【Excel VBA】プロパティの基礎知識まとめ

【Excel VBA】プロパティの基礎知識まとめ

VBAのコーディングを行う上で基本的な構成要素のひとつが「プロパティ」です。

今回はプロパティの基礎知識についてまとめていきます。

プロパティとは?

まず、そもそも他のプログラミング上でのプロパティの定義を確認しておきます。

オブジェクト指向プログラミングで使用されるオブジェクトが保持している、そのオブジェクトの性質を表すデータ。例えば、画像データのオブジェクトならば、高さや幅などのデータをプロパティとして持っている。

具体的にどういったプロパティを持っているかはオブジェクトによって異なり、オブジェクトの開発者がオブジェクトの性質に応じて設定する。プロパティの値には変更できないものと変更できるものがあり、変更可能なプロパティは同じオブジェクトに含まれるメソッドを使用して変更できる。

参照元:プロパティとは 【 property 】 〔 プロパティー 〕 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典はてなブックマーク _%%TITLE

Excel VBAでいうプロパティ

「プロパティ」とは直訳すると「属性」という意味になりますが、実際にはオブジェクトの状態を表すものになります。

参照元:「Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本」

普段何気なく使用しているExcelブックの中においても、実はその中の1セルだけでも無数の情報を持っていることになります。

たとえば、下図でいうB2セルを参考に見てみましょう。

プロパティ①

  • 値・・・Excel VBA
  • 文字色・・・赤
  • フォント・・・MS Pゴシック
  • フォントサイズ・・・11pt
  • フォントスタイル・・・太字(Bold)
  • 塗りつぶし・・・黄色

上記は一例ですが、このような情報が「プロパティ」と言えます。

普段行っている書式設定などがVBAでいう「プロパティ」であるという認識で良いですね。

プロパティの基本的なコード記述方法

プロパティは予め役割によって名前が決まっています。

例)「Value」プロパティは”値”を示す。(他にもさまざまなプロパティが存在します)

VBE上でコードを記述する上での方法は以下の通り、対象のオブジェクトとプロパティを"."[ピリオド]でつなげることが基本になります。

プロパティでできる2つのこと

プロパティの主な役割は以下の2つに分類できます。

  • プロパティを取得する
  • プロパティを設定する

では、順番に見ていきたいと思います。

プロパティを取得する

対象のオブジェクトの任意の情報を取得することができます。

例えば、上図のB2セル(オブジェクト)の値(プロパティ)を取得すると、「Excel VBA」という現在B2セルに設定されている値を取得することができるわけです。

コードの記述方法については基本パターンと同一です。

プロパティを設定する

対象のオブジェクトの任意の情報を設定することができます。

例えば、上図のB2セル(オブジェクト)の値(プロパティ)は現状「Excel VBA」ですが、その値を「Excel マクロ」などの任意の情報に設定(変更)することができます。

なお、この場合のVBE上のコードの記述は以下の通りになります。

設定値を代入するための演算子、"="[イコール]をオブジェクト名・プロパティ名の後に記述することになります。

まとめ

オブジェクトと並び、プロパティはVBAのコードを記述する大半を支える部分になります。

まずは、記述するための書式ルールを覚え、そのあとに各プロパティが何の情報を指しているのかを段階的に覚えておくと良いでしょう。