構成要素の推移を見るなら積上げ面グラフがおすすめ

データの構成要素で時系列ごとの推移を見たい場合、だいたいの人は積上げ棒グラフを使う方が多いですが、実は積み上げ面グラフの方が見やすいですよ。

面グラフになじみがない方はお試しください(#^.^#)

たとえば、支出の内訳を月別にみていく場合

よくあるのは、支出などのお金の内訳を月などの時系列でまとめて表をグラフ化して視覚的に見やすくしたい場合です。

たとえば、以下のような表ですね。

積上げ面グラフ①

こちらをグラフ化してみましょう。

まずは、オーソドックスな積上げ棒グラフ

構成要素を量として比較する場合に大活躍する積上げ棒グラフも悪くはありません。

積上げ面グラフ②

もっと見やすくするために、要素の間隔を狭めたり、区分線を引くなどするなどの方法もあります。

今度は積み上げ面グラフをみていきましょう。

今度は、積み上げ面グラフ!

どうでしょう?見やすくないですか?

積上げ面グラフ③

積み上げ面グラフは言ってしまえば、積上げ棒グラフの間隔をゼロにしたようなものです。

また、それぞれの色の境目は時系列を示す折れ線グラフのようですので、各要素の増減が分かりやすいんです。

あんまり、積み上げ面グラフを使いこなしている人がいないので、適切に使えると周囲から良い評価をもらえるかもですね(*^-^*)

もちろん、こういった積上げ系のグラフは要素の数が増えると一気に見にくくなるので注意しましょうね。

参考までに作り方は以下の通り。

積み上げ面グラフの作り方(Excel2016)

積上げ面グラフ④

  1. グラフの元データを選択
  2. 「挿入」タブをクリック
  3. 「すべてのグラフを表示」をクリック

積上げ面グラフ⑤

4. 「すべてのグラフ」をクリック
5. 「積み上げ面」を選択
6. 任意の行列を選択
7. 「OK」をクリック

まとめ

意外と使えていないけど、便利なグラフって多いですよね。

特にExcel2016は選択できるグラフの種類が増えたので、データの見せ方を考えさせられることが増えます。

いかに相手へ直感的に理解してもらうか、ビジネスの永遠の課題ですね(´・ω・`)

ご参考になれば幸いです。