入した「Excel対応 90分でわかる! 日本で一番やさしい「データ分析」超入門[Kindle版]」についてレビューしていきたいと思います(・∀・)
この書籍は2014/4/1にAmazonで購入しました!
同時期にiPad Airを手に入れて、通勤中の読書をKindleに切り替えようと思っていて、せっかくならExcelで分析を行う手法が解説された本をAmazonを物色していたら、タイトル的に「超わかりやすそう!」と即買い(^ω^)
値段的にも紙の本よりも安いのでお得感があってついついポチッとしてしまった感じですね。
もちろんAmazonのレビューでも好意的なコメントがほとんどで信頼できそうだったことも大きなポイントでした。
では、早速レビューしていきます(・∀・)
書籍基本情報
- 著者:内田 学, 兼子 良久
- kindle版: 161ページ
- 出版社: 東洋経済新報社
- 発売日:2013/10/11
- ファイルサイズ: 16636 KB
- 購入時価格:950円(税込)※2014/4/1時点
目次
第1章 値下げの効果を検証できる―相関係数
第2章 顧客満足度調査から今後の戦略を立案できる―相関係数の応用
第3章 店舗面積から売上見込みを決定できる―回帰分析
第4章 売上目標を達成するための最適な広告費・販促費を決定できる―重回帰分析
第5章 最適な宣伝方法の組み合わせを決定できる―数量化理論1類
第6章 ダイレクトメールの反応率を高める施策がわかる―数量化理論1類の応用
第7章 アンケート調査で新商品のヒントがわかる―コンジョイント分析
参照元:Excel対応 90分でわかる! 日本で一番やさしい「データ分析」超入門
メリット
- 相関や回帰分析などの基本知識がわかる!
- 実務に分析結果をどうアクションにつなげれば良いかわかる!
- 文章が噛み砕かれているので統計学初心者にもわかりやすい!
- 章ごとに学んだ内容をどのようなシーンで活用できるか具体例が4~5つ紹介されていて参考になる!
- Kindle版は持ち運びも容易でハイライトも対応していて振返りも楽チン♪
デメリット
- 統計額を本格的に学びたい人にとっては、やや本書の範囲は限定的
- サンプルファイルなどの追加コンテンツはなし
個人的にためになった部分
- アンケートの集計の際に相関係数を計算したあとに改善に着手すべきか判断する方法を実際の本業に生かせた!
- 3~7章のさまざまな分析手法も基本は大枠は同じやり方でOKだとわかって安心した
- 分析対象が定量データと定性データのどの組み合わせかで適用する分析手法がかわるということがわかり頭が整理できた
- 自分のブログで分析手法の記事を書く際に参考になった(・∀・)
Excelなどは機能説明に終始している本が多数ありますが、本書は分析ツールや関数で求めた結果を踏まえて、次にどのように分析すれば良いかまで掘り下げて記載されているので実践的だと感じるんでしょうね。
当サイト関連記事
今後紹介していく予定です。
この本がおすすめな人
- 統計学のさわりを覚えたい方
- ビジネスで分析したいことがある方
- ビジネスで何が原因で問題が起きているのかで困っている方
- 統計学・分析手法の学習で挫折してしまった方
- 自宅もしくは職場で本を見ながらPC操作をする時間を確保できる方
上記のような方にこの本はおすすめです♪
管理人の評価
1~5の5段階で定量的に評価してみました!
- コンテンツ量:4 ※少<多
- 価格:5 ※高<低
- わかりやすさ:5 ※難<易
- 対象範囲:4 ※狭<広
- プラスアルファ:1 ※無<有
- 総合評価:3.8 ※5項目の平均
▼評価レーダーチャート
あくまでも管理人の独断と偏見による個人的評価です。
最後に一言
今はさまざまなデータを簡単にとれる時代です。
ただ、問題はそのデータをいかに分析して次のアクションへつなげるかです。
しかし、意外とどう分析していいかわからない人は多いです。
つまり、「どう分析していいかわかる」ということは他者よりも優位な状態であり、「分析手法」は武器になるともいえます。
本書を通じて学ぶこともひとつの選択肢となりますが、「分析手法」はデータを日常的に扱う方はぜひ身に付けていただくことをおすすめします(・∀・)