2013/12/16についにMOS(Microsoft Office Specialist)2013の試験範囲が公開されました!
今回は気になるMOS2013の情報について現状わかる範囲でまとめたいと思います。
MOS2013 Excelの開始予定日
- スペシャリスト(一般)・・・2014年1月末頃予定
- エキスパート(上級)・・・2014年夏予定
当記事執筆時点で1月27日ですが、今週中にはスペシャリストの具体的な開始日が決まるのでしょうかね?
受講予定の方は心の準備をしておいた方がよいですね!
MOS2013の新しい4つの変更点
MOS2013はいつものバージョンよりも試験開始自体が遅いと思っていたら、4点も変更点がありました。
1.エキスパート(上級)が2科目に分割!
なんと、Part1・Part2と分割されています・・・。
詳しい内容は下記参照ください。
Excel 2013 エキスパート(上級) Part1|MOS公式サイト
Excel 2013 エキスパート(上級) Part2|MOS公式サイト
パッと見、2010のエキスパートと比べて「ユーザー設定の書式やレイアウト」が範囲として増えている一方、マクロなどがなくなっているように感じます。
いずれにしても、この2科目分を合格しないとエキスパートの合格証はもらえないらしいので、受講予定の方は今まで以上に頑張らないとですね(^_^;)
2013のバージョンマスターになるためにもExcelもそうですが、Wordでも必須らしいですよ。
MOS 2013 のオフィス マスターは、6科目に合格すると認定となります。
必須科目として、Word 2013エキスパートPart1・Part2 、Excel 2013 エキスパートPart1・Part2 、PowerPoint 2013の5科目、選択科目として、Access 2013もしくはOutlook 2013いずれかの1科目の合格が必要です。
2.エキスパート(上級)の受験料が2,000円引き!
2科目に分割されたためか、1回の受験料はスペシャリストと同じく税抜き9,800円となっています。
3.出題形式がより実践的に!
今までのバージョンでは一問一答型で、出題される問題の前提条件がコロコロ変わっていましたが、2013からは1つのファイルを作り上げる過程から問題が出題されるとのことです。
逆に問題文を毎回四苦八苦しながら読み解くよりも楽で、なおかつ試験後の実際の仕事や生活に役立ちそうな印象ですね。
MOS 2010 までは、25~40問程度の前後に相関関係のない問題が出され、1問ごとに1~2つの課題を解答させるものでしたが、MOS 2013は、ひとつ成果物(ファイル)を完成させる形式の試験です。新しい出題形式は、職場での資料作成や学校での課題製作など、実際の現場で応用できる形式の試験になります。
4.試験画面構成が変更!
3.の出題形式の変更に合わせて試験画面の構成も変更されます。
詳しくは下記をご参照ください。
全体的に作業するファイルイメージが上部、そして画面下側にインストラクションウィンドウ・サンプルウィンドウ・データウィンドウが並べて表示されるようですね。
今までと違うのはサンプルウィンドウ・データウィンドウですね。
指示された問題のゴールとなる完成系が表示され、また問題解決に必要なデータファイルや機能が一覧で表示される親切設計が追加されたということです。
FOM社のテキスト発売日予想!
こちらの記事でもご紹介している通り、MOS試験の対策教材はFOM社のテキストがもっともおすすめできます!!
MOS試験を独学合格するには参考書選びは最重要! | MOS Excel2010をわずか16日・30時間弱でスペシャリストとエキスパートの両方を独学合格した方法をさらすブログ
なお、2013年12月末時点でのFOM社からの回答がYahoo!知恵袋内にありましたが、実際に試験開始していないため、発売日の目処すら特に決まっていな印象を受けました。
FOM出版のMOS2013対策本は、いつ頃、発売されますか? 過去の経緯から、推測できる… – Yahoo!知恵袋
そこで、過去のバージョンの時の発売日からExcel2013のものがいつ発売されるか予想してみたいと思います。
2007のFOM社テキストですが、MSAS用テキストの発売日を入れています。(MOS名称となったテキストは2010年9月に発売されているため)
前バージョンの2010ではスペシャリストが100日後、エキスパートが110日後だということを考慮すると、単純に考えて2013はスペシャリストが2014年5月中に発売となります。
ただし、2013からは上記変更点もあるため、2014年6~7月発売が現実的なラインだと個人的に予想しておきます(・∀・)
エキスパートは試験開始日自体が「夏頃」とアバウトですが、おそらく2014年の年末から2015年の頭あたりに発売でしょうね。
まとめ
新試験の各種変更点は、試験合格者が即戦力となることを証明できる試験にするための試みだと思います。
Excelを覚えたい!という方はMOS2013の受講を考えてもいいのではないでしょうか?
なお、日常的に2010などの旧バージョンを主に使用している方は別に新バージョンの試験を受ける必要はなく、普段使いのバージョンのものを受験した方が対外的にアピールできるので混同しないようにしましょうね。
また、すでに旧バージョンを取得されている方は無理してとらなくても良いと思っています。
それよりも仕事などの日常生活でExcelを使い倒した方が既存合格者にとっては有益ですしね(・∀・)
では、皆さんの素敵なExcelライフを願っております♪
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