条件付き書式活用テクニックその6【アイコンセット】

条件付き書式活用テクニックその6【アイコンセット】

Excelの条件付き書式はさまざまなルールを設定することが可能です。

いずれも視覚的に表の中の数値がどのような状態なのかをわかりやすく伝えてくれます。

今回はExcel2007以降に追加されたルールのひとつとして「アイコンセット」について解説していきます。

操作手順

条件付き書式アイコンセット①

  1. 範囲を選択
  2. 「ホーム」タブをクリック
  3. 「条件付き書式」をクリック
  4. 「アイコンセット」をクリック
  5. 任意のアイコンセットを選択

5.の手順では今回は「3つの矢印(色分け)」を選択しています。

条件付き書式アイコンセット②

ここまでで1.の手順で指定した範囲に対してアイコンセットが表示されました。

6. 想定通りにアイコンセットが表示されているか確認
7. 「条件付き書式」をクリック
8. 「ルールの管理」をクリック

6.の手順で想定通りであれば、この手順までで終了です。

条件付き書式アイコンセット③

「条件付き書式ルールの管理」ダイアログが表示されます。

9.  アイコンセットのルールを選択
10. 「ルールの編集」をクリック

条件付き書式アイコンセット④

「書式ルールの編集」ダイアログへ遷移します。

11. 任意の設定へ編集
12. 「OK」をクリック

11.の手順では今回は指定範囲の数値が「0」より大きければ上矢印、「0」以上なら右矢印、「0」より小さければ下矢印へ修正しています。

条件付き書式アイコンセット⑤

「条件付き書式ルールの管理」ダイアログに戻ります。

13. 「OK」をクリック

条件付き書式アイコンセット⑥

無事想定通りにアイコンが表示されました!

まとめ

アイコンセットは指定のアイコンを各セルに表示させることができるため、色付けよりも明確にその数値が良いのか、悪いのかがわかりやすいです。

色付けは凡例や色付けしている基準を示しておかないと誤解を生む恐れがあります。

使いどころとしては今回の例のような数値の比較(差異など)を示した部分に効果的ですね。

ぜひ、ひとつの表現手段の幅・引出しとして参考にしていただければ幸いですm(_ _)m