【Excel2010】SmartArtでベン図を描く方法

【Excel2010】SmartArtでベン図を描く方法

ベン図は複数の集合や要素の関係性を視覚的にわかりやすくできます。

Excelではグラフ機能ではなく図表としてSmartArt機能で簡単に作図が可能です。

今回はSmartArtでベン図を描く方法について解説していきます。

ベン図とは?

ベン図(ベンず、もしくはヴェン図、Venn diagram)とは、複数の集合の関係や、集合の範囲を視覚的に図式化したものである。イギリスの数学者ジョン・ベン(John Venn)によって考え出された。

(中略)

論理演算をベン図で表すことがある。ベン図は本来は集合についての関係を表すもので、論理演算に対してベン図を用いるのは本来の使い方ではないが、現実には、集合代数と論理演算がブール代数として等価であることから、論理演算を視覚的にわかりやすく表現する手法としてしばしばベン図が用いられる。
論理演算をベン図で表す場合、円は論理演算の入力値を表す論理変数に対応し、円の内部はその変数の値(真理値)が真(1、もしくはT)であること、円の外部は偽(0、もしくはF)であることを表す。論理演算の出力値を真にする入力値の組に対応する領域に斜線を引いたり色を付けたりすることで、入力値と出力値の関係を表す。

参照元:ベン図 - Wikipediaはてなブックマーク _%%TITLE

ExcelではANDやORなどの演算子の説明をする際はベン図が説明しやすいですね(・∀・)

操作手順

ベン図①

1. 「挿入」タブをクリック
2. 「SmartArt」をクリック

「SmartArtグラフィックの選択」ダイアログが表示されます。

3. 「集合関係」をクリック
4. 「基本ベン図」をクリック
5. 「OK」をクリック


ベン図②

6. SmartArtツール「デザイン」タブをクリック
7. 「色の変更」をクリック
8. 任意の色を選択(今回は「カラフル-全アクセント」を選択)

色を変更しなくても良い場合は6~8の手順は割愛してOKです。


ベン図③

9. 任意のスタイルを選択(今回は「グラデーション」を選択)

色を変更しなくても良い場合は9の手順は割愛してOKです。


ベン図④

10. 各円へ任意の文字列を入力

入力完了後、「↓」や「↑」で対象の円を変更できます。
また、円を追加したい場合は[Enter]、削除したい場合は[Backspace]をそれぞれ押下しましょう。

各円を選択(クリック)して入力しても良いです。


ベン図⑤

ここまででベン図が完成しました!

【参考】各円の大きさを調整したい場合

ベン図⑥

グラフのように具体的な数量に応じて各円の大きさを調整したい場合は以下の操作手順が必要になります。

1. 任意の円を選択(クリック)
2. [Shift]を押しながら4隅をドラッグ

[Shift]に加えて[Alt]をいっしょに押すとセルの隅に大きさをそろえることができます。
予め列と行の幅を方眼紙状にしておくと細かい調整が簡単にできます。

まとめ

文字で表現するよりも図表化した方が相手に伝わる、といったことは往々にしてあります。

ベン図以外にもSmartArt機能はいろいろな図表をかんたんにきれいに作成できますので、いろいろ試してみてくださいね(・∀・)