Excelマクロ(プロシージャ)の実行方法その4【コマンドボタン】

Excelマクロ(プロシージャ)の実行方法その4【コマンドボタン】

前回Excelマクロについてショートカットキー経由で実行する方法について解説しました。

Excelマクロ(プロシージャ)の実行方法その3【ショートカットキー】 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

今回はExcelマクロをコマンドボタン経由で実行する方法について解説していきます。

事前準備

リボンの「開発」タブを表示しておく必要があります。

「開発」タブの表示設定については下記記事をご参照ください。

VBAをはじめる前の環境準備!リボンの「開発」タブの表示方法 | Excelを制する者は人生を制す ~No Excel No Life~

操作手順

Excelマクロ実行方法その4①

  1. 「開発」タブをクリック
  2. 「挿入」をクリック
  3. 「ボタン(フォームコントロール)」をクリック

Excelマクロ実行方法その4②

描画モードになります。

4. 任意の場所・ボタンの大きさを調整(マウス左クリック押したまま)

マウス左クリックを離した時点で「マクロ」ダイアログが表示されます。

5. 任意のマクロを選択
6. 「OK」をクリック

ここまででコマンドボタンの設定は完了です。

Excelマクロ実行方法その4③

上図のようにコマンドボタンができましたので、このボタンをクリックすると5の手順で設定したマクロ(プロシージャ)が実行されます。

【参考】コマンドボタンの編集

コマンドボタンを編集したい場合は、コマンドボタンにマウスのカーソルを合わせた上でマウス右クリックです。

Excelマクロ実行方法その4④

すると、上図のように編集メニューが表示されます。

主にボタンに表示されるテキストを変更したり、ボタンにひもづけるマクロを変更する場合に使用します。

それぞれ、テキスト変更の場合は「テキストの編集」を、マクロ設定を変更の場合は「マクロの登録」をクリックしましょう。

Excelマクロ実行方法その4⑤

ちなみに上図はコマンドボタンのテキストを「マクロ実行」に変更をしてみた結果になります。

なるべくコマンドボタンのテキストは実行されるマクロの内容と合致し、かつシンプルなものが望ましいです。

まとめ

マクロを設定した人以外にマクロの実行をさせる場合はコマンドボタン経由の方が良いです。

直接コードをいじられてしまう可能性を減らすことが期待できますよ!

次回はまた別の実行方法について解説していきます。