AさんAさん

関数を使っているとエラー表示になることがありますが、そのままだと見栄えが悪くなりますし、そのエラーになったセルを参照している他の関数までエラーになってしまうので困っています。
何か良い方法ないですかね?

森田森田

エラー表示は確かに見栄えが悪いですし、複数の関数がエラーになると芋づる式にエラー続きになってしまいますね。
解決策は4つのテクニックがあります。
今回は、4つのテクニックのそれぞれの使いどころについて解説していきますね。

はじめに

本題に入る前に、この記事がおすすめな人を挙げてみます。

  • 関数のエラー表示に困っている人
  • エクセルを扱う機会がある人
  • 事務職を目指している人

ちなみに、最低限「IF関数の基礎」を把握している想定での記事となります。
※自信がない方はこちらの記事で学んでください。
【エクセル初心者向け】データの条件分岐を自動化してストレスフリー!IF関数の使い方

数式・関数でエラー表示になってしまう!

たとえば、次のような単純な掛け算でも、数値ではない”-“などの文字列が入るだけで数式・関数はエラー表示になってしまうことがあります。

エラー表示は、数式や関数の入力間違いや参照誤りを気づかせてくれるアラート機能なので、基本的にはユーザーが不具合を認識するためになくてはならない便利な機能です。

しかし、単に数式や関数の計算対象に設定していたセルが未入力であっただけでもエラー表示になってしまうという、おせっかい機能になってしまうケースもあります。

こういった場合に、エラー表示をそのままにしておくと見栄えが悪いですし、そのエラー状態のセルを参照している他のセルの数式・関数の結果も連動してエラーになってしまいます。

ちなみに、エラー値の種類や原因については、以下の記事をご参照ください。

数式・関数のエラー表示を回避する4つのテクニック

上記のようなエラーを回避するためのテクニックは以下の4つがあります。

  1. IF関数+ISERROR関数
  2. IFERROR関数
  3. IF関数+ISERR関数
  4. IF関数+ISNA関数

この4つのテクニックは回避できる対象のエラー値が異なります。

次の7種類のエラー値のうち、下記の表の”○”がついているものが、それぞれのテクニックで回避できるエラー値となります。

エラー値 テクニック①
【IF関数+ISERROR関数】
テクニック②
【IFERROR関数】
テクニック③
【IF関数+ISERR関数】
テクニック④
【IF関数+ISNA関数】
#N/A
#VALUE!
#REF!
#DIV/0!
#NUM!
#NAME?
#NULL!

この表を見るとわかりますが、テクニック①と②は対象のエラー値が一緒ですね。

ここでの使い分けは、エクセルのバージョンで切り分けましょう。

Excel2007以降をお使いであれば、同じことがよりシンプルな数式となるテクニック②【IFERROR関数】がおすすめです。

逆に、Excel2003以前の古いバージョンであればテクニック①【IF関数+ISERROR関数】を使いましょう。

もし、回避したい対象のエラー値が限定的であれば、回避したいエラー値に応じてテクニック③【IF関数+ISERR関数】テクニック④【IF関数+ISNA関数】を使い分けると良いですね。

ここまでの解説をまとめると、以下のようなフローチャートになります。

それぞれのテクニックの詳細は下記のリンクからご確認ください。

テクニック①【IF関数+ISERROR関数】

テクニック②【IFERROR関数】

テクニック③【IF関数+ISERR関数】・テクニック④【IF関数+ISNA関数】

さいごに

いかがでしたでしょうか?

数式を扱う以上、エラー表示は避けては通れませんし、遭遇する可能性も高いため、上記のテクニックを読んで実務で活用できるレベルまで練習することをおすすめします。

特に、今ではExcel2010以降が主流なので、テクニック②【IFERROR関数】を優先的に学べば大抵のケースに対応できるはずですよ。

その他、便利なIF関数の応用テクニックを知りたい方は、私の書籍で紹介しているので、こちらもご参考にしていただければと思います。

▼IF関数を基本から応用まで体系的に学びたい方向け

▼IF関数の応用テクニックに加えて、その他VLOOKUP関数なども学びたい方向け

ご参考になれば幸いですm(_ _)m

森田森田

IFERROR関数は登場依頼、本当に画期的な関数だと感動したものです。
これから学ぶ人は、テクニック②【IFERROR関数】をまずはマスターし、必要に応じてその他のテクニックを使えるようになれば問題ないですね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう