ダイエットで話題なライザップではないですが、何事も達成したいことがあるならばコミットすることがおすすめです。
もちろん、「Excelスキルを高める」ということもコミットは効果的に作用します。
「コミット」とは?
①関係すること。参加すること。かかわり合うこと。 「ある団体に-する」
②任せること。委任すること。委託すること。
参照元:weblio辞典
ビジネスでもよく「コミットする」という言葉を使いますが、何かしらの約束事を守ることを宣言する、みたいなニュアンスで使いますね。
当然コミットする側は一定の責任が持つことになります。
具体的にExcelスキルを向上させるためにはどんなコミットが有効なのか?
ただ、漠然と「Excelスキルを向上する」というコミットでは、達成しているのかどうかがふんわりしています。
具体的にするためには3つの要素を満たすと良いです。
- 1. コミット内容
- 2. コミットする相手
- 3. 達成期限
1. コミット内容
たとえば、コミットする内容としてふさわしいのは以下のような内容です。
- ○○の項目や機能を網羅した表をつくる
- ○○の結果を自動計算・自動表示できる数式を組む
- ○○の機能を盛り込んだVBAのコードを記述する
- 関連資格(MOSなど)を取得する
やるべき内容が具体的であるほど良いです。
そして、できれば今の自分のExcelスキルでは「やや難しい」くらいの内容だとなお良いです。
少々背伸びをすることで学習のチャンスが増えることになるためです。
MOSを独学で取得したい方は以下のサイトをご参照ください。
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2. コミットする相手
第三者に対してコミットしておくと良いです。
職場であれば、上司や先輩など、自分より上位者の方が自分に対しての強制力が働きますのでおすすめです。
それ以外だと家族や友人でしょうか。
ちなみにコミットする相手が関心が持てるコミット内容になっているとなお良いです。
達成するまでは進捗を確認してくれたり、アドバイスをくれたりする場合もありますし、何よりも達成したときに褒めてもらえたり、喜んでくれる可能性がありますからね(笑)
3. 達成期限
期限を切らないと、この手の約束事は延ばし延ばしになってしまう恐れがあります。
なるべく明日の○時、○週間後、など明確な日付を相手に伝えておきましょう。
この日付を明確にすることで、逆算で今の時点で何をどの程度行わなければならないかも明確になります。
コミットすることで起きること
コミットすると期日までやらなければならないことができます。
すでに持っている知識レベルでできるならアウトプットだけでいいですが、そうでない場合はインプットの時間も増やさないとアウトプットできません。
そして、インプットしたばかりの知識をアウトプットすると、自分の知識・スキルとしての定着度合が劇的に変わります。
たとえば、本で見ただけのことよりも実際に体験した方が理解度が増えるのといっしょですね。
自分の引き出しを強制的に広げるチャンスになりますので、このような機会を意図的につくりだせると、スキル向上を間違いなくしていけますよ。
私も個人的に以下のような実体験があります。
- 関数がまだ慣れていないときにスタッフの評価を行うツールを関数ベースで作成して関数に強くなった!
- VBAを勉強中のときに上司から全ファイルにヘッダーにコピーライト入れられるマクロをつくってほしいと言われてマクロを組めるようになった!
まとめ
コミットすることは、自分に適度な強制力を持たせることで「Excelスキル向上」の優先順位を上げるということです。
手っ取り早くスキル向上したい方は、ぜひコミットしてみてください。
逆に部下などのExcelスキルを向上させる際にはコミットさせる、というのも有効ですね。(なるべく本人意思で決定したように導くのがベストですが)
ご参考になれば幸いです(*^^*)