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今回はMOS試験を独学で最短合格するために、私が実際に行なった戦略について解説します(・∀・)

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ポイントは勉強の順番!

本来、何かしらの資格試験の勉強となると、

      ①参考書を読む
      ②問題集(模擬試験)をやる
      ③解説を読む(復習)

この①~③を反復するのがオーソドックスな流れだと思います。

これもいいですが、独学で最短合格を目指すのであれば、次の勉強の流れをおすすめします(・∀・)

      ①模擬試験を何も見ずにやってみる
      ②解説を読む(復習)

①~②を反復するイメージですね。
見た通り、参考書を読むというインプット部分をすっ飛ばしています。

ちなみに①は模擬試験の制限時間を超過しても良いです。
逆に時間はかかっても問題を一通り回答を出すところまでやりきってください。

参考書を読まずに、まず模擬試験をやる理由

最初に模擬試験をやる理由としては、

  • 本気で悩んで見つけた部分は記憶に定着しやすい
  • 参考書を読まない分模擬試験を回す頻度が高まる
  • ノーヒントで問題を解くから最初に回り道を重ねて、感覚的・経験則的にエクセルのいろいろなメニューを見て全体像を把握しやすい
  • 分からないところの認識が深まり、参考書を読むときに弱点部分に意識が向いて、結果的に短時間でポイントを絞ることができる
  • 自分のスタートラインがはっきりと認識できる(危機感で勉強意欲が上がる・いざとなったら勉強スケジュールの修正も可能)
  • 試験の出題傾向やペース配分、操作ルールなどの試験イメージを明確に持つことができる
  • 模擬試験の回数を重ねるごとに右肩上がりになりやすくモチベーションが上がりやすい

などのメリットがあげられるからです。

もちろん、最初は元々エクセルの知識がなければちんぷんかんで大いに回り道するでしょうが、とりあえず操作してみて、自分の今現在の知識・財産だけで問題を解いてみることが肝心です。

そうすると、最初にかなりの時間を投資することになりますが、その時間は自分の全神経を傾けないといけないため、エクセルに向き合っている時間密度は高く学習効果も高いです。

そこで復習をすることで、最初になんとなく参考書を眺めるよりも主体的に「あの問題の部分だな」とか「こういうケースの出題もあるんだな」など記憶に定着しやすいように読むことができます。

なにより、何度も模擬試験を復習することも目的のひとつなので、質の高い反復練習によって、試験イメージもでき、かつ回数を重ねるほど模擬試験の点数も上がるので(最初は点数が悪いはずですのでw)モチベーションも保ちやすいです。

以前、何かの本で知的好奇心を喚起するためには、自分が知らないという認識を得ること、つまりは「知識の溝(ギャップ)」を意図的に生み出すことが大事だと書いてありました。ソクラテスでいう「無知の知」ですね。
このように「急がば回れ」のように最初のスタート方法に良い時間のかけ方を行うのが勉強の好循環を生むポイントです(・∀・)

さらに弱点部分をピンポイントで反復復習で念には念を!

上記に加え、記憶の定着を行うにはとにかく反復あるのみです。

先日の記事の中で紹介していた「エビングハウスの忘却曲線」のように、人間はとかくモノを忘れる仕組みがあるため、意識的に記憶に定着するように勉強を積み重ねる必要性があるのです。

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ここでのやり方としては、

      ①模擬試験の結果を問題のカテゴリ毎に正答率等の傾向を見る
      ②正答率の低いカテゴリ範囲を集中的に読む(参考書)

がおすすめです。
なお、①は不正解だった問題に印をつけておくというさらにポイントを絞ったやり方でも結構です。

正答率の高い部分は基本的に問題ないとして、ある程度割り切るスタンスが求められますが、短期的に点数の底上げが可能となります(・∀・)

まとめ

本当にシンプルな戦略だと思います。

なんせ、言ってることとしては

  • 勉強の順番は、「模擬試験(何も見ずに)⇒参考書」で回数多く回す
  • 復習は弱点部分を集中的に反復あるのみ!

ですからね(・∀・)

このやり方は後半に行くにつれて精神的にも時間的にも楽になっていくやり方ですので、かなり試験前は自信がある状態で望めるので、心の底からおすすめですね。

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