Excelの2007以降からリボンになりましたが、よく使う機能をクイックアクセスツールバーに設定しておくことができるようになりました。
自分がよく使う機能をここに設定しておくと、ちょっとしたひと手間の積み重ねの分作業効率が上がります。
しかし、パッと見地味で気づきにくいのも事実で、職場などでも以外と設定している人は少ない印象です。
なので、今回はそんなクイックアクセスツールバーを自分好みにカスタマイズすることをおすすめしていきますね。
クイックアクセスツールバーとは?
Excelのワークシート左上に鎮座しているこいつです。
クイックアクセスツールバーのメリット
リボンのタブを切り替えても常に表示されていることです。
イメージとしては、iPhoneでいうところのドック部分(画面一番下の一列)のエクセル版です。←iPhoneユーザー以外にわかりにくくてすいません。。
つまり、その名の通り、画面切り替え不要で手早く好きな機能にアクセスしやすくなります。
例外として「ファイル」タブをクリックした場合のみワークシートの画面表示から画面自体が切り替わるため、クイックアクセスツールバーも表示されません。
アクセスツールバー設定方法
- クイックアクセスツールバーのユーザー設定ボタンをクリック
- 好きな機能にチェックをつける
- 2.以外の機能を追加したい場合は「その他のコマンド」をクリック
- 「コマンドの選択」から好きな機能が入っているコマンドを選択
- 好きな機能を選択
- 「追加」をクリック(右側の欄に追加されたことを確認)
- 「OK」をクリック
この手順を繰り返して好きな機能を追加してどんどんカスタマイズしましょう!
おすすめ設定
私のおすすめ設定は次の3つです。
印刷プレビュー
2003のときはすぐそばにあったので、2007以降にすぐ手元に置いておきたい方も多いはず。
私の職場ではまだまだ紙文化なので、この機能がないとおちおち印刷できません。
オブジェクトを選択
こちらも2003のときは画面下に初期配置されてました。
複数のオブジェクトを選択できるのは、図形を複数使うファイルでは重宝します。
PowerPointの感覚でオブジェクトを一括で移動したり、削除したりできるようになります。
「ファイル」タブ関連機能
いちいち画面を切り替えたくない方にうってつけです。
画面切り替えって意外と時間がかかるんだと再認識できます。
リボンの下に配置することも可能!
ググってみると意外とリボンの下推奨派が多かったのでクイックアクセスツールバーをリボン下に移動させる方法もご紹介します。
- クイックアクセスツールバーのユーザー設定ボタンをクリック
- 「リボンの下に表示」をクリック
無事リボンの下に表示することができましたね!
まとめ
エクセルの効率はクリックやタイプの積み重ねです。
そのひとつひとつの回数や1回あたりの時間がちょこっと減るだけで、1日の作業量に直すとけっこうな時間の違いになります。
クイックアクセスツールバーの活用はその効率アップの一助になるはず。
ぜひ、皆さんもアクセスツールバーのカスタマイズに挑戦してみてください。