Excel2010を使っていると、上書き保存をする際に「プライバシーに関する注意」なるメッセージが表示されることがあります。
「OK」ボタンをクリックすれば、問題なく保存されますが、毎回保存の度に1クリックが必要になるのは手間です。
今回は、その「プライバシーに関する注意」なるメッセージ表示を消す方法について解説していきます。
注意メッセージの内容
「プライバシーに関する注意」のメッセージ表示は下図の通りです。
プライバシーに関する注意:このドキュメントには、マクロ、ActiveXコントロール、XML拡張パックの情報、またはWebコンポーネントが含まれています。これらにはドキュメント検査機能で削除することができない個人情報が含まれる場合があります。
表示される原因
表示されるケースとして、Excelブックを開いているときにVBEを開くと、上書き保存の度に上記メッセージが表示されるようになります。
ほかのケースで表示されるようになった方がいれば、後学のためコメントなどで教えていただけますと幸いです。
メッセージ表示を消す方法
- 「ファイル」タブをクリック
- 「オプション」をクリック
- 「セキュリティセンター」をクリック
- 「セキュリティセンターの設定」をクリック
- 「プライバシーオプション」をクリック
- 「ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する」のチェックを外す
- 「OK」をクリック
まとめ
Excel2003のときに比べて、Excel自体のセキュリティ機能が強化されたために生じる事象のようです。
まあ、ユーザーとしては本当に必要なとき以外は手間になるので、逆に注意メッセージの表示はしないでほしいところですね。
今後のグレードアップを重ねていけば、ゆくゆくは痒いところに手が届くようになるかもですが。
取り急ぎExcel2010ユーザーは増えてきているので、「煩わしい!」という方の参考になれば幸いですm(_ _)m
参考になりました。ありがとうございます。
…が、メッセージだけを消す方法ではないんですよね。このためにファイルのプロパティに個人情報が残るのでは本末転倒になってしまいますし。う~ん。
コメントありがとうございます。確かにモヤモヤしますね(^^;)
今のところプロパティ部分の設定が変わってしまう仕様なのでしょうがないですね。。