Excelで折れ線グラフを使っていた際、グラフの根拠としていたデータの中で歯抜けになってしまう場合も発生します。
その際、折れ線グラフが途中で途切れてしまい、見栄えが悪いと思う方も多いでしょう。（私もよく思いました）
今回は折れ線グラフが歯抜けで途切れてしまった場合にデータ要素を線で結ぶ（つなぐ）方法について解説していきます。
具体的な事例
いまいち文字だけではイメージしにくい方もいると思いますので、具体的には下図のような状態を指します。
グラフの途中で見事に線が途切れてしまっています。
今回はこの途切れた線を結んでいきたいというわけです。
操作手順は以下の通りです。
操作手順
- グラフ範囲を選択の上マウス右クリック
- ツールバー上で「グラフエリア」が選択されているか確認
- 「データの選択」をクリック
1.の手順の際、グラフ内の枠の余白部分を意識してマウス右クリックすると「グラフエリア」になりやすいです。
2.で「グラフエリア」以外を選択していた場合はプルダウンから「グラフエリア」に変更してください。
「データソースの選択」ダイアログが表示されます。
4. 「非表示および空白のセル」をクリック
「非表示および空白のセルの設定」ダイアログが表示されます。
5. [空白セルの表示方法]を「データ要素を線で結ぶ」に選択
6. 「OK」をクリック
「データソースの選択」ダイアログに戻ります。
7. 「OK」をクリック
ワークシートに戻ります。
グラフ上を確認すると、途切れていた部分が線でつながれました！
まとめ
グラフのちょっとした「こーしたい！」は書籍よりはネット検索した方が手っ取り早いです。
さすがにそこまで対応した書籍はないからです。
ただ、いろいろなグラフの作成方法を知る中で、グラフ機能でできることの幅が広がるので時間のある方、興味のある方は書籍を通していろいろなグラフの作成方法を学ぶことも併せておすすめします(・∀・)
個人的にはグラフのレパートリーが多い「達人が教える Excelグラフテクニック101」などがおすすめです。
