前回はMOS試験においても復習は重要であるとお伝えしました。
今回はさらに、記録をとることの有用性について触れていきたいと思います(・∀・)
なぜ記録をとるのか?
MOS試験の勉強において記録してほしいのは2点です。
- 勉強時間(何をやったのか含む)
- 模擬試験結果
理由としては3点あります。
- 記録をもとに勉強の進捗状況の見通しが立つ
- 締切効果で勉強の密度が高まる
- 自分の強み・弱みを客観的に認識できる
では、順番に深堀りしたいと思います。
記録をもとに勉強の進捗状況の見通しが立つ
特に勉強開始当初は重要です。
自分が「何にどの程度の時間がかかるのか」をもとに模擬試験であれば試験本番までに○周回せるだとか、自ら立てたスケジュールや得点の伸びとの乖離がないかどうかなど、試験戦略のチェック・修正するための参考値・基準値となるからです。
締切効果で勉強の密度が高まる
人間締切があった方が生産性が不思議とあがります。
これもなるべく本番の試験時間や自分の過去実績から達成できそうなラインに設定すると、より時間内に間に合わせようと集中力が増しますので、勉強の効率が高まります。
自分の強み・弱みを客観的に認識できる
勉強はただ単純に繰り返すだけでは、短時間で安定して成果を出すことは困難です。
自分がどの問題・傾向に弱いのか、数値を持って把握することをおすすめします(・∀・)
記録する方法
これは特に決まりはないですが、なるべく記録が習慣となるよう隙間時間にでも記録をとれる方法をおすすめします。
例えばスマホのアプリとかですね。
特に、模擬試験の結果自体はソフト内に記録されていくことがほとんどであるため、実質留意していかなくてはならないのは勉強時間をいかに記録・集計していくか、ですね。
もちろん、自作のエクセルでも良いですし、ノートに手書きでも結構です。
後々振り返ることができれば細かい作法は気にしないでくださいね(・∀・)
まとめ
記録は人々の潜在意識に訴えかけてくるものがあります。
そうした力を「意図的」に生かしていくのも戦略上必要です(・∀・)
よく仕事におけるフレームワークとしてご紹介されるPDCAサイクルはMOS試験においても流用でき、記録することはPDCAのうち「C(check)」に該当します。
そこで得た情報から「A(action)」に移すことで、より洗練された学びとなります。
最初は若干手間に感じたり、記録をとり忘れたりすることもあるかもしれませんが、記録をとることで必ずリターンの得られる割に良い投資です。
ぜひ、記録をとっていくことで、自分のおぼろげであった目標・到達点がおぼろげながらも明確になっていくことを実感して頂ければ幸いです(・∀・)
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