BETAINV関数・BETA.INV関数--指定されたβ分布の累積分布関数の逆関数値を返す

BETAINV関数/BETA.INV関数はβ分布の累積分布関数の逆関数値(BETADIST関数/BETA.DSIT関数の引数「X」)を返す関数です。

では、BETAINV関数/BETA.INV関数の詳細は以下の通りですよ (・∀・)

BETAINV関数/BETA.INV関数の基本情報

読み方

ベータ・インバース

関数ライブラリのカテゴリ

  • BETAINV関数:互換性
  • INV関数:統計

説明

Officeの公式の説明文をそれぞれ引用します。

BETAINV関数

指定されたβ分布の累積β確率密度関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = BETADIST(x,…) の場合は、BETAINV(確率,…) = x となります。β分布は、プロジェクト計画などで、期待される完了時間と公差を指定して予想完了時間をモデル化する場合に使用できます。
重要: この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい 1 つ以上の関数で置き換えられました。この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excel の将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。

この関数はExcel2007以前のバージョンと互換性があります。
累積β確率密度関数の逆関数を返します。

BETA.INV関数

Microsoft公式サイト

β累積確率密度関数 (BETA.DIST) の逆関数の値を返します。
つまり、確率 = BETA.DIST(x,…TRUE) の場合は、BETA.INV(確率,…) = x となります。β分布は、プロジェクト計画などで、期待される完了時間と公差を指定して予想完了時間をモデル化する場合に使用できます。

β累積確率密度関数 (BETA.DIST) の逆関数の値を返します。
確率にはβ確率分布における確率を指定します。

構文

関数を記述する際のそれぞれの構文は以下の通りです。

※引数名を[]で囲っているものは省略可能

BETAINV関数

BETAINV(確率,α,β,[A],[B])

BETA.INV関数

BETA.INV(確率,α,β, [A],[B])

引数

引数名 BETAINV BETA.INV 説明
確率 β分布における確率を指定します。
α 確率分布のパラメーターを指定します。
β 確率分布のパラメーターを指定します。
A x の区間の下限を指定します。
B x の区間の上限を指定します。

※関数名の列の”○”は必須、”△”は省略可

参考知識

β分布とは

後日更新予定

確率分布とは

後日更新予定

BETAINV関数/BETA.INV関数の使い方(使用例)

オーソドックスな使い方として、各引数を用意してあげます。

今回はランダムな数値ですが以下のような数値にしてみました。
※引数「確率」はBETADIST関数/BETA.DIST関数の記事のサンプルの返り値を使用

引数名
確率 0.773438
α 3
β 5
A 1
B 3

こちらで計算してみた結果が以下の通りです。

BETA.INV関数①

BETA.INV関数を入力したC2セルに結果が返りました。

戻り値(返り値)が”2”となりました。

こちらはBETADIST関数/BETA.DIST関数の記事の引数「X」といっしょでした。

なお、BETA.INV関数のExcel2007以前の互換性関数であるBETAINV関数の結果もまったく同じになりますよ。

BETA.INV関数②

注意事項

関数の戻り値(返り値)がエラー値“#VALUE!”

各引数に数値以外の値を指定した場合はエラー値“#VALUE!”が返されますよ。

なので、各引数に文字列は厳禁ですよ(>_<)

関数の戻り値(返り値)がエラー値” #NUM!”

次の場合に、エラー値“#NUM!”が返されます。

  • 引数「α」と引数「β」のいずれかが0以下の場合
  • 引数「確率」が0以下の場合
  • 引数「確率」が1より大きい場合

引数「A」と引数「B」をいずれも省略した場合

引数「A」と引数「B」の値を省略した場合は、標準の累積β分布の値として決まっている以下の値が使用されることになります。

  • 引数「A」=0
  • 引数「B」=1

BETAINV関数/BETA.INV関数の精度は引数「確率」次第

BETAINV関数/BETA.INV関数の戻り値(返り値)は、引数「確率」の値が指定されると、BETA.DIST(X, α, β, TRUE, A, B) = 確率となるような値Xがシーク(逆算)されます。
したがって、BETA.INV 関数の精度は BETA.DIST 関数の精度に依存します。

まとめ

BETAINV関数/BETA.INV関数はβ分布を活用するプロジェクト管理や統計分析を行なう際などに役立ちます。

具体的なビジネスへの応用例も別途ご紹介できればと思います。

ご参考になれば幸いですm(__)m

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

無料メルマガはじめました!(特典あり)

メールアドレスを登録すればブログではお伝えできない情報を無料で受信できます。
今なら特典として、サンプルファイルを無料でプレゼント中!
もっとエクセルをスキルアップしたい方は、ぜひご登録くださいm(__)m

ご案内

おすすめ記事